船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
カウンセラーが一番お得なんです
2012.12.4(Tue)
社名:(株)本物研究所 ライフカラーカウンセラー認定協会事務局
名前:星 祐作

 『船井幸雄.com』をご覧の皆さま、こんにちは。株式会社本物研究所でライフカラーカウンセラー認定協会の事務局及びトレーナーをやっている星祐作と申します。

 ライフカラーカウンセリングとは、東洋思想の陰陽五行論と予防医学をミックスさせたカウンセリング手法です。受けた方は、ほとんどの方が「当たっている」「不思議だ」というお声をいただいています。

 カウンセリングという仕事に携わっていると、さまざまな面でメンタルストレスが人に与える影響の大きさについて実感させられます。最近は、ライフカラーの理論を活用した勉強会やイベントを実施していこうと考えております。

 先日は、埼玉県羽生市にある木村歯科医院でライフカラーを活用した社員研修を行いました。木村歯科医院は、50年にわたり地域密着型の歯科として歯の健康向上に努められています。羽生市の人口は5.6万人、市内の歯科医師の数は37人(平成22年統計)、院長の木村匡司さんによると市内に約30の歯科医院があるということからすると、1つの歯科医院に1.23人の歯科医師が配属されていることになります。
 木村歯科医院には、4名の歯科医師がいて、2名の麻酔専門医もいます。また、患者と歯科医師のかけ橋の役目を担うコーディネーター担当のスタッフもいます。設備や方針もユニークで、無菌室の手術室があったり、歯科医院では珍しいCTスキャンがあったり、最近の歯科にああまり見られない予防に力を入れたりしています。

 木村院長は、患者と同じくらいスタッフのことを大切にされていて、「スタッフに豊かな人生を送ってほしい」という考えから、今回、ライフカラーを活用した社内研修が実現されました。元々スタッフ育成には力を入れていまして、研修合宿やスタッフの夢を発表する「夢プレゼン大会」なども行っています。

 今回は、2時間の研修にほぼ全員の17名のスタッフに、ライフカラーの研修を受けて頂きました。

 研修の内容は、普段ライフカラーカウンセラー養成講座で実施している研修内容をいくつか選び出し、木村歯科医院にマッチするような流れにアレンジし直しました。ライフカラーの講座の中では、相手の目と目を合わせる「ダイアード」という手法があります。2人1組のペアになり相手の目を話さずにじっと見つめます。試してみるとわかりますが、慣れていないと、目をそらしたり、笑ったり、話をしたりしてなかなか落ち着きません。この反応を「自動反応」と言います。
 当日の研修でも、「自動反応」が多く見られました。その後のシェア(分かち合い)を聴くと「恥ずかしい」「照れる」などが出ました。実は、その自動反応にその人の「本質」みたいなものが隠れています。当日は時間の関係上、そこまで深く見つめることはしませんでした。ただ目をじっと見つめているだけなのに、中には涙を流している方もいらっしゃいました。

 次に長所伸展ワークです。このワークはたびたび本物研究所の社内研修でも、ライフカラーカウンセラー認定協会代表の佐野浩一が行っています。相手の目を見ながら、相手の良い所(長所)をいくつもイメージしてもらいます。そして、しばらくしたら、AとBに分かれてもらい、相手の目をきちんと見ながら長所を伝えます。そして、聴く方は何も話さずにただ受け取る練習をします。これはやってみるとわかりますが、とても盛り上がります。
 日本人は外国人に比べ、相手のことを褒めることをあまりやらない民族と言われています。ですが、人には「認められたい欲求」というものが強くあります。そこを満たしてあげると、自信をもち、心も前向きになれます。おそらく、心が疲れている方は、周りからの承認が不足しているのかもしれません。「私は受け取ることをあまりしてこなかった」とコメントされた方がいらっしゃいました。
 後は、個別の質問に答え、ライフカラーカウンセリングの特徴をいくつかお伝えして、研修は終了となりました。

 後日のメールで感想が寄せられました。途切れ途切れですがご紹介をさせていただきます。

「自分をさらけ出したことにより、(他の)スタッフから共感を得だすのでは」
「スタッフ一同大歓迎大満足のセミナーでした」
「とても有意義な時間を過ごすことができました。自分のことは一番自分が分かっていると思っていましたが、実は自分でも知らない自分がいたのだと改めて気づかされます。」
「一番自分を大切にしてこなかったのは自分であったことに気づかされました・・・。」

 今回の研修を終えて私は、人の行いに対するマインド(感情・精神・考え・心のクセ)の影響の大きさを、改めて強く感じさせられました。一見すると元気そうな人、元気そうな会社でも、少し細かく見てみると、すっきりしない部分があります。それは、大したことないように感じられます。別に引きこもるわけでもなく、周りに迷惑をかけているわけでもありません。しかし、その汚れがどんどん積もっていって、いつしか自分でもクリーニングできずに、心と身体を蝕んでしまいます。そうすると、目に見える形でマイナスの部分が浮上してきます。

 ライフカラーカウンセリングは、1人1人にある汚れをクリーニングするカウンセリングとも言えます。その汚れは誰がきれいにするかというと、カウンセラーではなく、クライアント(相談者)です。私たちカウンセラーができるのは、どんな汚れがどれくらいあるのかということを相手に気づかせ、そしてそのクリーニングのやり方をお伝えするだけです。大切なことは、その汚れに気づいてもらい、そして「よしきれいにするぞ」という気持ちにその人自身がならないと、その汚れは決してきれいにならないのです。
 時に、とてももどかしくなるときもあります。その汚れは、自分自身では気づかない場合があるからです。最近できた汚れなら簡単にきれいにすることはできますが、その方が幼かったころにできた汚れの場合には、こびりついてなかなか落ちなかったり、あまりにも自然過ぎて汚れ自身が発見できなかったりする場合もあります。

 カウンセラーとして大切なことの1つとして、カウンセラー自身のマインド(感情、精神、考え、心のクセ)を手放すことがあります。カウンセラー自身の頭の中にマインドがぎっしり詰まっていたら、相手のマインドが発見しづらいのです。
 ですから、カウンセリングをするカウンセラーが一番、勉強になったり、自身のセルフカウンセリングが深まったりと、得るものがたくさんあります。

 もし自身が元気ないな、疲れているな、と思ったら、人のカウンセリングをすることが一番のクスリではないでしょうか。

 今回の研修に関して、この文章を木村院長に確認したところ「当院は書いていけない事などは何もなく患者様以外の来院者の方にもすべてを見せるし資料も渡します。これはスタッフにも浸透させていますが、もし木村歯科独自の事で歯科医院が発展するための秘密のことがあったとして、『それは人には内緒にしましょう』としたら私やスタッフの向上心が無くなってしまうと考えているからです。裏も表もなくまじめな治療やノウハウもすべて見せることで次への向上につながると考えているからです。さらけ出す点についてはライフカラーみたいです。」という返答がきました。このやりとりからも木村院長のお人柄の素晴しさがわかりました。

 もうすぐ冬本番となります。温かい恰好をして、食事などの生活習慣に気をつけて、楽しい年末年始をお過ごしください。


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2周目:「働くことに関する本音」
3周目:「人間としての性質」
4周目:「自動反応について」
5周目:「国会答弁を聞いて感じたこと」
6周目:「1日のリズムをスムーズに進めるには」
7周目:「自分を受け入れる」
8周目:「食事について」
9周目:「スターウォーズを見て思ったこと」
10周目:「6/2(土)にんげんクラブ関西大会(in京都)に遊びにきませんか?」
11周目:「健康と夢を叶える蘇生の風」
12周目:「ゆるすということ」
13周目:「楽しく仕事をするために」

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