ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測

このページは、社会分析アナリストで著述家のヤス先生こと高島康司さんによるコラムページです。
アメリカ在住経験もあることから、アメリカ文化を知り、英語を自由に使いこなせるのが強みでもあるヤス先生は、世界中の情報を積極的に収集し、バランスのとれた分析、予測をされています。
スピリチュアルなことも上手く取り入れる柔軟な感性で、ヤス先生が混迷する今後の日本、そして世界の情勢を予測していきます。

2019.01.01(第59回)
クレイグ・ハミルトン・パーカーの予言とメッセージ

 新しい年が明け、2019年となった。一層激しくなる米中貿易戦争や米トランプ政権による保護貿易主義の発動などが背景となり、今年は政治や経済が激動する年になりそうな予感だ。日経の株も乱高下し、最終的にはアベノミクスの維持も困難になるような事態もあり得るかもしれない。
 そこで今回は、このコラムでは何度か紹介したことのあるイギリスの著名なサイキック、クレイグ・ハミルトン・パーカーの2019年の予言を掲載する。すでに以前のコラムでパーカーの2019年予言全般を紹介したが、今回は12月に発表された追加予言である。ほとんどがトランプ政権に関するものだった。

●トランプはアメリカを偉大にするか?
 「アメリカを偉大にする」というのがトランプの口癖だが、実際はどうなのだろうか?

・トランプは、ビジネスマンであって政治家ではまったくない。トランプ独自のやり方でよくも悪くも世界を根本的に変えてしまう大統領になる。

・いま米中貿易戦争で中国がターゲットになっているが、この影響で中国では、それこそ内部から爆発するような革命が始まる。中国にとっては厳しい時期だ。

・中国の次にトランプがターゲットにするのは、ドイツの自動車産業である。ドイツには大きな打撃だ。

●トランプは弾劾されるのか?
 中間選挙で民主党が下院の過半数を奪還した。これでトランプが弾劾される可能性が高まった。本当に弾劾されるのだろうか?

・トランプが弾劾されることはない。トランプの弾劾を支持する勢力よりも、トランプを擁護する勢力のほうが強い。すべての政治家にはなんらかの疑惑があるが、トランプに対する疑念もそうしたもののひとつにしか過ぎない。

・それどころか、トランプは2期目も勝利し大統領となる。一方、問題が起こるのはヒラリー・クリントンのほうだ。これまでの疑惑が浮上し、ヒラリーは政界を完全に引退することになるはずだ。そして、なにかの宣教師のような役割になる。

●トランプは第3次世界大戦を引き起こすか?
 トランプ政権は中国やロシアと鋭く対立している。将来、第3次世界大戦は起こるのだろうか?

・アメリカとロシアは、ウクライナとシリアを巡ってこれまで以上に鋭く敵対する状況となる。これが全面戦争に発展するギリギリの危機はあるだろう。トランプは大統領を2期つとめるので、これは2期目に起こるかもしれない。

・以前にも予言しているが、時間をかけながらシリアはアメリカとロシアで2分割される。そして、サウジアラビアも中東の問題でアメリカと歩調を合わせることになる。

・このようにアメリカとロシアは全面戦争に向かう危機になるが、トランプが北朝鮮に対しておこなったように、ギリギリのところでトランプとプーチンの間で交渉が成立し、戦争は回避される。

●イギリスのEU離脱(ブレグジット)予言
 これから予定されている今年の大きなイベントは、イギリスのEU離脱である。どうなるのだろうか?

・私が過去に公表した「ブレグジット」に関する予言は変わっていない。基本的にこれは、合意のないEU離脱になるはずだ。いま新たに国民投票を行うべきとか、メイ政権を解散し総選挙を実施すべきだとかいろんな方向性が浮上しているが、どれも実施されない。イギリスは来年の3月にEUを離脱する。

・しかしEUは、離脱する直前になってなんらかの妥協をする。この妥協はイギリスの自動車産業、航空機産業、医療産業にかかわるものとなるが、この妥協はすでに水面下で合意できていると思われる。それが離脱直前になって発表される。

・そしてメイ首相だが、EU離脱の直後に辞任する。メイ首相は任期をまっとうするといまは発言しているが、そうはならない。

・イギリスのEU離脱はヨーロッパのみならず世界に大きな影響を及ぼす。しかし、離脱した後、これを絶好の機会と捉えたトランプ政権からアプローチがあり、アメリカとのなんらかの自由貿易協定が締結される。

・これは私の意見だが、暗黒の「カリ・ユガ」の時代は18世紀に終了し、いまは新しいゴールデン・エイジに徐々に入っている。このゴールデン・エイジでは、小さなコミュニティーを基礎にした分散型社会が一般的になる方向に向かうと思う。私はそれがもっとも理想的な方向性だと考える。

●守護霊の真実
 最後にクレイグ・ハミルトン・パーカーのユニークなメッセージを紹介しよう。パーカーが公開しているのは予言だけではない。さまざまなスピリチュアルなメッセージを発信している。以下のようなものだ。

・ネットなどを見ると、自分の人生を導いてくれる守護霊に関する膨大な情報であふれている。自分の守護霊とどのようにコンタクトし、メッセージをもらうかといった情報だ。

・しかし、そうした情報のほとんどは完全に間違っており、ただ人々の勝手なイマジネーションを語ったものばかりである。そこに真実なない。

・守護霊とコンタクトしていると称する人々は、「自分の守護霊はアトランティス人」だとか「ネイティブアメリカンの賢者」だとかさまざまなことを言うが、実を言うとそれには意味があまりない。彼らのファンタジーにしか過ぎないことがほとんどだ。

・しかし、シルバーバーチのように本当に守護霊とコンタクトができていると思われる例もある。なぜなら、守護霊が自分の存在を示すためのはっきりした証拠を残しているからだ。

・私にも守護霊がおり、彼らと日常的にコンタクトしている。それらは、ネイティブアメリカンの賢者であり、もう一人はピエロだ。特にピエロは私が大勢の観客の前でプレゼンしているときに現れる。そして、観客を引き付けるジョークのネタをくれるのだ。

・だが、知っておかなければならないことは、こうした守護霊がどれほど我々が認知可能な人物として現れても、それは彼らの真の姿ではまったくないということだ。霊魂はエネルギーのような存在で、どんな形にも変身することが可能だからだ。我々が認識やすい形象で現れる。

●守護霊とのコンタクトの方法
・では守護霊との正しいコンタクトの方法はなんだろうか? どのようにすると、我々は守護霊ときちんとコンタクトできるのだろうか? 多くの人はこのように問うかもしれない。

・事実は守護霊はあなたが一生懸命になにかに集中して活動しているときには、かならず背後にいるのである。だから、特に彼らの存在に気づく必要はない。

・だが、それでも守護霊とコンタクトしたい場合、ひとつの方法は静かな部屋にいて、心を澄ますことである。そうすると、頭のなかに明らかに自分のものではない考えがうかぶ。これを送っているのが守護霊なのである。

・もちろん、もっと深く彼らとつながるためには、深い瞑想が必要になる。このビデオでは十分に語ることができないが、深い瞑想ではしっかりとつながることができる。

・もうひとつの方法は夢である。明晰夢を見ると、そのなかにメッセージが隠されていることがある。

・このように、守護霊とのコンタクトはとてもシンプルなものだ。だが知っておかねばならないことは、我々の意識そのものが守護霊だということだ。心を落ちつけ、純粋な意識になると明晰な判断が沸いてくる。それが守護霊からのメッセージだ。

 以上である。

 守護霊とのコンタクトの方法ということだが、とてもシンプルな内容だった。よく筆者もあるテーマを考え続けていると、まったく感情を伴わない明晰な判断が、これは間違いなく正しいという直感とともに、いきなり沸いてくることがある。それは、「間違いなくこうなる」という近い将来の出来事の予見みたいなものもそうだ。もしかしたらパーカーはこのようなことを言っているのかもしれない。

 読者の方々にはこうした体験はあるだろうか? 激動の年になりそうな2019年。このような直観力を生かしてたくましく生きて行きたい。

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Profile:高島 康司(たかしま やすし)
高島 康司(たかしま やすし)

社会分析アナリスト、著述家、コンサルタント。
異言語コミュニケーションのセミナーを主宰。ビジネス書、ならびに語学書を多数発表。実践的英語力が身につく書籍として好評を得ている。現在ブログ「ヤスの備忘録 歴史と予知、哲学のあいだ」を運営。さまざまなシンクタンクの予測情報のみならず、予言などのイレギュラーな方法などにも注目し、社会変動のタイムスケジュールを解析。その分析力は他に類を見ない。
著書は、『「支配−被支配の従来型経済システム」の完全放棄で 日本はこう変わる』(2011年1月 ヒカルランド刊)、『コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル』(2012年2月 徳間書店刊)、『日本、残された方向と選択』(2013年3月 ヴォイス刊)他多数。
★ヤスの備忘録: http://ytaka2011.blog105.fc2.com/
★ヤスの英語: http://www.yasunoeigo.com/

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