船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:石原 和夫
1985年5月に刊行された『TMの奇跡』(PHP研究所 船井幸雄・加藤修一監修)は、私が船井幸雄を知るきっかけになった本です。
書籍が刊行される少し前、私は学生で剣道部のキャプテンでした。試合で負けられないことはもちろん、OBや後輩、二人の顧問の意見対立など、剣道以外の悩み事も多く、メンタルを鍛える必要性を感じていました。
禅僧の祖父の影響もあり、座禅の合宿などに出たこともありましたが、禅の「無」の世界は、当時の私には捉えどころがなく思えたため、もう少しとっつきやすく、実際に効果があるものを求めて出あったのがTMでした。
シンプルなマントラの伝授を受けて瞑想した後、
眼に映った都会のビル群が、午後の日の光に輝いて鮮明に見え、
その鮮やかさにびっくりした記憶があります。
しかし少し物足りないものを感じた私はすぐに、他の気功や瞑想に興味を持ち、
TMの実習もいつしかやめてしまいました。
それから四半世紀・・
多忙な合間に佐々木了雲先生に教えていただいた肥田式強健術をやり、
祝詞を唱え・・という日々を送っていたのですが、
このところなぜか、TM(超越瞑想)をしている方にお会いしたり、TMの記事に出あうことが多いのです。
示唆的なものを感じて、久しぶりにTMを再開してみるとこれが実に気持ち良いのです。マントラを唱えると独特の清明感、爽快感に包まれます。
もっとも仕事で疲労感が激しいと、瞑想中に寝てしまうこともあるのですが・・
しかしそのように疲労がきつい時も、すっきりしていく感覚が徐々に強くなっているようです。
佐々木了雲先生の元で肥田式強健術を学び、
人体の内側に眠る三快(愉快、軽快、爽快)を多少なりとも知ったこと、
気功を習ったことで、久しぶりのTMも、以前よりずっと効果を感じるのでしょう。
そんな折に再び船井幸雄から『素晴らしき真言(マントラ)』(青萠堂)が刊行されました。
私にとって懐かしい『TMの奇跡』の内容や、我々本物研究所がお世話になっている七沢賢治先生の言霊理論も紹介されていて、改めて言葉の音の深淵さに気付かされます。
佐々木了雲先生は「肥田式は型である。型を知り、自己を正す。
しかし日常に入ると型は崩れる。そしてまた型で正す。
それによって日常と型が一体化してくる」とおっしゃいます。
同書で船井会長が言及している「波動の法則」「鋳型理論」と共通している点があるように思います。
蛇足ですが同書158ページに私が以前『船井幸雄.com』に書いた「包み込みの
発想」についての一文が載っていてびっくりしました。
一社員の昔の文章を忘れずによく取っておいてくれたものだ・・と
船井の人への思いやりの心を改めて感じました。
私にとっていろいろな意味で、印象的な本でした。
またお読みになっていない方は、ぜひご一読ください。
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ishi@honmono-ken.com
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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