船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

「船井幸雄の両手振り体操」ＤＶＤ

　皆様こんにちは。船井メディア「ＪＵＳＴ」編集長の人見ルミです。
　秋も深まると、ぐっすりと眠れて、朝があっという間に来てしまう今日この頃です。
　皆様は、いかがお過ごしですか？

　１０月の初旬に、人気健康雑誌「安心」１１月号（マキノ出版）が全国書店で売り出され、船井会長の健康の秘訣「両手振り体操」が大特集され、大変な反響でした。
　我が社でも、「船井幸雄の両手振り体操」ＤＶＤを発売し、毎日電話が鳴り止まず、嬉しい悲鳴を上げております。
　今、ニッポン全国に、この「両手振り体操」が伝わり、多くの方が船井会長のように健康になっていただけたら嬉しいと思い、プロジェクトを進めております。

　さて、私が今回プロデュースしましたこのＤＶＤの撮影現場の裏話で起きた反省話をちょっと致します。
　まだ残暑厳しい折、熱海の船井会長のご自宅をお訪ねし、庭での撮影、玄関先での撮影で、作務衣（さむえ）をお召しになった船井会長は、汗をかきかき、一生懸命に両手を振るシーンの撮影に協力してくださいました。
　暑いし、やぶ蚊は船井会長を狙う・・ということもありましたが、無事撮影が終了。

　私とスタッフは、機材を撤去し、帰る準備をして、船井会長に玄関先で
「お疲れ様でした〜！ありがとうございました〜！」と挨拶をすると、船井会長は、ニコニコされ手を上げてくださいました。
　その時、私の前を通りかかった瞬間に、「あ、人見さんのかな。ハンカチが和室に落ちておったわ」と言ってくださいました。
　私は、「あ！すみません。ありがとうございます」と慌てて和室に戻りますと、なんと、そこには、ハンカチだけではなく、座布団も使ったままの位置、私の資料もそのままにしてあり、「うわー・・。これはまずい！」と冷や汗がどーっと出ました。
　物事が終了したら、全てが元の位置にあり、すっきりキレイに後の人がすぐに使える
ように片付けるのが、人として当然であるのに、私としたことがうっかりしてしまいました。

　片付けながら思ったことは、船井会長の声かけのことです。
　普通の上司でしたら「おい、和室を見てみろよ。やりっぱなしだぞ！」と注意するでしょう。しかし、船井会長は、私に“ハンカチが落ちていた”としかおっしゃらないで、私に全てを伝えようとされていたのだと大いに反省しました。
　こんな言葉かけができるような人物になるには、まだまだ人生経験が足りない私ですが、少しでも船井会長に近づき、部屋を出る時には、指さし確認をして
「すべて片付けオッケー！」を自信を持って出るようにしたいものです。
　一歩一歩、仁義礼智信を体言する自分になることが、今の目標です。


１周目：「お父さんのような会長なのです」
２周目：「船井会長の涙」
３周目：「夜中のＦＡＸ　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
４周目：「船井会長からの「赤」入れ　（テーマ：私からみた船井幸雄）」　
５周目：「悪口は言わない！　（テーマ：私からみた船井幸雄）」　
６周目：「船井会長から学び、これからも守り抜きたいこと　（テーマ：私からみた船井幸雄）」　
７周目：「人間コンピューター船井幸雄　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
８周目：「“怒らない”船井会長　（テーマ：私からみた船井幸雄）」