船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　こんにちは。熱海で船井会長の秘書業務を担当しております、佐々木愛です。今日からこのコーナーは、４周目に入ります。いつもご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
　さて、船井会長がいつもおっしゃっていることの一つに、「どんなことも肯定、感謝して、プラス発想して生きよう」という言葉があります。これは、五日市剛さんの言われている「イヤなことがあった時は‘ありがとう’（と言おう）」とも共通していると、会長は説明してくださいますが、（自分にとって辛い出来事が起こった時に、なかなか‘ありがとう’という気持ちにはなれないな〜・・・。一体、どうしたらそんな風に思えるようになるのだろうか？）と、ここしばらく考えていました。
　その問いに対するヒントを、船井会長から聞けたのは、先月熱海で行われた「本物塾」でのことでした。「本物塾」は、株式会社本物研究所のメーカー様を対象とした２ヶ月に一度の勉強会ですが、その質疑応答の時間に、参加者の一人より船井会長へ、ある質問が投げかけられました。それは、「本物商品の、将来に対する不安はありませんか。」というものだったと思いますが、そう聞かれて船井会長はすぐに、でも微笑みながらゆっくりとした口調で、「不安、ということはないんですよ。世の中で起こることはすべて必要、必然、ベストですから」と、答えられていたのです。
　世の中で起こることはすべて必要、必然、ベストだから、不安はない・・・。船井会長のこの言葉から気付かせていただいたことは、「会長がおっしゃるように、自分の身の回りに起こることはすべて決まっているのだとしたら、起こる前から先のことを不安に思ったり、気持ちを焦らせたりすることはやめよう」ということです。そう思ったら、急に心が軽くなりました。そして、すべてのことは、自分の魂を成長させるためには「必要、必然、ベスト」だからこそ、どんな出来事も受け容れ、どんな人との出会いも大切にする必要があるのだということが、少し分かったように思います。
　まだまだ分からない事ばかりですが、これからもできるだけ、「どんなことも肯定、感謝して、プラス発想」することを心がけて行ければ、と思っています。


１周目：「会長室からの眺め」
２周目：「こだわらず、好きになり、ありがとう」
３周目：「バイクに氣・・・！？　（テーマ：私からみた船井幸雄）」