トップが語る、「いま、伝えたいこと」
今年の正月休みには、2冊の本の原稿を仕上げました。今月(1月)中に徳間書店から出る『人類と地球とアセンション』と2月にビジネス社から出る『まちはよみがえる』です。「まえがき」と本文の大体の原稿は昨年末に書き上っていたのですが、訂正、付加したり「あとがき」を書いたりして完全なものにし、ともに出版社にわたしました。
前者は、いま、私の友人たちを含めて有識者が、もっとも興味をもっているアセンションについて、私の知っていることを記し、「アセンションがおきても、おきなくとも心配不要」ということを書いた本です。
後者は、経営コンサルタントとしての私へ、ここ数年もっとも多かった仕事の依頼は、「企業再生」と「地域活性化」だったのですが、ともに多くの成果をあげてきました。その中の「地域活性化のポイント」を14市町村の具体例をあげて考え方を述べたもので、これはすぐ活用できる実例書です。
ところで、このようなことを書いたのは、この1月10日に私は73才になったのですが、われながらびっくりするくらいアタマが活性化しています。
もの忘れが抜群に悪いのか、人の名前も地名も何十年も前のことでもすらすらと出てきますし、よく人さまをびっくりさせます。
その理由が、ちょっと分りました。
週刊誌はめったに読まないのですが、家内が買ってきた『週刊朝日』の1月6日、13日合併号を見ていますと、その中に内館牧子さんの「ちょっとのストレス」という記事がありました。
川島隆太さんに聞いたことを中心に、年をとっても、どうすればボケないか、どうすればボケるかを、非常に分りやすく解説されていました。
まず、こんな時は血流が下がって脳の働きが悪くなり、「前頭前野」がスカスカしてくる・・・いわゆるボケるという五つの条件が書かれており、私がまったく該当しないのにびっくりしたのです。
それは、
@ メディアとの接触(テレビ、ラジオ、ゲームなど、音楽をきいている時)
A マッサージ、エステを受けている時
B パソコンの画面を見ている時
C 人と会わないのがつづく時
D 人と話さないのがつづく時
ということなのですが、考えてみますと、私が絶対にしないといっていいくらいのことばかりです。
それと @パソコン、携帯電話をなるべく使わず、
A原稿はできるだけペンやエンピツで書きつづけていると絶対にボケないらしいのです。
「手で意味あるコトバを文字として書きつづける」ほど、脳の活性化にいいことはないようなのです。
私は毎日10人以上、時には100人以上の人と会い、話しています。しかしテレビは朝5時−5時半のNHKのニュースしかみません。ラジオはきかない。ゲームはやらない。音楽やマッサージ、エステと無縁。パソコン画面も、1日20分以内しかみない。携帯電話は持たない。原稿は100%近くペン書き・・・ですから、どうやらボケないようだな・・・と思って一安心ですが、それでもあまりにも川島先生や内館さんのコトバと一致するのに、びっくりしつつ思わず苦笑しました。
ともかく70才になってから、「したくないことはしないこと」にしたのです。
去年、テレビをなるべく見ないことに成功しました。今年はパソコンの画面をなるべく見ないことに挑戦しています。
来年は新聞を見ないことに取りくむ予定です。
これでますますアタマは若返りそうです。
=以上=
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