船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
船井流包み込みと不二一元論
2019.8.20(Tue)
社名:(株)本物研究所/(株)51コラボレーションズ
名前:門脇 宥希

前回のコラムでは、YAP遺伝子と出雲神族について触れましたが、特殊遺伝子YAP遺伝子は、古来日本人の出雲族はじめ、古代イスラエル人、チベット人に見られることも紹介しました。仕事のご縁は本当不思議なもので、これまで51コラボでは、会社立ち上げ当初から偶然にも海外ツアーや企画でこのルーツを追ってきてことになります(http://51collabo.com/?page_id=8329)。

※YAP遺伝子…古代ユダヤ人、チベット人をはじめ縄文高度文明を実現していた縄文人や出雲族は特殊遺伝子「YAP遺伝子」を持つと言われる。
〜船井幸雄・太田龍共著「日本人が知らない「人類支配者」の正体」(ヒカルランド)より〜

YAP遺伝子は、争いを好まない遺伝子…今では稀少で特殊遺伝子と言われますが、今、チベットを研究することで見えてきたのが、チベット医学の真髄…「不二一元論」が舩井幸雄が口酸っぱく言っていた「包み込みの発想」にソックリということ。船井流経営思想も遺伝子的、民族的な側面から見ても、元々は争いを好まない日本人の性質に合っているものとも言えます。その源流もさかのぼると、どうやら「チベット」にありそうなのです。

不二一元論は難しいように聞こえますが、とても簡単で、善と悪、生と死、聖と俗、男と女、自分と他人…二項に分けない、対立しないということ。特徴的な善と悪についても、人は二つの対立に分けたがります。最新の量子コンピューターのプログラミングの世界では、0と1だけでなく、0と1と「0も1」も含んだプログラミングをすると、これまでをはるかに超えるパターン数と可能性を見出すそうです。これは日本語が持つ「母音」の働きとも酷似します。

結局はこの2極に分けた考え方が人間のストレスを生む原因…。ストレスが病気の大半につながるのであれば、病気の対処法の行き着く先は「不二一元論」ということになります。このように二つに分かれた性質を「分けない」で包み込んで考えるだけに、チベット医学では「マンダラ」のように病気の原因を様々な要素とバランスで考えます。

特に、悪鬼、悪霊や理知の鞘(さや)=記憶情報の誤り=トラウマ…などに原因を求めることは現代医学には見られない。

チベット医学の権威、上馬場和夫先生は言っていました。「日本ではホリスティック医学が盛んになってきた。ホリスティックに携わるすべての人が行き着く先は、古いものの中に新しい時代の芽がある(温故知新)…チベットにたどり着くことになるだろう」と。

このような医療に関することだけでなく、チベットにはありとあらゆる「知」の体系化が見られます。人は必ず死ぬわけですが、「死」についてまで、チベットには驚くべき「死の体系化」まであるのです。

「死」とは何か?
死んだらどうなるのか?
人はなぜ、死ぬのか?

以下、アーユルヴェーダの第一人者、西川眞知子先生が強調する
【チベット5つのエレメント】
https://youtu.be/UBVF-dHh9kA

で紹介している「バルドの祈り」も驚くべき「死」の体系化です。

※「チベット死者の書」…
これは「バルド・トドゥル」というチベットに古くから伝わる経典。バルド・トドゥルは「バルド(中間)を理解して自然に解脱する」という意味。チベット人にとって大切な経典だが、このような経典…「知」の体系化はチベットには無数にみられる。

しかしなぜ、チベットなどヒマラヤゾーンに、叡智が数多く育まれたのでしょうか? その理由についても西川先生がダイジェストで触れています。土、水、火、風、空…5つの元素、エレメントを全身で感じることができること…。人間は身を置く、自然環境次第で能力が開くようなのです。

舩井幸雄もことあるごとに紹介していた「ヒマラヤ聖者」。聖者が育まれる理由もここにあります。行って体験してみないとわからないヒマラヤ。舩井幸雄のように「人間」と「世の中」の研究好きの人にとっては、極上の研究対象になります。

最後に、舩井幸雄が紹介していた著書「ヒマラヤ聖者とともに」から引用致します。最高峰の体験知がヒマラヤにあります。

〜ヒマラヤの山々はおよそ200〜400キロにわたり続く。エベレスト山はネパールとチベットの国境に位置し、標高8800メートルにそびえる世界最高峰だ。ペルシャ、インド、チベット、中国の人々は皆、この山々の壮大なる美しさを綴った。ヒマラヤは、宗教、信条にかかわらず何百万という人々にとってヨガの叡智の砦、霊性の砦であり続けてきたことを伝えておきたい。太古の豊かな伝統は今日なお存在し、この力強い山々の連なりは、聞く耳を持つすべての人に、その霊的栄華をささやき続きる。〜


2周目:「妻のお腹の張りについて」
3周目:「包み込みで商売繁盛」
4周目:「船井流ルール化」
5周目:「“ほんまもん”のつながりって何?」
6周目:「夢の設計図は時空の超越体験へのステップ?」
7周目:「幸せ、利益、本当にやりたいこととの統合」
8周目:「“本物”の流通の現場は学びの宝庫」
9周目:「“本物”の流通は人との関係性が決め手」
10周目:「独自固有の長所を生かせば絶妙に共生できる」
11周目:「コミュニケーションプラットホームとミニロゴストロン」
12周目:「子育ての気付きも物事の相似象」
13周目:「人との出会い力が鍵」
14周目:「儲かるお店はマンダラづくりにあり」
15周目:「フロー体験の再現」
16周目:「小商いのススメ」
17周目:「小商い共生モデルはセレンディピティを引き起こす」
18周目:「共生時代での卸問屋の役割」
19周目:「資本主義から新しい時代への超具体的実践」
21周目:「善悪の判断基準を超える」
22周目:「語って語って語り抜け」
23周目:「コミュニケーション進化が加速する!」
24周目:「新しい形態づくりで生き方が変わる」
25周目:「情報媒体の威力」
26周目:「時間という洗脳」
27周目:「ハラを決めて衆知結集一体化へ」
28周目:「目を背けずに陰(いん)を見る」
29周目:「分離か統合か」
30周目:「視点(次元)をズラす」
31周目:「2035年はどうなるか?」
32周目:「マネー資本主義崩壊はいつか?」
33周目:「つなぎ役」
34周目:「コラボレーションする故に我あり」
35周目:「二項対立の果て」
36周目:「表を動かす陰の力」
37周目:「2016年、丙申(ひのえさる)年の兆候が出てきた」
38周目:「数に秘められたシクミを思い出す時代」
39周目:「言霊(げんれい)の真髄を知り事(こと)が始まる」
40周目:「世を変える素晴らしい人財の発信が燃える」
41周目:「言葉にならない情報を言語化」
42周目:「現状維持か破壊か?」
43周目:「高い壁に覆われた自由と幸せは錯覚か?」
44周目:「支配と被支配の終わりの序章か?」
45周目:「次元の扉を開く重力波」
46周目:「私(わたくし)から公(おおやけ)へ」
47周目:「私が舩井幸雄に惚れた理由」
48周目:「破壊と創造は同じタイミングでやってくる」
49周目:「やらされ仕事」
50周目:「軍産複合体と食」
51周目:「人のエゴレベルの変化が垣間見える、新世代の兆候」
52周目:「生命の樹(カバラ)と日本の至高、言霊」
53周目:「「ユダヤ人大富豪の教え」の真髄はどこにあるのか?」
54周目:「右回りの時計の時間…洗脳からの解放」
55周目:「あなたの目の前の現実は、仮想現実か?」
56周目:「生き抜く土台だ!イスラエルのキブツ」
57周目:「知識偏重教育に隠された身体の叡智」
58周目:「薬を使う対処療法の限界」
59周目:「AI(人工知能)時代に求められる能力」
60周目:「誰も知らない日本の叡知」
61周目:「すべての諸問題の原因は「土」か?」
62周目:「ユダヤ人大富豪の秘密はどこだ?」
63周目:「卸問屋とメディアの類似」
64周目:「資本主義崩壊の目撃者となるか」
65周目:「カタカムナと言霊(コトタマ)」
66周目:「日本語脳とニュー・バーチャル・リアリティ」
67周目:「若者よ目を覚ませ」
68周目:「YAP遺伝子を呼び醒ます出雲の裏」

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