船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　こんにちは。株式会社船井本社の藤原かおりです。「船井幸雄.com」の担当をさせていただいております。さて、この「社員からみた船井幸雄」のコーナーもいよいよ４周目に入りました。おかげさまでこのコーナーは大変ご好評をいただいております。本当にどうもありがとうございます。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

　さて、私は今年の３月に株式会社船井メディアから株式会社船井本社に移りました。だから、船井会長の直接のご指導のもと働かせていただくようになって、ちょうど半年が過ぎたことになります。
　そこで分かったことはたくさんあります。その中でも今回は、“上司”としての船井会長についてご紹介させていただきたいと思います。

　まず、船井会長は、自分のもとで直接働く者一人ひとりの、体調や仕事の分量や力量などを適確に把握されているのではないのかな・・・と思えることがよくあります。
　例えば私が仕事をたくさん抱え、アップアップしている状態のときには、お会いできたときには、いつも「いま仕事多いやろ、すまんなー」と、気遣ってくれ、労（ねぎら）いの言葉をマメにかけてくださるのです。会長の方が何倍もお忙しいのにもかかわらず・・・です。そして、だいぶ仕事が片付いてきて、少し余裕が出てきた頃には、実にタイミングよく、新しい取材先の情報をくれたりと、仕事をくださるのですが、その内容は以前のものよりやりがいのありそうなものだったり、面白そうなものだったりするのです。このように、会長は、部下一人ひとりの段階に応じて、適確な内容の仕事を与えていらっしゃるように私には思えます。そして、「自分のため」と思えるような“エゴ”はまったく見られないのです。

　それにしても、会長は要所要所で本当にマメに褒めてくださったり、残業などをしていたら、それに対する労（ねぎら）いの言葉をかけてくださいます（文章の校正をお願いしたら、ＦＡＸで戻してくださる際に、“遅くまでごくろうさま”とか“よくできてるよ”などと端の方にたいてい一言書いてくださるのです）。
　よくスポーツの監督などでも、褒めて伸ばすタイプと厳しくしごくタイプがあると思うのですが、会長は間違いなく前者だと思います。　　　
　このように、少々大変でも、自分ががんばったら、それを見ていてくれ、褒めてくれ、うまくステップアップするよう導いてくれる上司がいれば、部下のヤル気も自然に涌いてくるものですよね。誰でも「大変だったけど、やってよかったな〜。次もがんばろう」と自然に思えるようになると思います。そして、気がついたら、以前できなかったことができるようになっていたり、以前より効率的にこなせるようになっていたり、成長していることが実感できるのです。

　上司としての会長は、部下が望んでいることを適確につかみ、そしてそれを部下の期待以上に応えてくれる“サービスの鉄人”といえるような気がします。　　　　　
　会長にはきっと、どんなに忙しくても、相手の気持ちを思いやる“心”があるからそれができるのでしょう。そして、その気遣いがあくまで、さりげな〜く、まったく押し付けがましくないので、相手の気分をとても良くするのです。
　こう考えてみると、上司としての船井会長は“一流のホテルマン”に通じるところがあるかもしれません。そして、“人を育てる一流のプロ”でもあると思います。

　こんなに上手に人を気持ちよ〜くさせることのできる会長を、私も見習わせていただきたいと思うのでした。


１周目：「いつまでも挑戦者」
２周目：「会長と農業」
３周目：「引き出しの多さにビックリ！　（テーマ：私からみた船井幸雄）」