船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　（株）船井ビジョンクリエイツの高橋と申します。現在セミナー運営を担当しております。
　このたび自分の感じること、思うことをお伝えする機会を与えられたことをうれしく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

　さて先日、とあるフェアトレードのお店で声をかけられました。フェアトレードについては後述しますが、来店したお客さんひとりひとりの写真と、「わたしのエコ活動」についてのひとことメッセージをお店に展示しているとのことで、写真撮影とメッセージを頼まれたのでした。そこでわたしが書いたことばは、次のようなものです。

【・マイばし、エコバッグはいつもかばんのなか　・オーガニックな野菜、お米、調味料……たべものから力をいただく　・オーガニックコットン、フェアトレードの服……からだになじみ、自分らしくいられる　・病院、くすりになるべくたよらない……自分で自分のからだのケアを】

　この中から、今回は特にフェアトレードの服のことをすこしお伝えしたいと思います。フェアトレードのことを知ったのは、１０年ほど前のこと。ご存知の方もすでに多いかと思いますが、「公正な貿易」を意味するフェアトレードは、海外の生産者の経済的自立を支援する貿易のあり方をいいます。

　「フェアトレードとは、貧困のない公正な社会をつくるための、対話と透明性、互いの敬意に基づいた貿易のパートナーシップです。フェアトレードは、アジアやアフリカ、中南米などの農村地域や都市のスラムなどに暮らす人びとに仕事の機会を提供することで、貧しい人びとが自らの力で暮らしを向上させることを支援しています。小規模農家や手工芸職人に継続的な仕事をつくり、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術を活かした生産によって、持続可能な社会を目指しています。……(中略)……」（フェアトレードカンパニー「ピープル・ツリー」ホームページより抜粋）

　わたしは生産者が不当に搾取されない貿易や経済のあり方に共鳴するものを感じてきましたが、それと同時に、フェアトレード商品のもつ手づくりのあたたかみやデザインがとても気に入っていることや、着心地がよく、からだによくなじむことから、ここ数年はすこしずつですが購入し、愛用しています。
　農薬や化学肥料を使わないオーガニックコットンなど、生産する人もその服を着る人にも負担のない素材でつくられた商品も多く、一度袖を通すと、手放せなくなります。　もしお店で見る機会がありましたら、触れてみられるといいかもしれませんね。
　また、おいしいカレーやコーヒー、チョコレートなどの食品やかわいい雑貨なども揃っています。
　フェアトレードの団体はいくつかありますので、以下にご紹介させていただきます。

◆ネパリ・バザーロ　　　　　　　　　　　　　　　　　　
http://www.nbazaro.org/indexj.htm

◆フェアトレードカンパニー「ピープル・ツリー」
http://www.peopletree.co.jp/

　最後までお読みいただきまして、ほんとうにありがとうございました。