船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
日本一の鍼灸師が教える風邪対策
2011.11.10(Thu)
社名:(株)本物研究所 専務取締役
名前:南方 幸一

 急に寒くなってき、肺炎や気管支炎の話題が増えてきました。
 風邪は万病の元と言われるように、風邪について知ることが万病予防の一歩だと思います。
 風邪に関して、私が運命学を教わっている、八門塾の会報誌「八門便り」に記事として出ておりましたので紹介させていただきます。
 この記事は、八門塾の弓月さんと、船井幸雄が「日本一の鍼灸師」と認めている土田裕三先生の対談です。

 土田先生に関して、『船井幸雄.com』で以前紹介された記事
http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=200808001

 八門塾に関しては、下記のホームページをご覧ください。
http://hachimon.net/

 以下 「八門便り」より抜粋 

弓月 すっかり寒くなって風邪をひいている方も多いようですが、風邪はひいたほうがいいと以前教えていただいたことがありましたが、風邪をひくこともからだには必要なことなんですよね?

院長 そうそう、風邪をひくことでからだにたまった痰が出ることが大事なんですよね。

弓月 痰とは咳をした時に出る痰ということでしょうか?

院長 それも痰だけれど、からだの色々なところに痰が溜まるということに気付いたんです。病気になる元はその痰がみんな原因なんです。その痰が体の中にはりついて循環を邪魔するのが悪い。風邪をひいて熱が出ると、それを分離させて外に排出すると考えたらよいと思います。人のからだは自然にそういうことができるようになっている。だからたまに熱を出して、いわゆるデトックスをすることも必要なんです。

弓月 では熱はどんどん出した方がいいと・・・

院長 もちろんあまりにも高熱が続く場合は他の病気かもしれないし、まずは病院に行って風邪なのかどうかを診断してもらうことは必要です。ただの風邪なのであれば薬で熱を下げたりしないで自然にまかせて汗を出して治るのを待つということです。

弓月 最近は、病院でも風邪への対処が変わってきたと聞きました。小児科でも解熱剤などは出さないという方針になっているそうなのですが、やはり薬で熱を下げるのはよくないのですね?

院長 せっかく自分の力でからだの中のウィルスと戦っているのに(風邪の原因はウイルスばかりではありませんが)、熱を下げてしまったらウィルスをやっつける力が弱くなってしまいます。これはかえって風邪を長引かせる可能性があります。
 風邪のウィルスに効く薬は実際のところはなくて、病院で出される薬はほとんどが抗生物質です。最近は、葛根湯等漢方薬を出す先生も多くなっている様ですが、この抗生物質をむやみに飲んでいると耐性菌が増える危険もあるし、からだの中の良い菌までも殺してしまうこともありますからね。


弓月 風邪の時は基本は安静にして休むということかと思いますが、お風呂に入っても良いのでしょうか? 汗をたくさん出すには、お風呂も良さそうですが。

院長 お風呂は入ってもいいです。私は風邪をひいたらお風呂で温まってとことん汗を出します。ただ、熱がある時はあまり長く入らないほうが良いでしょう。からだが温まって汗が出たら上がって、すぐに布団に入って横になることです。お風呂に入るのは良くなさそうだからシャワーをさっと浴びて・・・なんて方もいますが、湯船でしっかり温まったほうが良いです。四十二度以上の熱めのお湯でさっと温まるのが良いでしょう。その際にひじがお湯につかるようにすると、早くからだが温まり、汗も出やすくなります。

弓月 普段から風邪の予防をするには、どんなことに気を付ければ良いでしょう。

院長 首、ひじ、足首を冷やさないようにしておくことですね。冷えというのは万病の元ですが、風邪もそういうところから入り込んできます。シルク製で五本指のソックスを履いたり、シルクの腹巻をしたりすると良いでしょうね。特に首とひじは温めることが大事なので、ひじに保温用のサポーターのようなものをするのもいいですね。

弓月 他にはどんなことがありますか?

院長 内側からも温めることでしょうか。最近は低体温の人も多いけれど、生姜など温まるものを飲むこと。カフェインの多いものをとるのは避けたほうがいいでしょう。自律神経が乱れがちな人はコーヒーや紅茶はあまり飲まないほうがいいんです。生姜も紅茶に入れるよりは、ほうじ茶などカフェインのないものの方が良いんですよ。

弓月 やはり昔の人の知恵はすごいですね。次回もまた色々教えていただきたいと思います。ありがとうございました。
  (抜粋以上)


 八門便りは、八門塾の会員に配られているものです、このような健康に関するもの以外に、人間学や運命学など幅広い内容が網羅されている会員誌です。ご興味がある方は、八門会のホームページをご覧ください。

 土田先生は、私がぎっくり腰で歩くのも困難の時に、休診の日にも関わらす治療して下さった、患者さんに親身に対応して下さる素晴らしい先生です。
※その日は、講演がたまたま中止になって時間が空いていたため、治療していただけました。

 私も、体を温めて風邪にならないようにこの冬を乗り越えたいと思います。


2周目:「皆さまに紹介したい本『O−リングテスト 超健康レッスン』」
3周目:「和の実学」
4周目:「「そうじ」をすると人生が変わる。」
5周目:「内部被ばくから身を守ろう」
6周目:「私がいま一番注目しているホームページ」

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