船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
極限状態から起こる気づきの嵐
2019.8.23(Fri)
社名:(株)51コラボレーション
名前:服部 真和

皆様、こんにちは!51コラボの服部と申します。

今回は絶体絶命、極限状態から気づきの嵐が起こり、人生を好転させていった二人の方を紹介したいと思います。お二人とも一般的に見ればアウトローで異色な経験をされてきたのですが、その気づきから反転、人としてもとても好感が持て、お会いしていても私自身がいろいろと勉強になる方です。

まず一人目は、スピリチュアル・セラピストのソフィア・エムートさんです。ソフィアさんの人生経験を見ると、まるで不幸のデパートのような次から次へと苦難が起こっています。

父親がヤクザで、家庭は崩壊状態。そして暴走族へ、不良少女として荒れた思春期。結婚後、夫は豹変しDV、病人の介護と夫の事業がうまくいかないことから借金取りの嫌がらせの修羅場の毎日を。やがて倒産し、夫が1億2千万円の借金を残して愛人と蒸発してしまう始末。ソフィアさんは一文無しになり、二人の娘を抱えてホームレスに。さらに、そうした状況は彼女の体を蝕み甲状腺ガン、PTSD、パニック障害、過敏性大腸症候群等の病魔が襲います。なんと劇的な人生・・・。

それらの状況から脱出するために、いいと言われたことは何でもやったそうです。たとえば、トイレ掃除。トイレを掃除すると人生が好転すると聞き、彼女は駅前の公衆便所を素手で毎朝4時半に起き掃除を続けたそうです。

度重なる困難を克服したソフィア・エムートさんですが、そうした状況からすべては自分自身が引き寄せたことに原因は起因し、今ここという瞬間をどう生きるかにより、人生は変化していくことに気づいたそうです。その意味で、困難な渦中にいるときは気づかなかった様々な人生の秘密のようなものに気づいていきました。

そうした気づきの嵐が、現在ではスピリチュアル・セラピストとして花が開き、いろいろなかたの相談にのっている展開へと変化していきます。人よりも苦労を重ねたからこそわかる心の痛み。彼女の人生は特異な部分がありますが、ソフィアさん曰く「私は困難からいろいろなことを学んだけれど、どんな人でも人生において悩んでいることはたくさんある。誰でも幸せになる権利はあるし、そのためには負の連鎖に陥らないためにまずは自分を癒すことが大切」と、簡単にいつでもできるセリフヒーリングの方法を教えています。

それにより人生が変化していったクライアントさんが多々いるようです。51コラボではそんなセルフヒーリングの方法をオンライン講座として配信していきます。
https://51collabo.com/?page_id=24281

そしてもう一人は、新垣玄龍さんという方です。新垣さんは現在、伊勢で民泊を運営しながら、僧侶として活動をされていますが、かれの人生もまさに絵にかいたような異色なもの。

沖縄の極貧の家庭に生まれ、ばかにされないためにと力に走り、不良少年からやがてヤクザの世界へと入っていきます。そしてごぼう抜きで組長にまでなります。裏稼業に足を踏み入れました。

新垣さんの父親は蒸発し行方不明、一か月後に腐乱死体となった遺体に対面することになります。もはや原形をとどけめていない異臭を放つその遺体を見て、彼は死というものを強烈に感じることになったそうです。

やがて彼は、刑務所にはいることになりました。罪と罰の世界です。当時、刑務所において受刑者に対する扱いが酷く、反権力を標榜する新垣さんは、国を相手取り人権回復のための裁判を起こし勝ってしまいます。その結果、彼は厳正独居房に入れられたそうです。

三畳一間、そこでトイレも食事も、人と話すことはできず、立って運動することも許されなかったそうです。閉ざされた閉塞空間で、新垣さんはやがて幻覚を見るようになり、強迫神経症になり精神が崩壊していく危機を感じました。それを克服するために、ひたすら瞑想を続けたそうです。

この隔絶空間における瞑想が、彼に覚醒体験を引き起こし、出所後は自らの人生を顧みてヤクザの世界から足を洗い、仏門に入ります。日本の寺院からミャンマーでの瞑想修業。仏教や瞑想の勉強を深く学んでいくことになります。

彼がミャンマーで学んだ瞑想は、上座部仏教の瞑想法で、それは今流行しているマインドフルネスの瞑想法でした。Googleやアップルなどが取り入れて話題となっているマインドフルネスの瞑想はその源流に上座部仏教の瞑想法がベースとなっているのです。

現在の新垣さんは、ほんとにヤクザだったのか? というくらい温厚な方です。穏やかでまろやか、それまでの人生を浄化させるかのように、地域の子供たちとコミュニケーションの懸け橋となりその活動は新聞に紹介されたり、食の過剰供給の問題にも取り組んでいます。

新垣さんにとって、父親の腐乱遺体との対面、厳正独居房での瞑想と気づき、そして瞑想修業が、人生を180度転換させる大きな気づきときっかけになりました。彼の気づきに方向性を与えたのが仏教でありマインドフルネスでした。それらを深く勉強したことにより、現在ではマインドフルネス瞑想を教える立場にもなっており、様々なカウンセラーやセラピストが彼のもとで学んでいるそうです。

51コラボでは新垣玄龍さんのマインドフルネス講座をオンライン配信していきます。
https://51collabo.com/?page_id=24453

今回は、普通の人では経験できないような稀有な人生を送り、その過程のなかで大きな気づきを得て、その後の人生を転換させ、その気づきを還元させているかのような活動をしているソフィア・エムートさん、新垣玄龍さんというお二人をご紹介させていただきました。

いや〜、人生ってホントに面白いと思いますし、勉強になるなあと思います。


2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」
29周目:「新しいことをやるには……」
30周目:「月並みですが持続のコツ」
31周目:「やってみて気づく」
32周目:「運を味方にするサイトがオープン!」
33周目:「雑感」
34周目:「セルフ・ブランディングの時代を感じて」
35周目:「絶望と無気力の淵から立ち上がって・・・」
36周目:「今から、ワクワクしています!」
37周目:「スピ・サミ・レポート」
38周目:「3・3・3の原則」
39周目:「この人、イイね!」
40周目:「エジプトに行ってきました!」
41周目:「違和感を感じる自分」
42周目:「スピリチュル・サミットの季節が・・・」
43周目:「禅を新発見」
44周目:「道教」
45周目:「ゴッズ・オブ・エジプト」
46周目:「タオという宇宙観」
47周目:「ドラゴン・イン台湾」
48周目:「テレサ・テンは菩薩だった!」
49周目:「宮沢賢治の言葉に触発されて」
50周目:「新しい女性美の提案企画スタート!」
51周目:「響」
52周目:「イスラエルに行き感じたこと」
53周目:「不思議な施術体験、すごかった!」
54周目:「次元上昇」
55周目:「呪詛大国日本」
56周目:「遥かなるイスラエルへの旅」
57周目:「伊勢神宮の月次祭を奉拝して」
58周目:「古本屋で昔、買えなかった本に出合う」
59周目:「カバラの衝撃」
60周目:「女神の時代へ」
61周目:「フェニックス=火の鳥=鳳凰」
62周目:「不思議大好き!知られざる日本」
63周目:「今、最も注目される哲学者は何を語るのか?」
64周目:「奇想のクリエイティブ」
65周目:「熱き心の姿勢が多くの人に希望の火を灯す」
66周目:「チベット死者の書」
67周目:「100年以上前にチベットで修業した僧侶の話」
68周目:「世界にはすごい聖地があるもんだ」

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