船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　こんにちは。
　月刊「Ｆunai☆Ｍedia」の編集をさせていただいております林彩子です。
　いよいよ、今年も終わりに近づきましたが、今年はどんな年だったでしょうか？
　今回は、今年一番、心に刻んだ会長の言葉について、書いてみたいと思います。

　「第４回・船井幸雄オープンワールド」も終わり、一段落した後、船井幸雄グループ全スタッフが集まった席上で、会長は、おっしゃいました。
「来年は、みなさん一人ひとりが自立できるようになってほしい。そうなれるように、全面的にサポートしていきますから、よろしく」と。

「自立」。
　それは、幼少のころより、私の父が我が子に望んだ思いでもありました。なので、現在に至っても、うまくできない自分を省みると、それはそれは、耳が痛い言葉でした。
　「自立」というと、経済的自立と精神的自立の確立が必要とされますが、会長の存在が大きく、近くで仕事をさせていただいていますと、気づきと学びの連続で、楽しく居心地がいい（役得ですね。船井会長ファンの方に申し訳ないです。会長の社会に対する思いをもっと、もっと、伝わるように努力していきますので、ご容赦のほどお願いいたします）だけに、「自立」という言葉が、その状態と相反するようで、少し寂しく思えたのです。
　でも、すぐに察知しました。その言葉を放ったときの会長の瞳の奥の慈愛の思いを。
「自立」するには、まずは、強さが必要でしょう。戦前世代の会長からみると、ひ弱なスタッフ（多分、いまの日本全体も）の行く末を心の底から案じているのだと思いました。
　会長が望むなら、「強くなってみたい！」と思えました。もちろん、それは、自分のためでもありますし、ひいては、社会のためでもあるのでしょう。
　強くなって、はじめて、次に見えてくることを想像すると、なんだか楽しくなってきました。全力を尽くしてみて、自分のできること、一人でできる限界を知ったときに、他人のやさしさが身にしみ、連携できる仲間やソサエティのありがたさを、いま以上に実感できるのだと思います。全然、感謝が足りていなかった・・・・・・。
　一人ひとりが、本当の自己を確立して、自分が自分のまま、あるがままで満たされて、輝いていないと、他人のありがたさも、いつしか、あるのが当たり前と勘違いしていくのかもしれません。
　来年のテーマは、船井会長が決めてくださいましたので、ありがたく受け止めて、努力していきたいと思っています。


《お知らせ》
「あやや」というニックネームで、ＣＤ・カセット情報『Ｊｕｓｔ』編集長の人見ルミと「ルミとあややのからさわぎ」というコーナーで、二人が出会った注目の人物について、本音トークをしています。こちらのサイト（http://www.funaimedia.com/fnm_page/fnm_kuchikomi01_f.html）にもお立ち寄りいただければ、幸いです。疲れたときに読むと、たわいもない会話に、案外、癒されるかもしれません。


１周目：「ドラマのワンシーンのようなセリフ」
２周目：「あなたに出会いたい！」
３周目：「「大変」という言葉の解釈は？　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
４周目：「船井幸雄とその仲間たちのメッセージをプチ・ブックに！　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」