船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:松本 和子
時代の旬を生きる皆様こんにちは。
エヴァ・ビジョンの松本でございます。
今日もお読みくださり有難うございます。
今の季節は、
・二十四節気(にじゅうしせっき)『処暑(しょしょ)』
Wikipediaでは「暑さが峠を越えて後退し始める頃」とあります。熱帯夜が過ぎ、夜には虫の声が聞こえ始めます。穀物が実り始める時期でもあります。
しかし今年は、台風が大暴れ。
そういえば、息子のお産の前夜、切迫早産で早くも入院していた私は、「大型台風13号が上陸、関東で大暴れするだろう」との天気予報に、真っ暗な空と、窓をたたく雨、突風の激しい音を想像してドキドキしていましたが、翌朝9時頃、房総半島付近から上陸した台風13号はあっという間に午後には居なくなり、そして生まれた息子にはつむじが2つ。。。。
息子には「台風13号はどこ行っちゃったかと思ったら、あなたのココに来たんだよー」と額の映え際のつむじをつついて育てました。。。今年、台風13号は息子の誕生日にやってきまして、ひときわ感慨深く感じました。
そして、
・七十二候(しちじゅうにこう)は、日本と中国とで異なり、
『初候:綿柎開(わたのはなしべひらく) : 綿を包む咢(がく)が開く(日本)』
『中国は鷹乃祭鳥(たか すなわち とりを まつる) : 鷹が捕らえた鳥を並べて食べる(中国)』
綿を包む柎(花の萼(がく))が開き始め、ふわふわとした綿毛が中からとび出してくる、そんな季節です。
子供の頃、海でクラゲが出始め刺されるよと言われていた記憶が蘇ってきました。潮の香りと、水平線に傾く夕日、砂のついた日焼けした腕、浮き輪、シュノーケル、ビーチパラソル。。。はっきりと覚えています。
さて
お盆も終わりました、皆様は、どのようなお盆を過ごされましたか。
昨年からの災害天災によって大切な方を失くされた方に、心よりお悔やみ申し上げます。
そして終戦記念日も過ぎました。私の父は、海軍は横須賀、回天の操縦士で、来週出兵というときに終戦となった、命を拾った人間です。昨夜はNHKで、戦場から家族へ届かなかった手紙のドキュメンタリーを見て、「人の想い」と言うものを考えておりました。
私の息子は、明確にではなく、なんとなく「何か」を感じるタイプの様で、「おばあちゃんが、来てるみたいだよ」などと言います。私の母は花が好きで、それで今の家も「庭があるから」という理由で、背伸びして借り始めましたが、昨年10月末に急逝しました。
仕事や息子の高校受験に追われて、母の遺品の整理も進まずにいるうちに、「亡き人を偲ぶお香つくり」のお教室に参加できるご縁がありました。お香の先生が用意して下さった基本のお香に、母が好きだったバラや、白檀などをブレンドし、その人を偲ぶお香の名前を付けるのです。私は、歌が大好きだった母の、特にお気に入りだった「アイーダ」とつけました。
お陰さまでお盆の間は、その「アイーダ」を炊いて母をおくることができ、今までとは違う日常がありました。
香り、つまり嗅覚は、人の五感の中で唯一、大脳辺縁系へダイレクトに神経伝達があります。香りで記憶が呼び戻されることはありませんか。子供の頃の記憶、お母さんの匂い、お父さんの匂い、いつも抱っこしてくれていた先生や、お爺ちゃんお祖母ちゃんの匂いで安心したことが、きっとあるはずです。
お香を炊くって、初めて私なりの解釈を持つことができました。
『その人のことを想う』ということ。
私の友人は、アメリカ人と結婚し、アメリカに住んでいますが、年に2回、友人のお母様を囲むために、夫、子供の一家で日本に来ます。友人は「日本に帰省するために働いているようなものよ」と笑いますが、お母様は確実にお元気になっていらっしゃるご様子で、「ホッとするのよ」と友人は、はにかんだ表情で毎回話してくれます。
また別の友人は月に1回は、自分の実家の両親と、自分の家族とでごはんを食べるそうで、友人のお母様の好きなものがあるお店を選び、そのお料理が運ばれ食べるときの、お母様の笑顔がとても嬉しい、と言います。
「親孝行 したいときに親は無し」と言いますが、肉体があり、目に見えるときは、是非そのお顔を満面の笑みに、
そして、もう肉体は無くても、その人のことを思い、好きなものを用意し、喜んでくれていることを感じることも親孝行かと思います。
スピリチュアルと呼ぶより、もっと身近な神仏や魂の世界が、私達には自然なものとなっています。
そこには、左だとか右だかという政治思想的概念はなく、世の中を幅広く俯瞰できる平安があると感じています。
世の中を幅広く俯瞰できます。
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54周目:「身体は食べ物で作られる」
55周目:「自分の頭で考える」
56周目:「<二十四節気 芒種・七十二候 腐草為蛍>に思う」
57周目:「<二十四節気 小暑・七十二候 鷹乃学習>に思う」
2018.08.30: 「潜在意識」との付き合い方
2018.08.29: 読解力
2018.08.28: 役割に感謝
2018.08.27: 保税倉庫を活用し、ビジネスを広げる
2018.08.24: <二十四節気 処暑 ・七十二候 綿柎開>に思う
2018.08.23: 電磁波について考える!−11
2018.08.22: 自分だけの龍がつき運気が上昇する「カタカムナ・マイドラゴン」
2018.08.21: 素晴らしい!感動!
2018.08.20: 縄文―1万年の美の鼓動
2018.08.10: 洗剤がいらないお洗濯にわくわく♪
2018.08.09: 自分自身の使命を感じながら
2018.08.08: 都内でも八十八ヵ所巡り
2018.08.07: アンガーマネジメント
2018.08.06: 古本屋で昔、買えなかった本に出合う
2018.08.03: 目につくもの
2018.08.02: 薬を使う対処療法の限界
2018.08.01: 未来を変える「政木フーチ」