ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測

このページは、社会分析アナリストで著述家のヤス先生こと高島康司さんによるコラムページです。
アメリカ在住経験もあることから、アメリカ文化を知り、英語を自由に使いこなせるのが強みでもあるヤス先生は、世界中の情報を積極的に収集し、バランスのとれた分析、予測をされています。
スピリチュアルなことも上手く取り入れる柔軟な感性で、ヤス先生が混迷する今後の日本、そして世界の情勢を予測していきます。

2018.10.01(第56回)
クレイグ・ハミルトン・パーカーの2019年予言

 10月になりました。2018年も残すところあと3カ月たらずになりました。激動の年だったのですが、来年の2019年はどうなるのでしょうか? そこで今回はいつもの世界情勢の分析ではなく、クレイグ・ハミルトン・パーカーというイギリスの著名なサイキックの2019年に関する予言をお送りします。

 クレイグ・ハミルトン・パーカーは、大手企業の宣伝部長だった異色のサイキックです。毎年9月に翌年の年間予言を公開しており、その的中率は7割を越えるといわれています。
 これまでもイギリスのEU離脱やトランプの勝利などを的中させてきました。また、毎年の予言の的中と外れをきちんと自己検証して発表するめったにいないサイキックでもあります。
 今回は9月18日に公開された2019年予言の要約を掲載します。ちなみに予言の原文は以下のサイトで読むことができます。
http://psychics.co.uk/blog/predictions/

 だが同じ予言はユーチューブにもアップされており、こちらのほうがはるかに詳細に解説されています。
https://www.youtube.com/watch?v=sg36DJHNfaE
 掲載する予言は、ブログではなくユーチューブのビデオを参照しました。

●アメリカに関して
・トランプはシリアを巡ってプーチンに挑戦する。全面的な戦争にはならないものの、ロシアとアメリカの対立は危険なレベルに達する。

・アメリカ軍はイスラエルも含めたシリアの周辺諸国に新たに展開し、ロシア軍を牽制する。このため、シリアは一層危険な状態になる。

・トランプは病気になる。しかしこれは、大統領の任期のまっとうが危ぶまれたり、死の危険にさらされることはない。もちろん、反トランプ派はこれを利用してトランプに辞任を迫るが、それは実現しない。ただ、短期間、大統領としての職務を中断する。

・トランプ家のだれかが自動車事故を引き起こす。自動車事故でなくても、車に関係した事件である。

・トランプは弾劾や罷免の危機を免れる。反トランプ派の弾劾に向けた努力は実現しない。一方トランプには新たなスキャンダルが持ち上がる。だがこれが、トランプの弾劾にいたることはない。

・トランプは、2018年11月の中間選挙では驚くべきほど勝利する。もちろん共和党は少しは議席を減少させるものの、他の政権が中間選挙で大敗するような状況にはならない。このときには新たなスキャンダルも出てくるが、トランプの支持率にはたいした影響はない。そして、2020年の選挙でも勝利し、大統領を2期務めることになる。

・バブルの崩壊や金融危機などアメリカ経済には多くの懸念があるが、そうしたことは起こらない。2019年のアメリカ経済は依然としてよく、景気が最高によい状態が続く。絶好調である。

・しかし、自然災害ではアメリカにとって厳しい年となる。カリフォルニア州で巨大地震が起こるというわけではないものの、全米で地震が多発する。また、今年以上に多くのハリケーンが襲う。これは環境破壊の結果でもあるが、太陽活動の活発化の結果でもある。

・アメリカのみならずカナダでも自然災害は多発する。どうも大きな森林火災のようだ。

・トランプはパキスタンに経済的な圧力をかけ、大きな交渉をまとめ、他のアラブの政府にも同じように行動するように迫る。これにより、パキスタンからイスラム原理主義のテロリストが完全に退去する。だが、テロリストは隣国のアフガニスタンに結集し、アフガニスタンの治安が一層悪くなる。このようにトランプは、軍事力ではなく経済力を使って圧力をかけ、目的を達成する。

・いまトランプの弁護士は元ニューヨーク市長のルディー・ジュリアーニだが、彼はトランプと馬が合う。トランプは彼を政権の高官に抜擢する。しかしジュリアーニは自分が大統領になる野望を持っているため、2019年にはトランプを裏切る。しかし彼の計画はうまく行かない。

・NASAは月面基地の建設を発表する。目的はレアアースの採掘である。この計画の予算が計上される。

・有名人のカップルか夫婦が自殺する。2人が同時に自らの命を絶つようだ。この2人がだれなのかはいまのところよく分からない。

●ヨーロッパに関する予言
・ヨーロッパの選挙で反EUの極右が大躍進し、各国の議会で多数派になる。

・EUの旗のデザインが修正される。EUの旗の角に米国旗にあるような星のマークが加えられる。また、欧州統一軍が結成される。

・ドイツのアンゲラ・メルケル首相が辞任する。メルケルのキリスト教民主党が少数政党に転落し、メルケルは辞任を迫られる。

・トランプ政権はアメリカに輸入されるドイツ車に高関税を課す。そのため、ドイツの自動車産業は大打撃を受ける。中国もドイツ車に輸入を停止する。

・ヨーロッパには新たな移民の大波がやってくる。これが原因で、フランス、ドイツ、スエーデン、そしてオーストラリアでは激しい抗議運動が起こる。トランプ政権はシリアでロシアに挑戦するので、シリア内線が再燃する。この結果、シリアから新たな移民の波が押し寄せるのだ。

・2019年はドイツにとって極めて厳しい年になるに違いない。極右の抗議運動や経済の低迷に見舞われる。

・2019年はヨーロッパ経済にとってかなり厳しい時期となる。そのため、2019年の年末までユーロの価値は下落する。さらに、世界の貿易や金融は大きく低迷する。

●世界に関する予言
・中国ではバブルが崩壊して不況に突入する。これに怒った人々は抗議運動を始める。これは共産党政権を転覆するような革命にはならない。しかし中国は、民主化革命の方向に向かう運命であり、2019年の動きもその一環である。

・オーストラリアで例外的に巨大な森林火災が発生する。キャンベラが被害に中心になる。

・ロシアに大きな隕石が落下し世界的なニュースになる。これは、2013年にシベリアで発生した隕石の落下と同じようなものだ。これは大きな脅威とならないものの、地球環境にもっと関心を払う必要性の示唆になる。

・中国はいっそう多くのロシア製兵器を購入する。潜水艦や戦艦などが中心となる。その結果、南シナ海のパワーバランスが壊される。アメリカはこの地域の米軍を増大させる。

・南アフリカで実施されている十分な補償なしに白人が経営する農場から土地を買収する政策に抗議して、武力衝突が発生する。

・南アフリカの総選挙で不正選挙が発覚する。このため、議会は解散され、再度総選挙が実施される。

・トルコがシリアから撤退する。内戦の再燃で増加する移民の波がトルコに入るのを阻止するために、トルコとシリアの国境沿いに難民収容センターなどを設けたバッファーゾーンを作る。その形成のために現地を支配しているロシア軍を攻撃するが、ロシア軍の反撃にあって敗退する。そして、シリアから撤退する。

・米朝首脳会談がまた行われ、取引が成立する。その結果、南北の友好関係が強化され、朝鮮半島統一の機運が高まる。だが、北朝鮮とアメリカの交渉成立の効果がちょうど出始めたとき、北朝鮮の国民はキム・ジョンウン体制に反抗し、キム・ジョンウンは中国に亡命する。

・スーダンの停戦協定が破られ、内戦が再燃する。

・ネパールで破壊的な地震が発生する。

・カナダで大規模な森林火災は発生する。

・中国とインドネシアを巨大な台風が襲う。この台風は北上し、日本に上陸する。2019年の日本では大規模な洪水が襲う。

●イギリスに関する予言
・メイ首相はイギリスがEUを離脱する3月29日までは首相に止まるが、その後は辞任する。メイ首相はEUからイギリスを離脱させた首相として、歴史に名を残すことにこだわっている。

・いまEUとの交渉成立によるソフトな離脱か、それとも合意もなしにイギリスが追い出されるハードな離脱になるかが焦点になっているが、ハードな離脱になる。ただ、3月29日の直前にドイツとフランスがなんらかの妥協を提示する。

・離脱以後、いくつかの港で混乱が発生するも、すぐに貿易量は回復する。また、いまイギリス国内で騒がれているような医薬品の不足は起こらない。

・EUに止まるがアイルランドとの間に国境ができてしまい、貿易が阻害されるのではないかとの懸念があるが、そうはならない。国境は開かれ、ものと人のこれまで通りの自由な往来が可能になる。しかし、アイルランドによって国境はできるだろう。

・離脱直後、ポンドは大きく値を下げるものの、すぐに上昇に転じて急騰する。

・私は大衆紙、サンに発表した2017年の予言で、イギリスでは保守党と労働党に代わる第3の党が結成されるだろうと予言したが、それは2019年に実現する。

・メイ首相の辞任後、デビッド・デイブスとボリス・ジョンソンが党首の座を争うが、ボリス・ジョンソンが党首になる。

・9月になると思うが、イギリスで総選挙が行われる。保守党が勝利するものの、新しく設立される第3の党も躍進する。

・政府は、投資目的ではなく初めて住宅を購入する人々を支援する。政府保証のローンのようなものだ。また、大家からいま住んでいる賃貸の家の購入を促進する制度も整備される。これが背景となり、不動産価格は高騰する。

・トップ企業が賄賂を渡して国際的な契約を偽造する不正が発覚する。これにはスコットランドからの影響力の効果だ。おそらくこれは、ニコラ・スタージョン首相であろう。

・目抜き通りの賃貸料や不動産価格が高いように、アクセス数の多いドメインネームには高い金額が支払われるようになる。

・グーグルのような大手のオンライン企業に課税される。これまでは「ダッチ・サンドウィッチ」と呼ばれる課税を回避する抜け穴があったが、それは違法になる。

・NASAとのパートナーシップにより、イギリスの新しい宇宙計画が発表される。太陽観測用の天体望遠鏡などはそのひとつだ。

・イギリスのEU離脱の前後のタイミングで、イギリスの銀行や金融機関で障害が発生する。これはロシアの仕業である。それと同時に、クレジットカード会社やウェブサイトも攻撃される。

・大規模な洪水がイギリスを襲う。特に、西部とランカシャーの被害が大きい。

・スコットランドで船が沈没する。人命が失われ、海の汚染が広まる。

・イギリス、フランス、スペインとの間で漁業権の争いが発生する。両国の抗議に対応するため、どの国も漁業が禁止される領域が設定される。しかし、各国の漁船による争いが起こる。

・イギリス、ないしはアメリカの工場が大爆発する。これはガス会社のようだが、化学物質が関係しているようだ。

・ジュリアン・アサンジは逃亡を試みる。これは、滞在しているエクアドル大使館の近くで抗議運動が起こり、その機会を利用する。

以上です。 パーカーはさらに詳しい予言を12月に発表すると言っているので、注目です。日本の予言もあるかもしれません。

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Profile:高島 康司(たかしま やすし)
高島 康司(たかしま やすし)

社会分析アナリスト、著述家、コンサルタント。
異言語コミュニケーションのセミナーを主宰。ビジネス書、ならびに語学書を多数発表。実践的英語力が身につく書籍として好評を得ている。現在ブログ「ヤスの備忘録 歴史と予知、哲学のあいだ」を運営。さまざまなシンクタンクの予測情報のみならず、予言などのイレギュラーな方法などにも注目し、社会変動のタイムスケジュールを解析。その分析力は他に類を見ない。
著書は、『「支配−被支配の従来型経済システム」の完全放棄で 日本はこう変わる』(2011年1月 ヒカルランド刊)、『コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル』(2012年2月 徳間書店刊)、『日本、残された方向と選択』(2013年3月 ヴォイス刊)他多数。
★ヤスの備忘録: http://ytaka2011.blog105.fc2.com/
★ヤスの英語: http://www.yasunoeigo.com/

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