船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

　皆さまこんにちは。佐野浩一の秘書を務めております大宮でございます。
　東京は７月１日から７月９日までの日照時間がたったの２４分だったそうです。先週末からやっと７月らしい天気になってきました。皆さまがお住まいの地域はいかがでしょうか。
　さて、佐野の隣で仕事をしていると、さまざまな気づきや学びがあります。その中でも、私がとくに印象に残っているものが、「完ぺき」ということについてです。その「完ぺき」について佐野が書いた文章がありますので、引用させていただきます。

『完ぺき』
　完ぺきな人なんていません。
　完ぺきな商品、完ぺきなサービスだってないように思います。
　完ぺきな会社もおそらくないでしょう。
　自分に完ぺきを求めるのは、向上心としてはよいことだと思いますが、それで悩んだり、苦しんだりするんだったら、やめたほうがいいと思います。
　一方、他人に完ぺきを求めるあまり、欠点ばかり目につくようになるのも考えものです。悪口や批判ばかりしているうち、自分の心が荒んできます。
　だから、完ぺきじゃないこと、または完ぺきにはなれないことを認めてしまったほうがラクだと思います。
　むしろ、欠けているところがあるから、いいところが引き立つのであって、欠けているからこそ人は愛おしいのだと思うんです。そして、相手や対象のいいところを見て、つきあうようにしたほうが、お互い幸せな気がします。
　完ぺきじゃないから、成長するエネルギーがあふれ、目標や夢を持てるんですよね…。
　完ぺきじゃないことは、むしろ幸せの源泉かもしれません。
（ライフカラーニュース46号より）

　私は幼少期から長い間、完ぺきを求められる環境で育ちました。それゆえ、間違ってはいけない、ミスをしてはいけない、失敗してはいけない…いまでも、なにごとも完ぺきにしなければいけないという感覚が抜けきれません。そのような中、この文章を読んだときに心が少しラクになりました。「そりゃ、完ぺきなんてないよな〜！」って思うようにしてみました。もちろん、ミスが良いというわけではありませんが、良い意味で少し肩の力を抜いてみたいと思いました。皆さまはどのようにお感じになりますか？

　本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。


２周目：「本音で話をすること」
３周目：「ふるさとを想う」
４周目：「Ustream（インターネットでの生放送）をご覧になったことはありますか？」
５周目：「おはなし会に参加しませんか？」
６周目：「書籍ができるまで」
７周目：「幸せになるための練習」
８周目：「バザーを開催してみませんか？」
９周目：「入社当時を思い出してみる」
１０周目：「佐野に初めて会った日」
１１周目：「いろんな“幸せ”」
１２周目：「目の前のことに全力投球」
１３周目：「思いとイメージ」
１４周目：「新しい挑戦をするときにはモデル付加法」
１５周目：「“当たり前”に生活できていること」
１６周目：「仕事と勉強の効率を高める方法」
１７周目：「社会人の当たり前」
１８周目：「学生から社会人へ」
１９周目：「新しい手帳」
２０周目：「本物研究所の歓迎会と送別会」
２１周目：「舩井幸雄のまわりは笑顔がいっぱい」
２２周目：「旧友に会ってみる」
２３周目：「人に好かれる生き方」
２４周目：「人を喜ばせる生き方」
２５周目：「舩井の夢を見ました。」
２６周目：「舩井から教えてもらったことば」
２７周目：「ひと手間」
２８周目：「親身になる」
２９周目：「舩井幸雄のお墓参り」
３０周目：「新入社員は外国人」