“超プロ”K氏の金融講座

このページは、船井幸雄が当サイトの『船井幸雄のいま知らせたいこと』ページや自著で、立て続けに紹介している経済アナリスト・K氏こと
朝倉 慶氏によるコラムページです。朝倉氏の著書はベストセラーにもなっています。

2013.09
新刊『2014年 インフレに向かう世界』まえがき より

●東京オリンピック開催決定でアベノミクス第2ラウンドのベルが鳴った
 「TOKYO」
 IOC(国際オリンピック委員会)のロゲ会長の発表は日本中を歓喜の渦に巻き込みました。 ついに56年ぶりのオリンピック招致が決まったのです。アベノミクスによって活況を呈しつつある日本経済にとって、これほどの大きな追い風はありません。そして何といっても日本人の気分の変化です。景気は気からと言いますが、この東京オリンピック招致の成功はこれからの日本人の気分を変えていくことでしょう。
 オリンピック招致発表翌日の月曜日から株式市場は再び活況を取り戻しました。それまでは20日間連続で売買代金が2兆円割れという「夏枯れ」状態に陥っていたのが嘘のようにストップ高が相次ぎ市場のムードは一変したのです。こうしていよいよアベノミクスの第2ラウンドの相場開始のベルが鳴ったのです。

 思えば昨年11月から日本の株式相場は6か月で80%も上昇するという60年ぶりの快挙を成し遂げました。朝鮮戦争以来のことでした。何かが日本の相場に起こってきたのです。何かが水面下で我々にダイナミックな変化を語ろうとしています。
 それは爆発的な景気の回復でもあるのですが、同時に止まらない、驚くようなインフレの出現を暗示しているのです。これから株式市場は怒濤の上昇を続けることでしょう。そして円安は決して止まることはないのです。

●証券口座に積み上がった9兆円のお金がこれから出動する

 既に株式市場には膨大な資金が投資したくて待機しています。証券会社の普通預金、いわゆるMRFといわれる口座ですが、右図のようにこの口座には史上最大の9兆円という驚くべき資金がプールされています。今まで日本の投資家はどうしても株の上昇に自信が持てず、株を買おうと思っても、二の足を踏んできました。しかし多くの人達はアベノミクスや日銀の思い切った政策転換によるインフレの到来の可能性を肌で感じているのです。そして株を買う必要があると思って、その資金を大量に証券会社の口座に置いて出番を待っているのです。必要なのは「一押し」だったのです。
 日本人は巨大な金融資産を持っています。1500兆円という膨大な資金です。それはバブルの崩壊に懲りて、決して株式市場に本格的に投入されることはありませんでした。
 昨年11月から日本の株式市場は怒濤の上げを演じたわけですが、この間、日本株を購入し続けたのは外国人投資家だけだったのです。ところが今回のオリンピック招致の成功で一気に日本の投資家のマインドが変わる可能性が出てきました。買おうか、買うまいか迷っていた投資家達がついに動き出す局面が来ようとしています。証券会社のMRFに待機されている資金は9兆円ですが、昨年から日本株を高騰させた外国人投資家の買い付けは約11兆円でした。11兆円の買い付けで相場は8割上昇したわけですが、仮に日本の投資家が本格的に投資に参入となれば、さらに株式市場はヒートすることでしょう。

●『株売却ブーム』が「株争奪戦」に変わっていく
 そして私は事あるごとに日本では「株ブーム」ではなく「株売却ブーム」が起こっていると指摘してきました。ここ直近の投資状況をみても、株をこれでもかという風に売却し続けてきたのは明らかなのです。この間、日本の株式は外国人投資家にほとんど買い占められてしまいました。その瞬間に景気回復、そして怒濤のインフレが来て、ここから株式の争奪戦が始まってくるのです。
 相場は驚くほど大きな相場となっていくでしょう。デフレ時代は現金の価値が変わりません。ところがインフレ時代になると全く違ってくるのです。それは貧富の差の拡大と、勝者と敗者の出現なのです。
 私は一貫して株式市場は大相場となり、円は大暴落していき、日本国債の暴落も避けることはできないと主張してきました。日本の金融資産1500兆円のうち、1000兆円が国債に釘づけされていたのですが、いよいよ低金利の悲鳴を上げて、大きく資金の移動が起こる時がやってきたのです。そしてこの流れに乗れない者は今後のインフレ時代に生き残ることができなくなるほどの大変動か始まろうとしているのです。


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バックナンバー
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加速する人手不足と日本の将来

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新著『暴走する日銀相場』まえがき

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衣食住がただ、お金のいらない世界に!?

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波乱で始まった2016年

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中国の結婚事情

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異常気象の連鎖

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新刊『株、株、株! もう買うしかない』まえがき

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日米同盟強化の恩恵

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アベノミクス その光と影

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ギリシアの悲哀

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止まらない<株売却ブーム>

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アベノミクス

14/11

バンザイノミクス

14/10

新刊『失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ』(舩井勝仁との共著)まえがきより(※目次、舩井勝仁のあとがきも含む)

14/09

加速する物価高

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新冷戦という脅威

14/07

新刊『株は再び急騰、国債は暴落へ』まえがき より

14/06

深刻化する人手不足

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14/04

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ウクライナを巡る暗闘

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中国ショック

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ハッピー倒産ラッシュ

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インフレに向かう日本

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株式投資に舵を切る年金基金

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金相場のたそがれ

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新刊『2014年 インフレに向かう世界』まえがき より

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崩壊に向かう新興国経済

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ドルが復権する世界

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激動前夜

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株バブル勃発、円は大暴落(新刊まえがき)

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「アベノミクス」がもたらすもの

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浜田教授のリフレ政策

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円を売る時がきた!

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大恐慌か超インフレだ!(新刊「あとがき」より)

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新刊『2013年 株式市場に答えがある』まえがき

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ギリシア救済というトリック

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2012年、日本経済は大崩壊する!(はじめに)

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スーパーマリオ

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物価高騰に備えよ

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まえがき(新著『2011年 本当の危機が始まる!』より)

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グーグルVS中国

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リーマンと山一證券

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ゲート条項

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ドバイの落日

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ターミネーター


2014年 インフレに向かう世界 だから株にマネーが殺到する!『大恐慌入門』(2008年12月、徳間書店刊)に引き続き、『恐慌第2幕』(ゴマブックス刊)が2009年5月に発売。その後 家族で読めるファミリーブックシリーズ『日本人を直撃する大恐慌』(飛鳥新社刊)が同年5月30日に発売。さらに2009年11月には、船井幸雄と朝倉氏の共著『すでに世界は恐慌に突入した』(ビジネス社刊)が発売され、2010年2月『裏読み日本経済』(徳間書店刊)、2010年11月に『2011年 本当の危機が始まる!』(ダイヤモンド社)を、2011年7月に『2012年、日本経済は大崩壊する!』(幻冬舎)を、2011年12月に『もうこれは世界大恐慌』 (徳間書店)を発売、2012年6月に『2013年、株式投資に答えがある』(ビジネス社)を、2012年10月に朝倉慶さん監修、ピーター・シフ著の『アメリカが暴発する! 大恐慌か超インフレだ』(ビジネス社)を発売。2013年2月に『株バブル勃発、円は大暴落』(幻冬舎)を、2013年9月に『2014年 インフレに向かう世界 だから株にマネーが殺到する!』(徳間書店)を発売。

『朝倉 慶の21世紀塾』を2009年2月より開始(主催:(株)船井メディア)
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詳しくはコチラ→http://www.funaimedia.com/asakura/index.html


★朝倉慶 公式HP: http://asakurakei.com/

Profile:朝倉 慶(あさくら けい)

K朝倉慶経済アナリスト。 船井幸雄が「経済予測の“超プロ”」と紹介し、その鋭い見解に注目が集まっている。早い時期から、今後の世界経済に危機感を抱き、その見解を船井幸雄にレポートで送り続けてきた。 実際、2007年のサブプライムローン問題を皮切りに、その経済予測は当たり続けている。 著書『大恐慌入門』(2008年12月、徳間書店刊)がアマゾンランキング第4位を記録し、2009年5月には新刊『恐慌第2幕』(ゴマブックス刊)および『日本人を直撃する大恐慌』(飛鳥新社刊)を発売。2009年11月に船井幸雄との初の共著『すでに世界は恐慌に突入した』(ビジネス社刊)、2010年2月『裏読み日本経済』(徳間書店刊)、2010年11月に『2011年 本当の危機が始まる!』(ダイヤモンド社)を、2011年7月に『2012年、日本経済は大崩壊する!』(幻冬舎)を発売。2011年12月に『もうこれは世界大恐慌』(徳間書店)を、2012年6月に『2013年、株式投資に答えがある』(ビジネス社)を、2012年10月に朝倉慶さん監修、ピーター・シフ著の『アメリカが暴発する! 大恐慌か超インフレだ』(ビジネス社)を発売。2013年2月に『株バブル勃発、円は大暴落』(幻冬舎)を、2013年9月に『2014年 インフレに向かう世界 だから株にマネーが殺到する!』(徳間書店)を発売。

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