船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:内宮 佳代子
公共交通機関において、原則として女性 だけが利用できるようになっている女性専用車両が増え、高齢者や身体が不自由な方、妊婦さんなどにできるだけ利用していただくためのシルバーシート(優先席)が設置されています。
先日電車に乗って外出した際に、混雑していたのですが、シルバーシート(優先席)があいたので途中からすわっていたら、停車した駅でお年寄りが乗車してきたので席を譲ろうと立ち上がりました。
そうしたら、その高齢者の方が「ここはシルバーシートですよ」とまだ言っていたので「どうぞ」と座席をさし、うながしたところ「あなたではない、この人に言ってるんだ」と横にすわってイヤホンを聞きながらスマートフォンの操作をしていた若い女性に怒っていました。
私の心の声は→「えー、私はそっち側? まだ若いんだけどなぁ・・・」と叫んでいました。
その若い女性に悪気はないようで、「すいません、イヤホンしてたのできこえませんでした」と謝って席を譲っていました。
結果、私も座るに座れず、次に乗車された高齢の方にどうぞといって席をうながしたのですが、なんか後味の悪い感じがいつまでも消えませんでした。
もちろん、優先席が設けられていて高齢者や身体の不自由な方に席を譲るのは世間一般の常識ではありますが、だからといって「座るのは当然」という態度はおかしいと思います。
大勢の人の前で怒られた方もショックだと思うし、怒った方も本心は言いすぎたなぁと思ったのではないでしょうか。
強引に我を通すのではなく、相手を思いやる言い方でお互いが気持ちよく「どうぞ」⇔「ありがとう」という会話を交わすことができたら周りも温かい気持ちになったのではないでしょうか。そういう思いやりをもつことが人として大切なことだと思うし、その人の品格につながると思います。
私は、この一件を通し一人人一人が些細なことでも感謝の気持ちをもってありがとうという言葉をかけあえば、もっとすばらしい人間関係が築けると思うし、すばらしい言霊を発することによって一人一人の人格も磨かれていくと信じ、今後、私自身も実践していきたいと思います。
1周目:「故郷に帰って改めて思ったこと」
2周目:「感無量」
3周目:「困難なときこそ思いやりの心を」
4周目:「フェアプレーで勝負」
5周目:「「夢」を持とう」
6周目:「命の重み」
7周目:「未だ続く原発被害」
8周目:「本当の幸せとは」
9周目:「一足早いお花見」
10周目:「人生これから」
11周目:「頑張ってる姿はカッコいい!」
12周目:「オンリーワンの時代」
13周目:「パワースポット巡り」
14周目:「ファシリティ・ドッグの普及を願って」
2013.02.27: “当たり前”に生活できていること
2013.02.26: あれから二年
2013.02.25: 広がる人の輪の中で 〜現代の龍馬、小川社長とご一緒して〜
2013.02.22: 朝の集団行進
2013.02.19: 土地所有の概念に不思議を覚える
2013.02.21: 春のお悩み対策
2013.02.20: 向き不向きより前向き!
2013.02.18: ことむけやわす
2013.02.15: 浅川嘉冨氏講演会レポート
2013.02.14: はじめまして
2013.02.13: 天道先生、大石先生、はじめてのコラボレーションセミナー企画
2013.02.12: バイオフォトンセラピー
2013.02.08: 1冊の本の出会いが人生を変える!
2013.02.07: キープクリーン
2013.02.06: 「日本語」を考える−その8
2013.02.05: 腰痛の本当の原因は・・・
2013.02.04: 薬を使わない医師 宮島先生
2013.02.01: これからは「理屈」より「感性」の時代