船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

書:佐野浩一
船井幸雄グループ社員の日々もの思ひ、考へる あの社員の一日を公開!
あれから二年
2013.2.26(Tue)
社名:(株)にんげんクラブ
名前:家田 邦夫

 『船井幸雄.com』をご覧の皆さまこんにちは、にんげんクラブの家田です。
 もうじき啓蟄(けいちつ)を迎え、暦では春が近づいてくるのが感じられますね。
 動物や虫が冬眠から実際に目覚めるには、最低気温が5度を下回らなくなり、平均気温が10度を超えないといけないと聞いた事がありますが、人間は少し早く春を感じることができるのかもしれませんね。

 さて、もうじきあの未曾有の天災から2年になります。
 未だに千数百名の御遺体がみつからない状況ですが、先日読んだ冊子の中に、そうだと思われる気づきがありました。

 その記事の中には、
日本は古来より天災のデパートであり、地震、津波、台風、洪水等々何でもありの国である。 今回の地震のように千年に一度の天災が起こった場合にはなす術がないのではないか。
 例え、千年に一度の天災に備えたとしても、一万年に一度の天災が起きた時には、それまでではないかと。
 だから、千年に一度起こるかもしれない天災に備えて、護岸や堤防の構築を考えるのは無駄ではないか。
 日本ではこれまでも数えられないような天災に襲われ、その都度多数の犠牲者をだしてきた。
 しかし、生き残った皆で涙を流し、その後手を取り合って日本を復興してきたのではないかと。
 それが、日本人の宿命であり、そしてその代償として日本には美しい自然と繊細な四季の気候が生まれ、世界に誇るべき日本人の感情、惻隠(弱者への涙)、もののあはれ、わび、さび、幽玄などの豊かな美的感受性、質の高い芸術が生まれたのではないか。千年に一度を想定して、日本中の海をコンクリートなどの護岸工事などで、破壊する事はおかしいのではないか、人間は生きのびるためだけに生きているのではない

――と云う内容でした。

 確かに、他国には無い日本人の考え方や人を慮る行動、そして美しく繊細な四季は避けられない天災に対する日本人への代償なのかもと思いました。
 最近よく見たり聞いたりするグローバルスタンダードと称される考え方が日本人になかなか受け入れ難いのは、この日本人が古来より引き継いできた想い、繊細な四季のためではないか。
 もしそうであれば日本人はこの誇るべき日本の特性を世界に発信してゆくことが肝要なのではないかと深く考えさせられました。皆さんはどう思いますか。

 そんな日本人に、素直に胸に響く映画が有ります。白鳥哲監督が昨年完成させた映画『祈り』です。
 科学における意識研究の最前線を映したもので、祈りの研究がいのちの絆へと繋がっていく内容となってます。この映画には海外のホリスティック医学の権威も登場して、意識研究の最先端を明らかにしています。この映画は海外でも高い評価をうけ、ニューヨーク、マドリッド、カリフォルニアなどでの映画祭でも賞を受賞しております。、

 そんな素晴らしい白鳥哲監督の 映画『祈り』を3月には宮崎、愛媛、宮城のにんげんクラブの各支部が企画し、自主上映会を開催致します。 是非、お近くの方は素晴らしい映画を御鑑賞してみて下さい。

  宮崎 : 3月9日 (土)宮崎市民プラザ オルブライトホール
第1回上映 12:30 〜
      第2回上映 15:00 〜
      白鳥監督の講演も有ります。
      お申込み: inori_miyazaki@yahoo.co.jp

愛媛 : 3月20日(水)愛媛県生涯学習センター 県民小劇場ホール
      上映 :13:30 〜
      小林芙蓉さんによる書の実演も有ります。
      お申込み: yukinokai.yoko@i.softbank.jp

宮城 : 3月20日(水)せんだいメディアテーク 7階 スタジオシアター
      第1回上映 13:10 〜 15:00
      第2回上映 16:10 〜 18:00
      第3回上映 19:10 〜 21:00
お申込み: ninngenclub.miyagi@gmail.com



14周目:「アウトプットが肝心」

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