船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　『船井幸雄.com』をご覧くださっている皆様、いつもありがとうございます。
　私は現在（株）本物研究所にて、商品の企画研究を主に担当しております。どうぞよろしくお願いいたします。

　船井会長は、先日【いま一番知らせたいこと、言いたいこと】の中で、「年をとった人は、元気であるうちはいいが、世のため人のためにならなくなったらなるべくさっさと死なせましょう」という国家的合意ができつつある……という考え方を紹介されていました。
　そのような国家体制において、私たちはいかに生きるべきかとして「アタマを活用し、脳細胞を活性化しなさい」とおっしゃっています。そして「世のため人のために尽くせば、人は死ぬ直前まで元気で活き活きと生きられるのだ」と。

　これらの会長の言葉に触れ、思い出したことがあります。１０代の頃、私は「人類がこの地球上に存在する意味」を真剣に問うたことがありました。なぜなら今地球が抱えているあらゆる問題の原因すべてが人類に帰結されるとするならば、人類の存在が消えることでしか解決の道もないであろうし、またそもそも人間には存在している価値はあるのだろうかと思ったからです。

　するとある人がこう教えてくれました。

　「人類は消滅してはいけないのだよ。人類は地球という巨大な生命体の『脳細胞』としての役割を担う存在なんだ。『人間という小さな生命の進化』が『脳の進化』と直結しているように、『地球という巨大な生命体の進化』は、『地球の脳細胞の進化』と直結している。だから私たち人類は『地球の脳細胞』としての自覚と責任をもって成長しなければならいのだよ」と。

　一見すると地球のガン細胞にしか見えなくもない人類にも、ちゃんと存在意義が与えられていることを知り、この瞬間、希望の光が未来に灯ったのを今でも覚えています。

　さらにその人は、「具体的には脳のシナプス形成をどんどん起こし、バラバラに切り離されてしまった人々をつないで、その善のネットワークを地球全体に広げることだよ。そのためには、動物的な古い脳ではなく、『他者を思いやる能力』『共感する能力』『挑戦する力』『忍耐力』など、これからの地球の進化にとって不可欠な高度な働きをつかさどる脳を活性化していくことが大事だ」と教えてくれました。

　地球の進化に不可欠な、より高度な働きをつかさどる脳の活性化……

　それはまさに、船井会長が常日頃おっしゃる「世のため人のために尽くす生き方」の中でしか起こすことのできない、脳細胞の活性化なのではないかとあらため考えさせられました。


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１周目：「この世でもっともパワフルな存在とは　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
２周目：「どんな物語を生きていますか？　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
３周目：「ココロとカラダをほっと癒してくれるアイスクリーム　（テーマ：私のストレス解消法）」
４周目：「「火傷」と「癒し」　（テーマ：私が最近ビックリしたこと）」
５周目：「夏の夜の癒しアイテム　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
６周目：「船井会長とマクロビオティック　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
７周目：「船井会長と佳川奈未さん　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
８周目：「「願望の描き出し」と「祈り」　（テーマ：ひそかに続けている私の習慣）」
９周目：「家事を豊かに彩るお花たち　（テーマ：ひそかに続けている私の習慣）」
１０周目：「青葉の季節に思うこと　（テーマ：仕事をしていて感動したこと）」