船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:長 博信
国連の発表によれば、現在、世界で廃棄されている食料は、なんと年間約13億トン!もあり、世界の食料の3分の1が廃棄されている計算となります。
これは20億人が食べることができる量であり、世界で飢餓に苦しむ約8億人を2回養ってもまだ十分余る量です。
この食料廃棄を金額換算すると、約7500億ドル(約84兆円)にもなるそうです。
廃棄される理由ですが、
畑では見た目の悪い」野菜は売れないという理由で収穫されずに腐るまで放置され、スーパーや食料品店では傷んでしまった野菜や果物は食べられる状態だとしても廃棄され、生鮮食品は賞味期限が切れる前に廃棄され、飲食店や家庭では食べ残しがそのまま捨てられています。
ここでわかることは、食料廃棄の多くが、生産されてから消費者が口にする前に廃棄されているという事実です。
具体的に、どんな食料が廃棄されているかというと、食品カテゴリーごとの廃棄率ランキングというものがあったので、ご紹介します。
<廃棄率が高い食料カテゴリーの食料品目>
1位:ジャガイモ、ビート、ラディッシュ、ニンジン —— 46.2%
2位:果物、野菜 —— 45.7%
3位:マグロ、サーモン、エビ、その他魚介類 —— 34.7%
4位:シリアル、パン、米 —— 29.1%
5位:レンズ豆、グリーンピース、ひよこ豆、油の精製に使われる種 —— 22.1%
6位:鶏肉、牛肉、豚肉 —— 21.5%
7位:牛乳、ヨーグルト、チーズ —— 17.1%
アメリカの場合、食べきれなかった食べ物は、ほとんどのレストランでテイクアウトができます。
持ち帰りが難しい料理や、衛生面での問題がある場合など、すべては難しいかもしれませんが、このような文化が日本でも当たり前になるといいですね。
「食品ロス」という言葉は、本来まだ食べられるものを賞味期限や形崩れ、キズなどを理由に廃棄してしまうことを意味し、飲食店や一般家庭での食べ残しも含まれます。
食品ロスには、環境破壊、資源の枯渇、貧困問題・・・といった問題が潜んでいるため、視野を広げて「自分たちだけよければいい」ということから脱却しなければならないと思います。
日本は世界の国々の中では、食べ物が豊富にある(体にいいかどうかは別にして)豊かな国です。
しかし、日本における食品ロスはどうかというと、年間推計約621万トンもあるのです。
621万トンといっても、ピンとこないと思うので、わかりやすくいうと、日本人全員が茶碗1杯分のごはんを毎日捨てているのと同じ量になります。
自分たちは食べ物を粗末にしていることに気づいていませんが、日本は「廃棄大国」と呼ばれており、小売店や飲食店から食料の廃棄に加えて、一般家庭から282万トンもの食料の廃棄が出ているのです。
「賞味期限」や「消費期限」などは、なるべく鮮度のいい食品を消費者の手に届けたいという目的で設けられたと言われていますが、特に日本は他国と比べて期限が短く、判断が厳しいという一面があります。
そういったこともあって、企業は安全対策をおこなう必要が出てくるのですが、同時にコストは抑えなければならなくなり、使われたのが「食品添加物」です。
こういった背景もあって、日本は食品添加物大国になったと同時に、食料廃棄大国にもなってしまいました。
子どもの頃は、親に「ごはんを残すと目が潰れるよ!」といわれて無理にでも食べていましたが、飽食の時代となった今では、ひょっとしたら虐待になってしまうのかもしれませんね。
それはさておき、有難いことに今の日本は食料には困らない国になりましたが、忘れてはいけないのが、日本の食料自給率は25%程度しかないということです。ほとんどの食べ物を輸入に頼っているという現状を考えたら、ひとたび有事の発生や、世界的な食糧危機が起こったら、大変なことになると想像できます。
私たちは改めて食を見直し、感謝して、大切にして、自然とともに生きていくことが必要なのだと思います。
2周目:「新しく正しい時代を築いていく」
5周目:「属国日本の現状」
7周目:「本物について」
9周目:「小沢氏がつくった「新政研」」
11周目:「現在の気象や地殻の大変化」
13周目:「米債務問題について」
14周目:「最近の自然の異変について」
21周目:「食関連の偽装問題について」
22周目:「児童相談所に関する問題」
23周目:「携帯基地局の設置がもたらす恐怖」
24周目:「仙臺四郎に学ぶ」
25周目:「未来の新しいコンセプト=麻」
26周目:「志の高さが未来を切り拓く」
27周目:「ゼロ磁場のエネルギーについて」
28周目:「富の二極化」
29周目:「現代人にとって必要なミネラル」
30周目:「『長の十訓』を読んで」
31周目:「ブルース・リーが遺した名言」
32周目:「物質世界と精神世界」
33周目:「おススメの書籍」
34周目:「ヤマト人とは」
35周目:「球界のエース大谷翔平の曼荼羅とは・・・」
36周目:「21世紀は水と微生物の時代」
37周目:「伊勢神宮のしめ縄は麻、出雲は真菰(まこも)・・・」
38周目:「波動・大自然の摂理とは・・・」
39周目:「予防医学の新しい概念 “抗糖化” について」
40周目:「常識は疑ってみる」
41周目:「こうすれば喜ぶ、あなたの60兆個の細胞」
42周目:「麻とは?」
43周目:「生命活動を支えている“マグネシウム”の働き」
44周目:「握るだけで“統合された意識”へと導き、“意志を強化”する装置「ロゴストロンNigi」
45周目:「握るだけで“統合された意識”へと導き、“意志を強化”する装置「成功している人の共通点」
46周目:「現代人にとって必要な「マコモ」」
47周目:「形而上学(けいじじょうがく)とは・・・」
48周目:「形而上学から見た仕事とは」
49周目:「〜マスメディアには載らない本当の情報〜 船瀬俊介&山田豊文&長典男 特別講演会!のご案内」
50周目:「最近おこなっている習慣と不思議な現象」
51周目:「「死」について」
52周目:「相撲界が荒れると土地も荒れる!」
53周目:「木内鶴彦さん講演会 2018.1.21(東京)」
54周目:「アマゾンの万能薬「コパイバマリマリ」とは・・・」
55周目:「『君たちはどう生きるか』語録」
56周目:「持続可能な開発のためのグローバル目標」
57周目:「日本にもやって来る徴兵制度」
58周目:「自分だけの龍がつき運気が上昇する「カタカムナ・マイドラゴン」」
59周目:「丸山修寛先生還暦記念!クスリ絵のパワー」
60周目:「日本と真反対の国で今起きていること」
61周目:「ガンの仕組みと最新療法について」
62周目:「日本の水道が危機的状況に陥っている!」
63周目:「東洋のシンドラー 杉原千畝(すぎはらちうね)」
64周目:「3.11と原発事故」
65周目:「日本は幸せな国なのか?」
66周目:「「消費税」の引き上げ問題について」
67周目:「丸山アレルギークリニック 丸山修寛先生のお話」
68周目:「生物種の絶滅が驚異的なスピードで進んでいる!」
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2019.08.28: 舩井幸雄が秘書に教えた文章の書き方
2019.08.27: 世界と日本の「食料廃棄」問題について
2019.08.26: リフレッシュ
2019.08.23: 極限状態から起こる気づきの嵐
2019.08.22: 自分の内側を意識すると運命が変わる!!
2019.08.21: メモをとる
2019.08.20: 船井流包み込みと不二一元論
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2019.08.09: 夏におススメの“ほんもの”商品
2019.08.08: はじめての体験
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2019.08.05: 熱中症対策について
2019.08.02: ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
2019.08.01: どう生きる? 自分が神さまだったら・・・