
トップが語る、「いま、伝えたいこと」

私は年間200〜260回くらいの講演を最近の10年間くらいは行なっています。ここ2〜3年、そのたびにといっていいくらい講演時に「O−RING−TESTを知っていますか?」「両手ふり運動を知っていますか?」と聞いて手を挙げてもらってきました。
しかし、ほとんどの場合は「O−RING−TEST」も「両手ふり運動」も、ご存知ありません。
「O−RING−TEST」のことを私が著書に書き出したり、言い出してから十余年は経ちます。「両手ふり運動」も最近の3年間くらい、あらゆるところで書いたり話しています。
ともに「健康のために絶対に大事な基本的なことで、知り活用してほしい」と思うからですが、なかなか多くの人には伝わらないのです。
上手に生き、上手に経営するためには、まず基本的な大事なことを知らねばなりません。「正しく生きるため」にも同様です。
しかし、それらは、なかなか伝わらないのです。
たとえば、新聞などマスコミや日本政府は「日本の景気はよくなった」と言っています。「これからも心配はいらない」というように取れます。
しかし日本の税収が75−80兆円しかなく、日本の国家予算や地方自治体の予算合計からみて、本当は150兆円以上が税収として必要なことは、少し勉強すればだれでも分ります。
ということは、現在、われわれが収めている税金を2倍にしなければ、日本という国はやっていけないということです。多分、これから大増税がはじまるでしょう。・・・この基本的なことを知ると、そんなに日本の景気がよくなるはずのないことは、だれでも分ります。
しかし、99%以上の日本人はこのことを知りませんし、政府もマスコミも教えてくれません。たとえば、月刊『フナイメディア』誌の2006年3月号で、副島隆彦さんは「景気は回復しつつある論」を疑う・・・と題して、一文を発表していますが、ぜひお読みいただきたいのです。たとえばライブドアの株の暴落について彼はつぎのように書いています。
社会問題の「背後」にある人や組織に注目する
新聞やテレビの報道とは違って、地場筋(=取引所の取引員、会員やそれらの場所に出入りする常連の総称)では真相が語られている。この機に乗じてライブドア株の暴落を仕掛けたのは外資最大手の《ゴールドマン・サックス証券》と、松本 大(まさる)氏の《マネックス証券》、そしてアメリカのヘッジファンドの大物、ジョン・メリウェザー氏であると噂されている。
株式市場での乱高下がないとプロの投資家や証券マンたちは儲からないから、今回の“ホリエモン・ショック”の後も、同じような動きが市場で繰り返されるだろう。
ライブドア・グループは、年間の売り上げ(総収入)が300億円しかない。それなのに、時価発行総額は最大で8000億円にもなっていた。(発行株式10億株×高値のときの株価800円)。それが信用失墜で急落して、7分の1ほどの値段になっている(2月10日現在)。
こういうIPO取引(新規公開株)などの新種のマネーゲームを日本にも移植して流行らせた責任は、アメリカのニューヨークの金融財界人にある。堀江氏は、600億円の資金を《リーマン・ブラザース証券》から借りて、それで昨年フジテレビ・グループの乗っ取り(敵対的買収)を仕掛けた。その堀江氏が検察庁に摘発されたということは、すでにリーマン・ブラザース証券などのニューヨークの後ろ盾を失っていたということであって、粉飾決算だけが理由ではないだろう。リーマン・ブラザース証券の親会社は《ハリマン・ブラウン銀行》で、現大統領・ブッシュ家が大株主(オーナー)である(抜粋ここまで)。
このように大事な多くの情報を、このホームページや月刊『フナイメディア』などで、私の方でも発信しています。知る気になれば、知ることは可能です。
ちょっと真剣に、「基本的な大事なこと」を知ってほしいとお願いしておきます。
=以上=

2006.04.26:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】遊ぶよりも、まず働くこと
2006.04.24:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2006年4月16日〜4月22日)の主な行動と主として感じたこと
2006.04.21:【先週のびっくりより】大地震説に思う
2006.04.19:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】きょうのTOP塾テキスト
2006.04.17:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2006年4月9日〜4月15日)の主な行動と主として感じたこと
2006.04.14:【先週のびっくりより】日本の役人
2006.04.12:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】「まちがい」に目覚めよう
2006.04.10:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2006年4月2日〜4月8日)の主な行動と主として感じたこと
2006.04.07:【先週のびっくりより】黄金比、フィボナッチの数列、ヴィトルヴィス図
2006.04.05:【いま 一番知らせたいこと 、言いたいこと】大事なことを知ろう
2006.04.03:【主な行動と主として感じたこと】船井幸雄の先週(2006年3月26日〜4月1日)の主な行動と主として感じたこと

ライフカラーカウンセラー認定協会 代表
1964年大阪府生まれ。関西学院大学法学部政治学科卒業後、英語教師として13年間、兵庫県の私立中高一貫校に奉職。2001年、(株)船井本社の前身である(株)船井事務所に入社し、(株)船井総合研究所に出向。舩井幸雄の直轄プロジェクトチームである会長特命室に配属。舩井幸雄がルール化した「人づくり法」の直伝を受け、人づくり研修「人財塾」として体系化し、その主幹を務め、各業界で活躍する人財を輩出した。 2003年4月、(株)本物研究所を設立、代表取締役社長に就任。商品、技術、生き方、人財育成における「本物」を研究開発し、広く啓蒙・普及活動を行う。また、2008年にはライフカラーカウンセラー認定協会を立ち上げ、2012年、(株)51 Dreams' Companyを設立し、学生向けに「人財塾」を再構成し、「幸学館カレッジ」を開校。館長をつとめる。2013年9月に(株)船井メディアの取締役社長CEOに就任した。 講演者としては、経営、人材育成、マーケティング、幸せ論、子育て、メンタルなど、多岐にわたる分野をカバーする。
著書に、『あなたにとって一番の幸せに気づく幸感力』

