船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:服部 真和
皆さん、こんにちは!51コラボの服部と申します。さて今回は51コラボでもツアーを企画したことがあるエジプトについてです。
現在日本では2つのエジプト展が開催、巡回しているのをご存知でしたか? 人類古代史で欠かすことができない古代エジプトの遺物がまとめて見ることができるというわけです。エジプトの文化を知るのに絶好の機会です。
一つはオランダの、もう一つはドイツのコレクションによる展覧会で、それぞれがテーマ性を持って展示しているので、勉強になります。
まずオランダのライデン国立古代博物館蔵「古代エジプト展」(12月6日まで愛知県美術館、12月19日から静岡市美術館)についてです。一口にエジプトと言っても、その文明の萌芽は前5000年紀といいますから、今から7000年前ということになります。前4000年紀末にはエジプトに統一国家ができ、前30年、有名なクレオパトラの時代、ローマ帝国に征服されるまで続いたわけですから、とてつもなく長い時間が流れているわけです。
展示はヨーロッパにおけるエジプトの発見(ナポレオンの遠征によるところが大きい)から、あの世を思うエジプトの死生感をメインとしたものなどで、目玉はミイラをCTスキャンしたものを実際のミイラとともに展示したコーナーです。
ところで、エジプトの古代文字ヒエログリフについて、ナポレオンの軍隊がロゼッタストーンを発見したことによりその解読が可能になったというのですが、その石がなぜ解読につながったということについて、私は知りませんでした。
展覧会では、そのレプリカが展示されており、理由がわかりました。これは、意外と私の中では大きな気づきでした。つまり、ロゼッタストーンには三段の文字が掘られており、上段にヒエログリフ、中段にデモティック(古代エジプトの民衆語)、下段にギリシア語であることから解読できたことがわかったのです。
つまり、このロゼッタストーンはギリシア人支配の王朝であるプトレマイオス朝(クレオパトラもその時代)のもので、ギリシア語が公用語でもあったと言います。
私はエジプトの歴史についてほとんど知らないといっていいのですが、古代エジプトは王朝が統一されたり、分裂したり、幾度か外国勢力に征服された時期があるということ(ヌビア人、アッシリア人、ペルシア人)。3000年近い歴史において紆余曲折があったということです。
そして、もう一つはドイツの国立ベルリン・エジプト博物館収蔵「古代エジプト展」、江戸東京博物館で開催中(2021年4月4日まで)。東京から京都、静岡、八王子と巡回する予定です。
こちらは「天地創造の神話」という副題があるように、エジプト神話をテーマとしていました。こちらの展覧会でよかったのが、展示品すべて写真撮影がOKだったこと。それと映像でわかりやすく解説があり、世界が「原初の海」=ヌンから創造されたという神話の部分です。
エジプトの創造神話の話は、以前本で読んだことがあるのですが、すっかり忘れています。やはり本で読んだだけでは、記憶が抜けていってしまい、やがて、忘れてしまいますが、足を動かし体を運んだ形で記憶したことの方が記憶的には残っていくということです。
ところで、このベルリン・エジプト博物館の展覧会やライデン国立博物館の展覧会でも見かけたのが、息子ホルスを抱く女神イシスの像でした。この像はキリストと聖母マリアの聖母子像の原型であると言われており、その像がルーブル美術館にあると知り、3年前にフランスに行く機会があった時、ルーブル美術館に立ち寄り、ホルスを抱くイシスの像をなんとか一度、見てみたいとあの広い館内を必死で探し回った記憶があります。
それがそんなに努力することもなく短期間、エジプト展のおかげで2回も見ることができたのでした。
かつてイシス女神の信仰はヨーロッパ大陸に広がっていたと言います。それが原型となりキリスト教の図像にも影響を与えたのか・・・。古代エジプト文化の影響は。おそらく計り知れないほど広く広がっているのでしょうね。
51コラボでは、全脳活性プロデューサーの山岡尚樹氏、心理カウンセラー・町田明生晴氏、エジプト人のビジネスオーナーのサラハ・アミン氏による「エジプト・スピリット!」というオンライン配信を実施しています。(⇒ https://funai-51collabo.com/set/674)
2周目:「映画館へ行こう!」
3周目:「清々しいメロディに紡ぎだすハート」
4周目:「刺激的な人物がいた!」
5周目:「人の変化で時代を感じる」
6周目:「ひまわり大作戦」
7周目:「雑感」
8周目:「あらためて「プラス発想、素直、勉強好き」を・・・」
9周目:「想いは実現するということの私なりの解釈」
10周目:「宮沢賢治と手帳」
11周目:「防災の心得」
12周目:「書と陶の融合・・・私探しの旅に出て私になる」
13周目:「麻について」
14周目:「歩くことが楽しくなってきた」
15周目:「工夫をしよう!」
16周目:「アルゴ」
17周目:「私が過ごした本物研究所について」
18周目:「「笑いとばせ」という感性」
18周目:「「ありがとう」の言葉の力」
19周目:「美術館は妖怪ブーム」
20周目:「インフレ時代到来か?」
21周目:「20代の仕事の思い出」
22周目:「舩井幸雄が遺してくれたもの」
23周目:「まっ直ぐなやさしさ」
24周目:「山口敏太郎さんという方にお会いした印象」
25周目:「突出したことをしないでセミ・リタイアした男性」
26周目:「「精麻」で幸運を呼び込む」
27周目:「新春はこの人に注目!」
28周目:「20年前を振りかえる」
29周目:「新しいことをやるには……」
30周目:「月並みですが持続のコツ」
31周目:「やってみて気づく」
32周目:「運を味方にするサイトがオープン!」
33周目:「雑感」
34周目:「セルフ・ブランディングの時代を感じて」
35周目:「絶望と無気力の淵から立ち上がって・・・」
36周目:「今から、ワクワクしています!」
37周目:「スピ・サミ・レポート」
38周目:「3・3・3の原則」
39周目:「この人、イイね!」
40周目:「エジプトに行ってきました!」
41周目:「違和感を感じる自分」
42周目:「スピリチュル・サミットの季節が・・・」
43周目:「禅を新発見」
44周目:「道教」
45周目:「ゴッズ・オブ・エジプト」
46周目:「タオという宇宙観」
47周目:「ドラゴン・イン台湾」
48周目:「テレサ・テンは菩薩だった!」
49周目:「宮沢賢治の言葉に触発されて」
50周目:「新しい女性美の提案企画スタート!」
51周目:「響」
52周目:「イスラエルに行き感じたこと」
53周目:「不思議な施術体験、すごかった!」
54周目:「次元上昇」
55周目:「呪詛大国日本」
56周目:「遥かなるイスラエルへの旅」
57周目:「伊勢神宮の月次祭を奉拝して」
58周目:「古本屋で昔、買えなかった本に出合う」
59周目:「カバラの衝撃」
60周目:「女神の時代へ」
61周目:「フェニックス=火の鳥=鳳凰」
62周目:「不思議大好き!知られざる日本」
63周目:「今、最も注目される哲学者は何を語るのか?」
64周目:「奇想のクリエイティブ」
65周目:「熱き心の姿勢が多くの人に希望の火を灯す」
66周目:「チベット死者の書」
67周目:「100年以上前にチベットで修業した僧侶の話」
68周目:「世界にはすごい聖地があるもんだ」
69周目:「極限状態から起こる気づきの嵐」
70周目:「ミャンマーに行ってきました」
71周目:「ヴィパッサナー瞑想の聖地へ」
72周目:「魂が喜ぶ瞬間へ」
73周目:「イスラエルを巡る3つの謎」
74周目:「幸運は準備している人に訪れる」
75周目:「ゴーイチプレミア」
76周目:「協力と情報共有」
77周目:「オンライン化の波」
78周目:「魔術的要素があるという古代ルーン文字」
79周目:「数字の持つ神秘な側面」
80周目:「エジプトに注目」
81周目:「女神の知恵を取り入れていく時代へ」
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2020.12.04: エジプトの息吹を感じる
2020.12.03: この先の見解
2020.12.02: アメリカ大統領選は全く終わっていない
2020.12.01: 逆境をチャンスに変える意識の持ち方と人の育て方