船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:森口 ゆりえ
こんにちは。
本物研究所の森口です。
今回もこの場でお話をできる機会をいただき、感謝いたします。
2月、全国各地で豪雪が目立ちました。
私は生まれも育ちも埼玉県で、雪に触れることが少ないわけではありませんでしたが、先日の雪は非常に驚きました(小学2年生のころにかまくらを作ったのを思い出しました)。
その日はどうしても出掛ける予定があり勇気を振り絞って家を出たのですが、案の定帰り際に交通遅延に引っ掛かり、普段は15分のところを約2時間かけて帰宅しました。
そんな危機的な状況でしたが、一つの心温まる体験がありましたので、お話させていただきます。
約2時間かけて最寄駅まで向かい、猛吹雪の中折れそうになりながらも傘を差して歩いていました。雪は膝のところまで来ておりほとんど埋まっていて、一歩を踏み出すのがやっとな状況の中、家に近づくにつれだんだん雪が薄くなっているのです。その時はもう8時を回っていて、周りに人は一人もいないのですが、明らかに雪かきをした跡が見受けられました。そのおかげで歩くスピードも少し早くなり、寒さから解放されたい一心で足早に家に向かいました。私の歩く補助をしてくれた雪かきの跡は家の前できれいに途切れていました。
玄関を開けるとタオルが置いてあり、まるで私の帰宅を待っていたようで、雪でずぶぬれになった洋服を何の不自由もなく手早く拭き取ることができました。家の中には母がコーヒーを飲みながらテレビを見ていて、いつもと同じ光景でしたが、私は嬉しくも恥ずかしい気持ちで「ありがとう」と感謝の気持ちをすぐに伝えました。
母は私が帰宅する数分前に雪かきをし、すぐ家に入れるようにタオルを玄関に待機させ……見事なまでのおもてなし精神だなと感動しました。
母はいつも家族のために工夫をこらしながらおもてなし精神を披露してくれるのですが、いつも感謝できているかといったらそうではありません。
母のさりげない大きな優しさにいつまでも気付き感謝できるような良い娘でありたいと心から思いました。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
18周目:「毎日が新鮮で感謝の日々」
19周目:「船井流に導かれる御縁」
20周目:「人の心を動かす手紙」
21周目:「今年の漢字」
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