船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:松本 和子
時代の旬を生きる皆様こんにちは、船井本社の松本でございます。
今日からこの社員コラム「本音で生きよう」は107周目を迎えます。
今日もお読み頂き有難うございます。
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日本には1年間を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた「二十四節気」と、更に一つの節気を三つに分けた「七十二候」があります。この記事がアップされる頃、新暦6月21日〜7月6日の季節は・・・
◎二十四節気(にじゅうしせっき)『夏至(げし)』
夏至(げし)とは、一年で一番日が長く、夜が短くなる頃。気温が上がり、暑さは日に日にまして行きますが、日照時間は冬に向かって少しずつ短くなっていきます。
◎七十二候(しちじゅうにこう)
○6/21〜6/25頃は初候:『乃東枯(なつかれくさかるる)』
意味は「夏枯草(ウツボクサ)が枯れる」。冬至の頃に芽を出した「靫草(うつぼぐさ)」が枯れていく頃。色鮮やかな夏の花が開花するという時期に、枯れていく花に思いを寄せた、古人の優しさを感じる言葉です。
○6/26〜6/30頃は次候:『菖蒲華(あやめはなさく)』
意味は「あやめの花が咲く」。アヤメが花を咲かせる頃。アヤメが咲くと、梅雨到来といわれていました。アヤメ、ハナショウブ、カキツバタはよく似ており、非常に見分けがつきにくいです。
○7/1〜7/6頃は末侯:『半夏生(はんげしょうず)』
意味は「烏柄杓(カラスビシャク)が生える」。半夏(からすびじゃく)が生える頃であり、半夏生の名をもつ草の葉が白く染まる頃。農事の節目ともされており、田植えを終わらせる頃を示します。
◆旬の野菜は『オクラ』、さかなは『鮎』、果物は『夏みかん』、そして行事は『夏越しの祓』。六月の末日(晦日)は、十二月の大晦日と同じく「大祓(おおはらえ)」の日です。この日は各地の神社で、罪や厄災を祓う「夏越の祓」が行われ、茅草でつくった輪をくぐる「茅の輪くぐり」が行われます。
◆雑節 夏の土用 7/20〜8/7(立秋まで)
私たちに馴染みの深い「土用丑の日」は、今年は7/30(日)です。
※雑節とは、二十四節気・五節句などの暦日の他に、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた「特別な暦日」のことです。
★次の季節は「小暑(しょうしょ 7/7〜7/22)」です。梅雨明けが近くなり、湿気と共に夏の熱気が感じられるようになります。
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前回お伝えいたしました「6/30夏越しの祓」、行って参りました。神主と一緒に祝詞を唱え、小さな茅の輪のお土産もあり、玄関に飾って毎日お祓いをお願いしております。
昨年は溶けるような暑さの中、念願の参拝で心が一杯でしたが、今年は2度目の余裕もあってか、雨模様に思うところがございました。朝の天気予報では「ところにより一時雨」との事でしたが、見事に引き当てた様で、17:00からの開催前から傘無しではちょっと辛いぐらいの雨が降り始めました。
いつも、「ああ降ってきちゃった」と、雨降りを残念だと思う度に、父方の祖母の言葉が蘇り、「そうだ、恵の雨だった」と肯定した考えに改まる、ということを繰り返しています。祖母が住んでいた家は、最寄り駅から離れた長い下り坂の一番下にありました。その祖母が他界し、当時の私の勤務先に近く、また家の維持も兼ねて、私が住むことになりました。その家について「もっと駅に近かったら便利だったのに」と口にしたら、私の父が「高いところは夏に水が枯れてしまう」という祖母の思いを汲んで、戦後、坂の下に家を建てたのだと話してくれました。低い土地なら夏でも水に困らないと思う「感覚」というものは、理屈で説明したり否定することはできないものだと感じます。父も戦争を経験しています。今回、夏越しの祓を通して「説明のできない感覚」というものについて、改めて考える機会を得ました。
今の日本は本当に便利で、蛇口をひねると、飲み水が溢れるように出てきますが、それは無自覚の恵まれた世界だと、ハッとする時があります。先日も、実話を元にした映画(母親が家を出てしまって、残されたきょうだい4人を描く映画)を観ました。支払いが滞って水も電気も止まってしまい、子供たちが公園で洗濯をし、水浴びをして、ペットボトルに水を汲んで帰る姿は、色々なものが被って見えました。
この先の気候変動の心配もありますが、大災害でライフラインが止まり、水の無い生活が来るかもしれません。何か理由があって水道代を支払えず、止められてしまうかもしれません。私には、どちらも現実的に感じています。
未来を気にしすぎてはいけませんが、備えあれば患いなし、という説得力のある言葉を噛みしめる今日このごろでございます。皆様は、どんな備えをなさっていらっしゃいますか。
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56周目:「<二十四節気 芒種・七十二候 腐草為蛍>に思う」
57周目:「<二十四節気 小暑・七十二候 鷹乃学習>に思う」
58周目:「<二十四節気 処暑 ・七十二候 綿柎開>に思う」
59周目:「<二十四節気 秋分 ・七十二候 雷乃収声>に思う」
60周目:「<二十四節気 霜降 ・七十二候 霜始降>に思う」
61周目:「<二十四節気 小雪 ・七十二候 朔風払葉>に思う」
62周目:「<二十四節気 小寒 ・七十二候 芹乃栄>に思う」
63周目:「<二十四節気 立春 ・七十二候 黄鶯睍v>に思う」
64周目:「<二十四節気 啓蟄・七十二候 桃始笑>に思う」
65周目:「<二十四節気 清明・七十二候 鴻雁北>に思う」
66周目:「<二十四節気 小満・七十二候 蚕起食桑>に思う」
67周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 乃東枯>に思う」
68周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 土潤溽暑>に思う」
69周目:「<二十四節気 白露・七十二候 草露白>に思う」
70周目:「<二十四節気 寒露・七十二候 鴻雁来>に思う」
71周目:「<二十四節気 立冬・七十二候 地鴻雁来>に思う」
72周目:「<二十四節気 冬至・七十二候 乃東生>に思う」
73周目:「<二十四節気 小寒・七十二候 雉始雊>に思う」
74周目:「<二十四節気 立春・七十二候 魚上氷>に思う」
75周目:「二十四節気 立春・七十二候 桜始開>に思う」
76周目:「<二十四節気 穀雨・七十二候 葭始生>に思う」
77周目:「<二十四節気 小満・七十二候 紅花栄>に思う」
78周目:「<二十四節気 夏至・七十二候 半夏生>に思う」
79周目:「<二十四節気 大暑・七十二候 大雨時行>に思う」
80周目:「<二十四節気(15)白露・七十二候(末候) 玄鳥去>に思う」
81周目:「<二十四節気(17)寒露・七十二候(末候) 蟋蟀在戸>に思う」
82周目:「<二十四節気(20)小雪・七十二候(次候) 朔風払葉>に思う」
83周目:「<二十四節気(23)小寒・七十二候(次候) 水泉動>に思う」
84周目:「<二十四節気(2)雨水・七十二候(初候) 土脉潤起>に思う」
85周目:「<二十四節気(4)春分・七十二候(次候)桜始開>に思う」
86周目:「<二十四節気(6)穀雨・七十二候(末候)牡丹華>に思う」
87周目:「<二十四節気(9)芒種・七十二候(次候) 腐草為蛍>に思う」
88周目:「<二十四節気(11)小暑・七十二候(末候) 鷹乃学習>に思う」
89周目:「<二十四節気(14)処暑・七十二候(末候) 禾乃登>に思う」
90周目:「<二十四節気(17)寒露・七十二候(末候) 蟋蟀在戸>に思う」
91周目:「<二十四節気(20)小雪・七十二候(次候) 朔風払葉>に思う」
92周目:「<二十四節気(23)小寒・七十二候(末候) 雉始雊>に思う」
93周目:「<二十四節気(2)雨水・七十二候(次候) 霞始靆>に思う」
94周目:「<二十四節気(5)清明・七十二候(初候) 玄鳥至>に思う」
95周目:「<二十四節気(7)立夏・七十二候(末候) 竹笋生>に思う」
96周目:「<二十四節気(10)夏至・七十二候(初候) 乃東枯>に思う」
97周目:「<二十四節気(12)大暑・七十二候(初候) 桐始結花>に思う」
98周目:「<二十四節気(14)処暑・七十二候(次候) 天地始粛>に思う」
99周目:「<二十四節気(16)秋分・七十二候(末候) 水始涸>に思う」
100周目:「<二十四節気(19)立冬・七十二候(初候) 山茶始開>に思う」
101周目:「<二十四節気(21)大雪・七十二候(次候) 熊蟄穴>に思う」
102周目:「<二十四節気(24)大寒・七十二候(次候) 水沢腹堅>に思う」
103周目:「<二十四節気(2)雨水・七十二候(次候) 霞始靆>に思う」
104周目:「<二十四節気(4)春分・七十二候(末候) 雷乃発声>に思う」
105周目:「<二十四節気(4)立夏・七十二候(初候) 蛙始鳴>に思う」
106周目:「<二十四節気(9)芒種・七十二候(初候) 螳螂生>に思う」
〜夢占いで潜在意識を正確に解釈する方法とは?〜
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