船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　こんにちは。（株）船井ビジョンクリエイツの高橋です。
　今回は、私が体感した「イヤシロチ」のもつ力について書きたいと思います。
　現在、弊社では１２月に予定している「イヤシロチ探訪セミナー」をご案内しております。このセミナーは今回で第４弾を迎える人気のセミナーで、リピーターの方も多くいらっしゃいます。
　さる４月に第３弾を開催した際、私も同行させていただき、とても貴重な経験をすることができました。

　その時に印象に残ったことを、少しお伝えしたいと思います。
　２日目の朝、嵐山の渡月橋から上流に向かって屋形船で保津川を遊覧しました。ナビゲーターの石川和孝先生、大橋智夫先生、奥田祐斎氏がそれぞれ船に分乗されました。　私は大橋先生の船に乗せていただきましたが、そこで不思議な経験をしました。船が出発すると、ほどなくして川の中央に大きな石が見えてきました。要石と呼ばれている石です。大橋先生がその石には大きなエネルギーがあり、そこを分岐点に上流側と下流側でエネルギーが変化するといったようなお話をされていました。

　船で石を通過する際に、その違いを感じてみようと思いました。すると、感じ方に変化が起こりました。
　石から上流側に船が入っていくと、とてもおだやかなやさしい気を感じます。空気がとても繊細に振動していることが肌で感じられます。なんともいえない心地よさ、おだやかさを感じるとともに、この風景に自分が溶け込み、あたかも自分が自然そのものになっているかのような一体感につつまれました。
　それとは対照的に、遊覧を終え、石を通過して下流にくだっていくと次第に振動が荒くなり、自分が日常的にふれているのとなんら変わらない、語弊を恐れずに言うのなら、俗っぽい空気を感じました。上流と同じ風景なのに、この石を境として、はっきりと空気が分かれていることを体験し、自分がふだん自然にふれるときに、このように繊細な気を感じたことはあっただろうかと、思いました。
　この時、「イヤシロチ」のちからを、肌で感じました。もともと自然の中に分け入るのが好きな私は、自分なりに心地よさを感じる場所や元気が回復できる場を感覚をたよりに探し足を運ぶなどしてきましたが、この時に得た感覚ははじめてのもので、一度かぎりではあってもしっかり自分のなかに大切な経験として残っています。
　船井会長が、癒される場所、そこにいると気分がよくなり元気になる土地として、「イヤシロチ」を書籍や講演などで紹介してきましたが、私も今回体感できてとてもよかったです。

　皆さまも、もし機会がございましたら、一度ぜひ足をお運びいただきその魅力を体感いただけるなら幸いです。１２月の「イヤシロチ探訪セミナー」は源氏物語ゆかりの地を訪ねるなど、旅の楽しみも増えております。
　また、弊社プロデュースの大橋先生の著書『流すだけで運気が上昇する魔法のＣＤブック』（ビジネス社刊）も６刷り、２万部を突破し、大好評です。
　最後までお読みいただきまして、ほんとうにありがとうございました。


１１周目：「わたしのすきな、フェアトレードの服　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」