船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　先日、以前聴かせていただいた船井会長の講演内容を記載したノートをみつけました。ある企業様の新規事業セミナーなのですが、その企業様の見込客の方達を集客し、その方たちに船井会長が講演されるというものでした。
　お聞きした話によると、船井会長が講演されたセミナーでは、毎回何件かの契約が決まるそうなのです。こういったことを事前に聞いていたものですから、何か秘密があるのだろうと思い、必死でメモを取っていました。

　講演の内容は、
�@ この企業様の社長について
�A この会社の商品について
�B これからの時流について

というながれでお話をされていました。
　このながれだけをみていると、普通の講演会とはそんなに大差はないと思います。ですが、僕の感じた感想は、船井会長は各項目を具体的な事例を交えてお話をされるのが特徴的に思えました。
　例えば、「なぜ顧客を『特定客化』しなければいけないか」という話の場合、

船井会長：「以前私が東京に出張が多かった頃（船井会長が大阪在住時の話です）、何箇所かのホテルを転々と宿泊していました。ですが、ある時から、ひとつのホテルに毎回泊まるようになったのです。そのきっかけが、ホテルにチェックインした時、ホテルの担当者が『お好きなお酒はなんですか』と聞いてきたのです。その時私は、当時好きだったお酒名を言い、当日、講演などがあったためにホテルを出発しました。そして、ホテルにもどって部屋に入ると、そのお酒が『ご自由にお飲み下さい』と置手紙が添えられて置かれていたのです。それからそのホテルに宿泊するたびに、部屋には毎回そのお酒が常に置いてあったのです（しかもそのお酒は毎回新品が置かれていたそうです）。そのことがきっかけで、私の常宿はそこのホテルになりました。
　その後、そこのホテルで当社のセミナーを開催したり、社員研修などで使用したり、今まででどれだけの売上げに貢献したかわかりません。こういったちょっとした心遣いで顧客の特定化ってできるのです」
というお話をされたのです。
　講演を聴かせていただいて、まだまだ勉強不足の僕でもわかりやすくお話されるので、毎回楽しみにしていたのを思い出しました。このことは、現在自分の営業の時に役立たせていただいております。


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住　　所：福岡県福岡市中央区渡辺通二丁目１番８２号　　
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１周目：「私から見た船井会長」
２周目：「私から見た船井会長　パート２」
３周目：「どんな時もプラス発想の船井会長　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
４周目：「船井会長は、最高の営業マン　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
５周目：「会長から学んだこと　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
６周目：「船井会長に質問してみました。　（テーマ：私からみた船井幸雄）」