船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

驚くほど暑い日が続いていますが
お元気でお過ごしですか？

私は、最近、家に帰ると絵本を読んで、ゆっくり。
リラックスタイムを楽しんでいます。

先日は、柳瀬智子さんの『ひつじくんのほしいもの』（ゴマブックスゴマブックス）という絵本を読みました。

ヒツジくんは
いつもほかの動物さんたちを
うらやましく思っていました。

キリンさんも、ブタさんも、
トラさんも、ゾウさんも、
みんなきれいな色をしているのに
ヒツジくんはまっ白だからです。

どうしたら自分もきれいな色になれるだろう？

リンゴをいっぱい食べたらあか色になれるかもしれない。
みかんをいっぱい食べてみかん色になりたいなぁ。
きいろになるためにバナナも残さず食べました。
サクランボもいっぱい食べました。
ブドウもいっぱいいっぱい食べました。
イチゴ。いっぱいいっぱいいっぱい食べました。

でもヒツジくんはまっ白なままで何もかわりません。
ヒツジくんは元気をなくしてしまいました。

するとヒツジくんのところへ女の子がやってきました。

どうした？　と聞かれたヒツジくんは
まっ白だから色がほしいんだ、といいました。

すると女の子はこういいました。

わたしはヒツジくんの白が好きだよ。
お空のくもみたいにモコモコ、ふわふわしていてすてきだよ。

ヒツジくんはびっくり。
ほんとうに？　ほんとうにそう思う？

もちろん。
ヒツジくんの色は、
くもの色、ミルクの色、ワタアメの色、わたしのだいすきな色よ。

ヒツジくんはとてもうれしくなりました。

そうか、ぼくの色はすてきな色なんだ。

ヒツジくんは、自分の色がすきになり
じぶんのことがだいすきになりました。

・・・

自分のことって、
意外とわかっていないんですよね。

自分で自分の良いところに気づけたらすてきですし、
まわりの人の、すてきだな、というところにも
気づいて、伝えていけたらいいなと思います。


３周目：「ワーキングマザーの安心感」
４周目：「映画「うまれる」を上映します」
５周目：「元気の秘訣」
６周目：「今こそ、可能性の窓をひらく時」
７周目：「大事なことを忘れずに」
８周目：「絆」
９周目：「いのちの絆〜映画「うまれる」上映会＆講演会〜を開催して」
１０周目：「幸せな時間」
１１周目：「時間の使い方」
１２周目：「ぼちぼちいこか」
１３周目：「自然に触れる」
１４周目：「中村天風先生の言葉」
１５周目：「心の持ち方ひとつで」
１６周目：「魅力的な日本語」
１７周目：「笑顔の力」
１８周目：「『「甘え上手」な子育て論』を読んで」
１９周目：「『めづめづ和文化研究所　京都』を読んで」
２０周目：「佐藤初女さんのお話を聞いて」
２１周目：「帯津三敬病院名誉院長の帯津良一先生と長野で気功をしてきました！」
２２周目：「鬼は内、福も内！」
２３周目：「万博記念公園で太陽の塔をみてきました」
２４周目：「特別展「医は仁術」でみたこと、感じたこと」
２５周目：「帯津三敬病院で、帯津良一先生と気功をしてきました！」
２６周目：「秋の動物園」
２７周目：「『くりすますのおくりもの』を読んで」
２８周目：「『ポックリ名人。』を読んで」
２９周目：「『星の王子さまとめぐる 星ぼしの旅』を読んで」
３０周目：「雨の日に読むと元気になれる絵本」
３１周目：「『きつねのたなばたさま』を読んで」