ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測

このページは、社会分析アナリストで著述家のヤス先生こと高島康司さんによるコラムページです。
アメリカ在住経験もあることから、アメリカ文化を知り、英語を自由に使いこなせるのが強みでもあるヤス先生は、世界中の情報を積極的に収集し、バランスのとれた分析、予測をされています。
スピリチュアルなことも上手く取り入れる柔軟な感性で、ヤス先生が混迷する今後の日本、そして世界の情勢を予測していきます。

2018.06.01(第52回)
タロットで見た未来

 早いもので6月になりました。もう2018年も半ばが過ぎてしまいます。今月には米朝首脳会談という歴史的な会談が持たれる可能性もあるので、もしかしたらとても重要な月になるかもしれません。

 そこで今回はいつもの政治経済的な解説はちょっとお休みし、いまユーチューブで話題になっているタロットリーディングで占った米朝首脳会談やトランプ政権の命運などを紹介します。非常におもしろい結果です。
 そしてその前に、いまも噴火による溶岩流の流出が止まる気配のないキラウエア火山について、日本ではほとんど報道されていない重要な情報を紹介します。日本にもなんらかの影響があると思われるので、必見だと思います。

▼キラウエア火山がもたらす危機
 キラウエア火山の噴火が続くハワイ島で、溶岩流が太平洋岸に到達しました。ハワイ火山観測所(HVO)は、溶岩と海水が反応して発生する有害ガスなどへの注意を強く呼び掛けています。
 ところで、キラウエア火山には火口や割れ目が無数に並んでいるリフトゾーン地域があります。イーストリフトゾーンとサウスウェストリフトゾーンの2つがあります。イーストリフトゾーンには、ヒリナ・スランプと呼ばれる 2万立方キロメートルの膨大な溶岩の塊があります。 GPSでの測定によれば、1990年から1993年の間に年間およそ10センチメートルの南方変位を示していました。
 ヒリナ・スランプは、崩壊して極めて早い速度で水中に突入する可能性があります。もしヒリナ・スランプのすべての溶岩の塊が一気に海になだれ込んだ場合、それはマグニチュード9を超える地震を引き起こす可能性があると考えられています。

 いまから11万年前に、同じ地質的現象によりハワイで起きた超巨大津波の高さは500メートルに達しました。もし、このような現象が現代に発生した場合は、環太平洋のすべての地域の大きな脅威となることは間違いありません。
 今回、溶岩流が太平洋岸に到達したことで、この危険性が指摘さています。本当にこれが起こると、ホノルルは巨大津波で壊滅すると考えられています。以下のビデオはその状況のシミュレーションです。このホノルルのさらに東に日本があります。

ホノルルの大津波(1分33秒くらいから)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=111&v=pm7wYeF77KY

ハワイの防災当局も、24時間体制でイーストリフトゾーンの警戒を始めています。
http://www.hawaiicounty.gov/active-alerts

 日本にどのような影響があるのかいまのところはっきりしませんが、要注意だと思います。日本にもなんらかの津波の影響があってもおかしくないのかもしれません。

▼タロットで見た未来
 では今回のメインテーマを書きます。タロットのリーディングで見た未来である。ときおりユーチューブには、高い的中率で未来の出来事の方向性を言い当てた予言を見つけることができます。今回、北朝鮮の未来に関する予言を検索していて、ある人物が2017年8月に行ったタロットカードの予言を見つけました。
 昨年の8月というと、北朝鮮の中距離弾道弾の火星12号が北海道上空を通過したり、北朝鮮軍がグアムの攻撃作戦を計画したりと、いつ戦争が起こるか分からない緊張した状況だったときでした。米朝首脳会談が開催されるような現在の融和的なムードは当時は考えられない状況でした。
第3次世界大戦の引き金は北朝鮮が引くのではないかとさえ思われていた当時、アメリカと北朝鮮の関係の未来に対してこのタロットカードのリーディングは実に興味深い内容で、いまから見ると完全に的中していたのです。次のような予言です。

●アメリカから見た北朝鮮との関係
・北朝鮮に強いいらだちを示している人々がトランプ政権内にはいる。

・しかし、北朝鮮とはまったく新たな合意がこれから形成される。希望があるので心配ない。北朝鮮を過剰に心配する必要はまったくない。

●北朝鮮から見たアメリカとの関係
・北朝鮮には強い圧力が外部からかかっている。これが原因で北朝鮮には強いストレスを感じている。

・北朝鮮は満足はしないものの、アメリカの提示した合意を受け入れざるを得なくなる。そのような状況に追い込まれるのだ。

・キム・ジョンウンは大変なストレスを感じているが、それは自分の内部から来るものだ。それは彼がもともと不安定であり、大きな成果を残したいと思っている。しかしキム・ジョンウンはバランスを維持し、国外でも国内でも大きな問題は引き起こさないだろう。

・北朝鮮はアメリカとの合意を受け入れる。核戦争のようなことはまず起こらない。

 以上です。

 これが、北朝鮮がミサイル実験を繰り返し、グアムの攻撃さえ辞さないとしていた昨年8月時点の予言でした。現在の米朝首脳会談が予定されている状況を見事に的中させています。

●プーチンとトランプとの関係
 ではこのタロットリーディングは未来の出来事に関してはどのように予言しているのでしょうか?
 ちなみにこの占い師は、ハンドルネームが「Dweller between waters」という人物で、ブダペスト在住の英語を話すハンガリー人です。
 カードをランダムにシャッフルして出てきたカードから未来の出来事を占うタロットなどは信用できないと考える読者も多いかもしれません。私もさほど信用しているわけではありません。
 ただ、「Dweller between waters」のリーディングから感じたのは、タロットカードは媒介に過ぎず、カードそのものにはたいした意味がないのではないかということです。タロットカードは、占う人物に本来備わっているサイキックな能力を顕在化させるための媒介なのでしょう。重要なのは、占い師の持つサイキックな能力のほうです。こうした視点からいうなら、「Dweller between waters」は相当なサイキック能力の持ち主なのではないかと思いました。
 そして、プーチンとトランプとの関係についてリーディングもありました。4月30日に行われたタロットリーディングです。以下がその要約です。

・国内の批判が強いので、トランプはなんとか大統領の地位に止まろうとしがみついている。一方、トランプとプーチンの間にはなんらかの密約があったようだ。それはカネに関する合意だ。

・いまトランプに対する国内の非難と圧力が強いので、トランプはプーチンとの合意を維持できなくなっている。この密約の実現は先延ばしにされる。

・いまだにプーチンとトランプはこの合意の実現に向けて水面下で協議しているが、結果は出ていない。プーチンのほうからこの情報が開示されることはないだろう。

●トランプの未来
・これからはトランプにとって国内問題で追い詰められる時期になる。モラー特別検察官の捜査が区切りを迎え、それによりトランプが追い詰められるのだ。非常に厳しい立場になることだろう。トランプにとってこれからは暗い日々が続く。

・辞任なのか罷免なのかは分からないが、トランプ政権は年内に終わる。ペンス副大統領が大統領になるが、彼は自分が大統領にふさわしいリーダーだとは思っていない。彼は現状に満足している。

・トランプを排除できたことで民主党が歓喜する。だが、民主党の内部で権力争いが発生し新しいリーダーを輩出することができない状況になる。一方共和党は、責任のなすり合いが始まるので、トランプに代わるリーダーを出すことができない。

・このような状況なので、トランプがホワイトハウスを去った後はアメリカは混乱期に突入する。

●イランについて
・イランについてはまだはっきりしていないものの、トランプ政権はイランと新たな交渉を開始する可能性がある。

・イランは状況によって核合意から離脱する可能性があるが、いまのところこの未来は確定していない。

・ロシアはイランを支援するために介入を強めている。プーチンはトランプに水面下で強く圧力をかけているようだ。

・いすれにせよ、ロシアの圧力もあり、トランプが離脱した核合意に代わる新たな合意の交渉をすることになるだろう。

●イヴァンカ・トランプの未来
・イヴァンカ・トランプをタロットでリーディングすると、いつも同じカードが含まれている。それは、カネのカードだ。これはイヴァンカの本質をよく表している。彼女の人格の中心にあるのは、強欲である。これはトランプとよく似ているが、とにかくカネに対する執着が突出している。

・トランプ政権は年内に終わる。するとイヴァンカも父親の支援を失い相当につらい時期に入る。ビジネスもかなり低迷するだろう。

・しかし彼女は金銭的に困ることはまずない。なぜなら、彼女には支援者が出てくるからである。この人物のお陰で、イヴァンカはまた復活する。

●米朝首脳会談の行方
・米朝首脳会談は開催されるかどうかまだ分からない面もあるが、おそらく近いうちに開かれるだろう。

・しかし、過剰な期待はしてはならない。トランプもキム・ジョンウンもこの会談で大きな前進が図られると考えているようだが、それは幻想に終わるだろうトランプもキム・ジョンウンも、自分が抱いている過剰で非現実的な願望を、米朝首脳会談というスクリーンに投影しているに過ぎない。

・だから首脳会談ではなんの建設的な結果も得られないだろう。自分たちの願望が単なる思い込みであったことが証明されるだけだ。

・特に、この首脳会談に賭けていたキム・ジョンウンの怒りは大きい。彼が提案したすべてのオファーはトランプによって退けられ、威信が傷つけられる。その怒りははかり知れないものがある。

●プーチンの命運
 次にプーチンの命運を占いました。「Dweller between waters」はプーチンとトランプのことが大嫌いのようで、特にプーチンに対する拒絶反応は大きいようです。そうでありながらも、彼女のこのような個人的な感情とはまったく異なる結果が出ました。

・2018年から2042年までのすべての年におけるプーチンの命運を個別的に占った。すると、愕然となる結果が出た。

・理由はまったく分からないが、少なくとも私が占った2042年までは、プーチンの権威を脅かす存在は出現しないし、そのような出来事もない。プーチンはあまりに強運だ。

・プーチンの背後にはある女性の存在が大きく影響している。この人物は妻ではないことはたしかだが、だれなのかはまったく分からない。しかし、私が占った2018年から2042年までのすべての期間、この女性の影響力が強かった。いったいだれだろうか?

●トランプ支持者の命運
 また、トランプの支援者に関しても興味深い結果が出ています。

・基本的にトランプを動かしているのは金銭と権力に対する強欲である。これを実現するためには、ウソもついてもかまわないと思っている。

・トランプは、実は支持者をほとんど信用していない。パーフォーマンスを披露して関心を集める対象にしか過ぎないと思っている。

・トランプは支持者のことを完全にばかにしており、陰では相当に汚い悪口を言っている。ウソであっても彼らはバカなので、支持者が喜ぶようなことを言っておけば支持は高まると思っている。

・トランプには信念というものがまったくない。自己顕示欲と金銭欲、そして権力欲だけだ。

・支持者はトランプをカルト信者のように信仰しているが、支持者の勢いはなくなっている。バベルの塔が崩壊するように、支持者の数が減少している。トランプ自身もこれをよく知っている。

・トランプ支持者の一部は、間違った人物に投票してしまったと後悔している。もちろん、なにがなんでもトランプを支持するというハードコアの支持者には変化がない。

・また一部の支持者はトランプに期待をしており、もう一度チャンスを与えてもよいと考えてはいるが、この数も減少している。次第に多くの支持者がトランプに疑いの目を向けるようになっている。

 以上です。実際にこのような予言は実現するでしょうか? 興味深いですね。

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Profile:高島 康司(たかしま やすし)
高島 康司(たかしま やすし)

社会分析アナリスト、著述家、コンサルタント。
異言語コミュニケーションのセミナーを主宰。ビジネス書、ならびに語学書を多数発表。実践的英語力が身につく書籍として好評を得ている。現在ブログ「ヤスの備忘録 歴史と予知、哲学のあいだ」を運営。さまざまなシンクタンクの予測情報のみならず、予言などのイレギュラーな方法などにも注目し、社会変動のタイムスケジュールを解析。その分析力は他に類を見ない。
著書は、『「支配−被支配の従来型経済システム」の完全放棄で 日本はこう変わる』(2011年1月 ヒカルランド刊)、『コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル』(2012年2月 徳間書店刊)、『日本、残された方向と選択』(2013年3月 ヴォイス刊)他多数。
★ヤスの備忘録: http://ytaka2011.blog105.fc2.com/
★ヤスの英語: http://www.yasunoeigo.com/

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