船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:中沢 弥生
『舩井幸雄.com』をご覧のみなさま、いつもありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、新たなる年を迎え、抱負などを掲げてみたいと思います。
年始特有の穏やかにあらたまった空気から、早くもスピーディな生活サイクルに戻りつつありますが、今年は心身ともに、より軽やかに日常を送りたいという思いを強くしています。
これまでといえば、公私ともにバタバタと「ToDo」に追われる日々……。しかし、「やることリスト」を処理済みのチェックマークでいくら埋めてみても、私の場合、ちっとも達成感を味わうことができません。大小さまざまな「やること」たちが次々と訪れ、きりがないじゃないの〜、と途方に暮れてしまうばかりです。
そのような折、「遊戯三昧」なる禅の言葉に出会いました。
遊戯(ゆげ)を広辞苑で調べてみると、以下の記載があります。
1. 遊び楽しむこと。ゆうぎ。
2. 楽しく思うこと。よろこぶこと。
3. [仏]心にまかせて、自在にふるまうこと。
かなり大雑把ながら、何時いかなるときも、「今・ここ」にある状況を区別なく慈しむならば、それがそのまま遊びであり、自由自在の境地であるというような意味でしょうか。
思い返せば、つい結論を急いでしまう性質が自分にはありました。また、目標に向かって効率最優先、結果のみにこだわるといった面にも気づかされました。そのために余裕を失っているのであれば、もう少し楽になりたいものです。回り道も含め、過程を受け入れ認めること。心を開いて視野を広げてみることが、人生の味わいとなるのかもしれません。
また余談ながら、元旦に新年のイメージを漢字一文字で表現するのをひそかな楽しみとしているのですが、私にとっての今年は「明」と思い浮かびました。心の霧をはらい、いよいよ歩み出すといった印象です。
そのようなわけで、今年は日常に遊び心を織り交ぜながら、愉快に、ご機嫌よくまいりたいと思います。
みなさまの2015年が、恵みに満ちた 心豊かな一年でありますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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22周目:「民族共栄のオーケストラ」
23周目:「小さな旅」
24周目:「お楽しみさま」
25周目:「美しさの習慣」
26周目:「ある晴れた日に」
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