船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　こんにちは、株式会社本物研究所で経理を担当している渡邉です。普段は仕事柄、大変地味な部署で毎日、もくもくと伝票とにらめっこです。スポットライトを浴びる営業とは違い、裏方に徹して会社の発展に寄与していると自分に言い聞かせて頑張っています。

　今日は、つい最近の会長の言葉で驚かされたことを報告します。
　夏期休暇の直前、８月１１日（木）の朝礼でのことす。いつものように司会のスピーチがあり、その後、佐野社長のいつもよりは短めの解説があり、最後に各部署からの通知事項があるのですが、その中で会長の運転手を兼ねている梅本より、

「会長よりの伝言で、本日は地震の起こる可能性が高く、皆さん注意をするようにお願いします。また、これはあくまで可能性ですから、あまり他言はしないようにお願いします」

との話がありました。
　会長としては周りの人が災難に会わないようにとの親心ですが、私も含めて周りを見渡しても何となく、「本当かな〜」と聞き流している雰囲気でした。確かに、その日以降数日間は、何事もなくその言葉さえ忘れていましたが、休暇の最後８月１６日正午ごろ自宅にいましたが、突然大きくてなが〜い揺れが起こり、皆大騒ぎでした。
　仙台地方中心の大地震でした。自分には、地震の被害はありませんでしたが、ふと５日前のことが思い出され「このことを会長が知らせたかったのかな」と正直身震いがしました。
　予知能力の話は半年、１年、いや５年先の話、また、表現をぼかしたどちらとも取れるような話はありますが、地球の歴史から考えても、いつ、どこで起こるかもしれません。そんな変動をこんな間近に予言され、体験したことは初めてでした。

　よほど確信があっても、はずれた場合を考えれば、「予言の発言」は、なかなかできないものですが、社員に対するいたわりから、会長はどうしても伝えたい気持ちを優先されたのだと思います。
　その気遣いに対して感謝、感激しております。伝言を伝えてくれた梅本にしても、起きなかったら「どうしようかな」との戸惑いも見受けられましたが、会長のすごさを身近に接して、知っている彼だからこそ、伝えてくれたのだと感謝しております。
ありがとうございました。


第１周目：「自然の摂理」
第２周目：「ある出来事」