船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　みなさまこんにちは。秋晴れのすがすがしい季節となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか？
　１１月より（株）船井本社（熱海）に勤務させていただいております、相澤智子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。


　２００９年６月８日のこちらのホームページでもご紹介させていただいた山元加津子さん（養護学校の先生をされています）も言葉をご紹介させていただきます。　山元さんはいつも大切なことを教えてくれます。私は山元さんに出会い、考え方に大きな影響を受けました。とてもいいお話なので皆様にもぜひ読んでいただきたいです。


「私は長い間、考えないようにしていたことがあったような気がします。人はみんないろいろでいい、得意不得意もいろいろで、どんな風だから人間的に価値があるというようなことはないとわかっていたつもりでした。けれど優しい人と優しくない人がいたら、優しい人のほうがいいのじゃないか、怠けてしまう人より勤勉な人の方がすぐれているのじゃないか、暗い人と明るい人がいたら明るいほうがいいのじゃないかと思っていたような気がします。カッとしてしまう人より、穏やかで人を傷付けない人の方がすぐれていると思っていたような気がします。人はみんないろいろでいいと言いながら、そのことには目をつぶっていたような気がするのです。
　子供たちが教えてくれること。それは自分が自分であることの大切さです。たとえばどこの国のどんな状況に生まれようとも、得意なことが何で、不得意なことが何であろうとも、どんな自分であろうとも、大きな宇宙が自分をその姿かたち、そしてこの状況に置いてくれたということには、きっときっと大きな意味があるはず。･･･私が私であることが、一番いいことだったから、私は今の自分に生まれたんだ･･･そのことだと思うのです。『自分の事好きでいいんだよ』ということだと思います。」


　みんなが大切な存在で、みんな何かを伝え合いながら存在している。何をしたから偉い、何もしていないから自分はだめなんて思わなくていいし、ポジティブなことがよくてネガティブなことはだめなんてこともない。大きなことも小さなこともみんな必要でみんなが大切な存在なんだということを教えてくれました。
　今ある自分から始めて、成長していけばいいんだなと思えるようになりました。

　お読みいただきありがとうございました。


１７周目：「とってもシンプル　（テーマ：最近読んでオススメしたい本）」
１８周目：「忘れずにいたいこと　（テーマ：私から皆様にお伝えしたいこと）」
１９周目：「素直にまっすぐに　（テーマ：私から皆様にお伝えしたいこと）」
２０周目：「道元から学んだこと　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」