船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　先日の正月休みに母校（高校時）の同窓会がありました。私が現在３０歳ですので、高校卒業時から１２年の月日が流れたことになります。中には１２年振りに顔を合わせる同窓生もいて、高校時代を懐かしく語り合い等しました。

　同窓会に参加して良かったと思うことは、月日の流れを一度リセットして省みることができたことです。日々同じような環境を過ごしていると発見することができない感覚を、ある意味１２年前までタイムスリップしたことで改めて気付くことがありました。　１２年の歳月を経て気付いたこと…、様々な同窓生と話していると、良くも悪くも変わったと印象を受けたりしましたが、現在の人間を形成するまでに様々な環境に身を置いてきたはずで、学生時代から離れた職場や結婚、出産等、環境の変化が、人間形成に多大な影響を与えることを強く感じました。

　「環境」は人にとって、とても大切なのでしょう。また人は環境に左右されやすいと言えると思います。私は、特に（株）本物研究所に転職してから如実に感じるようになりました。なぜなら自分自身の成長は、環境なしでは考えることができないと思える程、環境に恵まれてきたと断言できるからです。
　崇高な会社の理念、社内に入ってくる真実の情報、働きやすい職場環境、人間性の高いスタッフやお客様に囲まれることで、“ツキで周りを囲んでいる”ような状態です。　「人の成長」という物差しで考えると環境に恵まれることは大切な要因だと思います。

　船井会長は「ツイてる人と付き合いなさい」と言いますが、その効果は、私なりに解釈すると、ツキで周りを固めていくことで、自分を取り巻く環境を整えることと考えました。優れた上司の元で仕事能力を研鑽していくこと、心底から付き合える友人を持つこと、また、身体にとってより自然な食べ物を取り入れること、確かな心の指針を持つこと等、なるべくツイてるもので周りを固めることで環境を整え、その積み重ねが長い年月を経ると大きな差となって現れるのだと思います。「全ての原因が自分にある」と考えると、ツキを呼びこんできたのも自分かもしれません。そういうツキの積み重ね、循環が人生を好転させる要因になるのでしょう。

　我々（株）本物研究所は、あらゆる「本物」を考える会社です。「本物」は言い返ると色んな本物を集め、考えることで、ツキで周りを固めていく作業と言えるかもしれません。そのようなツキを呼び込むのも、自分自身の日々の良心的な心持ち、行動が鍵です。本物を伝えるためには私自身がツキで周りを固めた状態でなければ発信していくことはできません。

　１２年前にタイムスリップしたことで、「環境」の大切さを改めて感じました。再び再会した同窓生を今度はどのように感じるでしょうか。同窓生と比較して環境に優劣をつけるのではありせん。歳月を経た経験により、新たな気付きを得ることができたと考えると、またどんな気付きがあるのか再会の日が楽しみです。


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４周目：「旧友　（テーマ：“働く”ということは）」
５周目：「志を一つに　（テーマ：私が日々思ふこと）」
６周目：「伝えるということ　（テーマ：私が日々思ふこと）」
７周目：「自身の役割とは　（テーマ：私が日々思ふこと）」
８周目：「冬の季節に思うこと　（テーマ：私が日々思ふこと）」
９周目：「お客様に教えられる　（テーマ：私が日々思ふこと）」
１０周目：「本物の法則とは　（テーマ：私が日々思ふこと）」
１１周目：「死生観　（テーマ：私が日々思ふこと）」
１２周目：「商売の本質　（テーマ：私が日々思ふこと）」
１３周目：「勝負の別れ目　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
１４周目：「日々私が思うこと　（テーマ：私が日々思ふこと）」
１５周目：「信頼から生まれる組織力　（テーマ：私が皆さまにお伝えしたいこと）」