船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:ペンネーム:すもにゃん
舩井幸雄ドットコムをご覧の皆様、こんにちは。
本物研究所マネジメントチームのすもにゃんです。
突然ですが、皆さんは富士登山にチャレンジした事はございますか?
私は前々から一度は登ってみたいと思っていたものの、なかなか機会がなかったのですが、友達が今度登りに行くと言うので私も参加させてもらい、念願の富士登山にチャレンジしてまいりました!!
富士山の標高は3,776m。
対して、私が今まで登山した山で一番高い山の権現岳は標高2,715m。
1,000mも高いのでレベルが全然違う未知の世界。
トレーニングが必要だと思い、なるべく階段を使うようにしたり、ランニングをしようと決意を胸にしたのですが、今年は異常なほどの猛暑日続きだったため、ランニングが思うように出来ずじまいでした。
登山グッズはとってもお高いのでフルレンタルにしました。
リュックと、雨具、ストック、登山靴、ヘッドランプ、レッグカバーのセットです。
汚れたまま返却出来るのも嬉しいところ。
ルートは友達の希望で、登りが富士宮ルートで、下山は須走ルートをチョイス。
七合目の山小屋で一泊して挑むことに。
電車と路線バスを乗り継いで富士宮ルートの五合目へ向かいました。
行きの道中は突然の土砂降りの雨!!?
とても登れないくらいのレベルの大雨でした。
でも、天気予報は晴れマークになっていたので、天気予報を信じるしかありません。
どうかやみますように。。。
そんな私たちの祈りが届いたのか、富士山に着いた頃には霧雨になっておりました。
五合目で軽食を摂って準備運動をしながら、約1時間ほど標高に体を慣らしました。
富士山は五合目でも既に標高2,400mもあるからです。
そしていざ出発!!!
実はあまりコンディションの良い日ではなく、初めの僅かな階段だけでも息が上がってしまい、友達から指摘されるくらい顔色も悪くなり、こんな調子で登って大丈夫なのか内心とても心配だったのですが、ここまで来て引き返すのは悔し過ぎるので、大丈夫、何とかなるなる!と自分に言い聞かせて挑む事にしました。
こまめに休憩しつつ、しばらく登っていると体も温まり、標高にも慣れてきたのか良い感じになってきました。
目標は山小屋に18時。
18時を過ぎてしまうと、夕飯を出して貰えなくなってしまうからです。
温かいご飯を食べるべく頑張りました。
雨がやみ晴れてきたので、ふと空を見上げると、何とダブルレインボーが!!?
山の稜線にダブルレインボーがかかっているという、普段目にする事の出来ない景色に目を奪われました。
思わぬ自然からプレゼントにテンションが上がったこともあり、無事に目標クリア。
夕飯は温かいカレーを選びました。
美味しいご飯を食べ終えあとは寝るだけです。
ですが、ご来光を見るためには深夜12時半に出発しないといけないことが発覚!!
約4時間しか眠れません。
直ぐに就寝したものの、普段こんなに早い時間に寝る事がないのでなかなか寝付けず、結局ほとんど眠ることなく出発することに。
こんな山の上で、横になれただけで有難いと思うしかありません。
外に出ると真っ暗。
ふと空を見上げると、満天の星空が広がっておりました☆
天の川に流れ星まで!!!!?
ここぞとばかりに流れ星にお願いしたのは勿論、あまりにも綺麗だったのでしばらくボケーっと眺めておりました。
登山道はほとんど整備されていて、難所は余りなかったのですが、標高が高くなるにつれて空気が薄くなり、しんどさが増しました。
ですが、休憩をこまめに取りつつゆっくり登ったので心配していた高山病になる事もなく、何とかご来光までに山頂へたどり着けました!!
初めて自分の目で見たご来光は、言葉では表現出来ないくらい綺麗で、自然と感動の涙がぽろぽろ溢れてきました。
この感動は登った人にしか分かりません。
山頂では写真を撮ったり、神社で御朱印を貰ったり、お土産を買ったり、カップラーメンを食べたりしました。
そう。
ガスコンロを持ってきてくれた友達がいたので、多めに水を持って行きお湯を沸かして皆でカップラーメンを食べたのです。
これがもう美味しいのなんの!!
富士山頂という最高のロケーションで食べたカップラーメンは、今まで食べたラーメンの中で一番美味しかったです。
お腹も心も満たされたのでそろそろ下山です。
帰りはひたすら砂利道で有名な須走ルートです。
障害物がほとんどなくずっと砂利道だけなら楽勝だと思って下山していたのですが、七合目を過ぎた辺りから、砂利道に足を取られることで疲労が溜まり、足が悲鳴を上げ始めました。
それに比べ高山病を訴えていた友達は意外と元気でスイスイ。
足が棒とはまさにこのことで、膝まで笑ってきてしまい、それから一気にスピードダウンして足手まといになってしまいました。。。
それでも見捨てずに、最後まで付き合ってくれた友達には感謝しかないです。
須走ルートからの景色もまた絶景でした!!
雲海が空一面に広がり、雲海に向かって歩いていくような光景にめちゃくちゃ感動!!!!
まるで異世界に向かって歩いているような感覚になって、テンションが上がり写真を撮りまくりました。
そんなこんなで皆何事もなく無事に下山。
帰りのバスまで、五合目でご飯を食べてひと休み。
本当は温泉かスパにでも行って登山の疲れを癒したかったのですが、人生で一番と言っていいくらいの疲労困憊具合だったため、断念して帰宅しました。
体力には結構自信があったものの、日本一の山には敵わなかったみたいです(笑)
今度はしっかりトレーニングをして体力を強化した上で、コンディションが良い日にチャレンジしてみたいです。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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