船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

皆さまこんにちは。

ぽかぽかと春めいて、気持ちの良い季節になって参りました。
ふんわり優しい気持ちになる、そんな今日このごろ。
皆さまは春をどのように味わいますか？


さて、皆さまは映画　“禅”　をご存知でしょうか？
すでに観られた方もいらっしゃるかもしれませんね。


私は、月に２、３回ですが座禅をしていることもあり、この映画にはとても興味がありした。
ありがたくもお客様からチケットをいただき、主人と 先日、“禅”を観に行くことが出来ました。


“　禅　”


皆さまはどのようなイメージをされるでしょうか？


曹洞宗ですので仏教ですが、私には宗教という枠を超えたようなものを感じます。


“　いま・ここ　”　を生きている自分自身を感じ、生命（いのち）が整ってゆく。

そのままの自分と出逢っていく。
そんな感じがしています。


映画の中でよく発せられていた言葉がありました。


“　あるがまま　”


なんだかとても気に入ってしまいました。


例えば満員電車でちょっと嫌な気分になってしまった時。
私は私を観るようになってきました。
“ちょっと嫌だなって私は思ってるんだね”と。
受け入れてあげる感じでしょうか。


“あるがまま”
“あるがまま”


ポジティブにもネガティブにも私の心は移りかわりますが、気づくと私はその心を微笑んで観ていることが多くなりました。


“あるがまま”
“あるがまま”
そうすると特にネガティブな感情は不思議となくなっているんです。


“こんなこと思っちゃいけない”とか“こう思わなくっちゃ”って自分に言い聞かすのは辛いです。

過去を気にして過去に生きたり、未来に不安をいだいて一歩を踏み出せない。
“　いま　”にいない自分はもったいないと思います。



それともうひとつ、響いた言葉がありました。


“見てから観るか”
“観てから見るか”


“見てから観ている”自分が多かったように思います。
それから私はまず出来事を観るよう意識しはじめてみました。


そのことの本質を今まで、どのくらい観ていただろう・・・。


表面だけの出来事だけでは、
本当は何が起きているのかはわからない。
本当は何が大切なのかがわからないような気がしています。


原因と結果の法則をご存じですか？
―　全ての結果には原因がある　―


私が捉える　“観てから見る”　の観るはそのことの本質や原因を観る、
ということだと思うのです。


すると起きている出来事への反応や対処の仕方が変わってくると思うのです。


そんなことをまた少し意識するようになってきました。
映画　“　禅　”
私の生命（いのち）に静かに響く映画でした。
オススメです。


ほんの少し“　禅　”にふれてみてはいかがでしょうか？
最後までお読みいただきありがとうございました。


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１５周目：「志（こころざし）　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
１６周目：「上司の背中　（テーマ：仕事をしていて感動したこと）」