船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

大本本部（綾部本部）「みろく殿」から金竜海の眺め

　みな様　こんにちは。
　いつも『船井幸雄.com』をご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
　この『船井幸雄.com』の編集、月刊「フナイメディア」の誌面づくり、船井会長の直感力研究会（事務局）を担当しております。

　この緑の光の中に、いつまでも包まれていたくなる｢自然｣が教えてくれるもの。そこにある共生が育む｢謙虚さ｣の意味をあらためて思う機会がありましたので、ご紹介させていただきます。

　船井会長が、スタッフと編集会議の席上話題にされたことを振り返りお伝えいたします。
　先日話題の中心になったのは、「自慢」でした。
　家族にも「自慢」はしないほうがいいよと、私たちスタッフにアドバイスをされました。人それぞれ自分の得意なところが、たまにはあるというくらいに認めはしても「自慢」は、しないほうがいい。たとえ、仕事上の自分の成果が、他の人の成果に間違われるようなことがあっても、かえって、その人が成長してくれることが、ありがたいと思ってそのままにしておく。いずれ、本当のことは、わかるようになる（みている人は、必ずいるものだから）と、とことん「自慢」を否定されます。
　
　そして、船井会長自ら振り返られ「私がした自慢話を、嫌な顔をしないで聞いてくれていたこれまでの部下たちの中には、本当は、それが嫌で自分のもとを離れていった人もいるだろう。結局、自慢は、自分のところに損になって還ってくる。気をつけてはいたのだが、これからもっと、慎まなければいけない」と、「謙虚」であることの奥深い大切さを話題にされました。

　２１世紀は目にみえない形のないもの（現象・印象）の時代だといわれています。
　人と人とのコミュニケーションを支え記憶に留められていくものの大部分は、形ではなく、その人と共有した雰囲気、気配、まなざしなどに宿るものなのだと思うようになりました。

　船井会長が伝える、見えない広大無辺な世界（ブラックボックス）に気づき、それを認める不可知のものに対する『謙虚』さが、視野を何倍かに広げてくれることも、教わりました。
　この形では、あらわせないものに、相手を深く思う力が作用し、その距離を短くしてくれるのではないかと思えます。
　私たちの一番大切にしなければならないものは、このみえないものに存在していて、「自慢」をしない「謙虚さ」が、大切なものへと近づける一歩なのではないかなとようやく気づいたところです。


１周目：「いつかきっと、笑顔のプレゼントを・・・。」
２周目：「２日間にわたる研修会、ありがとうございました。」
３周目：「自由にシンプルに　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
４周目：「捨てる紙（神）あれば・・・　（テーマ：船井会長に伝えたいエピソード）」
５周目：「好きなことを大切に　（テーマ：私が仕事や生活の中で取り入れている“船井流”）」
６周目：「心を伝えあう強さ（テーマ：私からみた船井幸雄）」
７周目：「会長新著から、『謙虚に自然体で』」