船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。

船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
これからは私が親を支える時 (テーマ:私から皆さまにお伝えしたいこと)
2010.12.10(Fri)
社名:イリアール(株) 企画部
名前:諸橋 寛子

 皆さま、こんにちは。
 イリアール株式会社 企画部の諸橋と申します。
 イリアール化粧品をご紹介する「iLiR Beauty」の編集を担当しております。

 私がいつも元気でいられる源は家族です。
 何があっても、とりあえず私の話をじっと聞いてくれる母と、叱咤激励しながらも元気づけてくれる夫。この二人に話を聞いてもらいながらストレスを発散しているので、いつも前向きに自分を保っていられるのではないかと、口にこそ出してはおりませんが、日々とても感謝しております。

 いつまでも親は元気でいるものだと思っていた5年前に父が亡くなり、母は父のいない広い家で一人暮らしを始めました。皆さんのお母様もそうだと思いますが、母親っていつも元気なイメージですよね。弱音も吐かず、毎日パワフルに笑っている感じ。
 私の母も家の近くを実に意欲的に動き回っています。
 フォークダンスのサークルであちらこちらに呼ばれて行っては踊って、パーティーと称する大会に出たり、みんなの衣装を手作りしたりしています。また区のシニア大学に通っては、ダンス仲間とは別の新しい友達を作ったりして、本当に人生を楽しんでいるように思っていました。
 ・・・とはいえ、老人の一人暮らしは何かと心配なので、一日一回は必ず電話をかけて、お互いに声を確認するようにはしています。

 このところ私の仕事が忙しく、帰りが遅くなってしまい、2日ほど連絡ができないことがありました。
 以前はそんなことがあっても問題はなかったのですが、先日は違いました。
 母から珍しく仕事中に電話がかかってきました。何か急用かと思い、急いで電話に出たところ、
 「昨日も一昨日も連絡がなかったから、何かあったんじゃないかと心配心配で・・・」
 病気で休んでいる訳でもないし、一瞬そんなくだらないことで仕事中に連絡をしてくるなんて・・・と思いましたが、よくよく聞いてみると、母の声のトーンがいつもとは全然違う様子。
 どうも2日間、私の連絡をじーっと待っていたみたいなのです。

 「元気ならいいの。頑張って仕事しなさい!」とすぐに電話は切れましたが、何となく心の中がじ〜んと熱くなりました。
 自分の人生を楽しんでいるようだったので、私達子供がどうであろうと、それはそれと割り切っているのかと思っていたのですが、私が母を必要としているように、母も私を必要としているということがやっとわかりました。

 いつまでも親は元気で、自分は子供。親に頼ることはあっても、頼られることはないと思っていたのですが、母親の不安で弱い部分が見えた時に、自分を意識を変えなければいけないことに気づきました。
 私達夫婦には子供がいません。
 よく自分が親になった時に、初めて親の存在の大きさ、ありがたさに気づくものだと聞きますが、
 そういう経験がないままで今まで来てしまった分、気づくのが遅くなっていたのかもしれません。

 今まで苦労をしながら、一生懸命に育ててくれた両親。父は亡くなってしまいましたが、これからは父の分も、私が母をしっかり支えていかなければいけないと痛感しました。一方的に話を聞いてもらっていましたが、確かに最近母の話を聞くことも多くなってきました。いつの間にか立場が少しずつ逆転しているような、そんな気がしました。
今度は私がいつまでも明るい母でいられるような、そんな頼りがいのある自分になるために頑張る時だと思っています。


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