船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです(このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください)。
名前:奥田 伊代
落ち葉とともに吹き抜ける風が、冬の到来を感じさせてくれるようになりました。
皆さまはお元気でお過ごしですか?
毎日の腸内洗浄で免疫力UP&ストレスがないお蔭で、まわりがゴホンゴホン言っても、風邪にうつる気配がないイリアール(株)の奥田です。
さて、ここの所、LOHAS(ロハス)関係の情報にどっぷり浸かっておりました。
当初は、ロハス情報を聞いても「あ〜、またロハスという言葉だけ先行しちゃってんのかなぁ」と、一時のブームにあやかっているのだろうと、真剣に捉えていませんでした(というのも自分の中でのLOHAS第一次ブームが終わっていたものですから・・・)。
ただ、あまりにも言葉を見聞きする機会が多かったものですから自然と色んな情報を見て、体験していくうちに、ぉお、やっぱりロハスはこれからの時代の重要なキーワードになるなぁ、と実感しています。
LOHAS(ロハス)というのは“Lifestyles Of Health And Sustainability”の略で、健康と持続可能性を考えた生活スタイルのこと。
ハイブリットカーや、エコグッズなど、地球にも人にも優しいロハス系のアイテムがもてはやされていることが多いので、名前だけはよく聞くという方も多いのではないでしょうか。
自称、健康オタクなバイヤーですので、ロハス商品については詳しい方なのですが、
どうやら最近はこのロハスという言葉、考え方が指針となり、町おこし、企業立て直しに一役買っているようです。
昨今の食品偽装事件など、様々なことが露呈されていることからも分かるようにウソや見せかけだけの商品は、売上もリピーターも、何もかも続きません。会社だって同じことだと思います。
だからといって単に一部の側面を誇張して、ロハスなんです、いいでしょ?と謳っているモノでは意味がありません。
つまり木を見て森を見ずの商品ではもう通用しないのだと思います(船井会長の言葉を借用させていただくと、本物商品は万能である、ということでしょうか)。
会社や人に置き換えても同様のことが言えそうですね。
資本主義に疲弊しきった人が求めいくものは、この本物商品と同様、本物のロハスな生き方なのかもしれません。
先日、まさにロハスらしい場所である信州の遠山郷に行き、日本の原点ともいえる暮らしを目の当たりにし、ことさら確信を持ちました。
そこには山があり、川があり、野生動物がいる。
人は季節の天然の恵み、大地の恵みを必要なだけいただく。
そんな風に、大自然と人が、精一杯、力強く互生・共生することで均衡が取れ、緊張感のある雰囲気と温かさで満ちていました。
そして心ある環境で生き抜く人々の目は、吸い込まれるほど美しく輝いています。
エネルギーに溢れた大自然と人の温かさにふれると、不思議にすーっと感性が研ぎ澄まされていくのをひしひしと感じます。
本物のロハスには心の触れ合いが宿っていました。
山が生きるように、人の心も通いあい、感情を素直に出しあう環境がそこには当たり前にあるのです。
地元の方とめいいっぱい触れ合い、笑って、涙を流し、野山を満喫しながら、秋のオープンワールドでも講演してくださった藤原直哉さんのお話を伺ってきました。
藤原さんは、「これからの日本は世界とともにロハス先進国として21世紀の本格的な社会基盤を創造していくことになると思う、行き過ぎた大都市偏重が是正され、地方には再び人と企業と学校が戻ってくるだろう」とおっしゃっています。
また、これからの地方の街おこしのポイントも教えていただきました。
(下記は拝聴しながらメモを取った内容です)
*その街の衣食住を住んでいる人自身が満喫でき、わが街を良い街だと思うことが大切。
*それによって地域が明るくなり、それが都会から来る観光客や企業、学校をひきつける力になる。
*来るもの拒まず、去るもの追わずの姿勢で大都会の人々と温かく交流する。
*同じような取り組みをしている全国の市町村にヨコのネットワークで仲間を広げる。
等々・・・
私が藤原さんのお話を伺いながら特に注目したのは、この日本人流LOHASともいうべき“捉え方”。
このちょっとセンスの良さそうな言葉と考え方に乗ってその土地ならではの古の知恵や伝統を新しい目線で捉え、活用する。それがいかにも、新旧を融和させる日本人らしいやり方だなぁと思うのです。
かといって、何も新しいことを生み出しているわけではありません。
言い方や打ち出し方は違えども、原点に、新しい目線で立ち返っているだけです。
遠山郷を訪ねてみて、ロハス的な考えは日本人のDNAに刻みこまれているのだろうと感じました。日本人にとっては説明不要な本能の感覚であったがために、“ロハス”を言い得る日本語が生まれなかっただけなんじゃないか、そんな気がしてならないのです。
人は衣食住すべて、自分自身やまわりと協力し、こなすことで、真の学びを得れるようプログラムされているように思います。言い換えれば、それは人として生きていくのに、分業化したり、ゆだねてはいけないことなのかもしれません。
藤原さんが、「21世紀のロハスな日本の原型であり、ここから日本を変えようと思う」とまでおっしゃる遠山郷。(そして私がこんなにも熱く語ってしまう遠山郷・・・)
大いなる癒しに包まれ、何もかもが深い部分に響き、心に染み入るイヤシロチです。
エネルギッシュでありながら精妙な空気、光を感じるだけでも、十二分に行く価値はあります。
本物のロハスを体験したい人はもちろん、時間を作ってでも、ぜひ訪ねていただきたい場所です。
かく言う私は、ジブリアニメ映画『千と千尋の神隠し』の発想の原点になったと言われる遠山郷の霜月祭に行こうか思案中です。
遠山郷についてはこちらから→ http://www.tohyamago.com/
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7周目:「恐れない、怒らない。清らかな自分を意識する。 (テーマ:私が日々思ふこと)」
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