船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　寒さの厳しい昨今ですが、皆様お変わりありませんか？　あっという間に師走、しかも、１２月に入るやいなや猛スピードで日々が過ぎていきます。寒いし、忙しいし、｢もう！まったくう〜！｣と、カリカリモードになっている方はいませんか？
　かく言う私、毎年１２月は発狂寸前の日々なのです。会社もそうですが、プライベートでも、｢年内にあれも、これも、やっておかなきゃ〜！きゃ〜時間が足り無いっ！！｣そこに、忘年会なぞが加わりますから、クリスマスが過ぎた頃には｢もう諦めよう･･･来年やれば良いし･･･。｣と、素直に諦めるか、もしくは壊れて寝込むかの、どちらかです。
　毎回その調子なので、今回は早めに諦めることにしました。かりかりするだけソンしちゃいますからね〜♪
　では、何故、毎年懲りずに同じ過ち？繰り返してきた私が、今年は早めに解脱できたかと言うと･･･。今回はその件について、お話しいたします。

　先月の一気に気温が下がった頃、私実は、早めの風邪をひいて体調を崩してしまったのです。来るべき師走に備え、万全に体調管理をしようと思っていた矢先の事で、心身共に落ち込んでおりました。そのタイミングで近所に住む元後輩ちゃんが、｢山内さ〜ん、この漫画癒されるんですう｣と、１冊の本を貸してくれたのでした。
　｢“猫村ねこ”っていう名前の家政婦をする猫の話しなんですけど･･･私は、猫が苦手だけれど、この本はめっちゃハマッてます！山内さんなら猫好きだからきっと気に入りますよ。｣
　ふ〜む･･･。年末の読書(漫画ですけど)なんて･･･でも、風邪で寝込んでいる訳だし、どれどれ･･･。と紐解いてみたのです。
　内容は、猫が家政婦をする、ほのぼのとした日常を描いたもので、超〜シュールなのですが、全く違和感が無いのです。某ＴＶ局の“家政婦は見た”の市原サンが猫になって、ストーリーからサスペンス色を無くした、と言えば伝わるでしょうか･･･。しかも、この漫画は絵がヘタウマ調で、ふき出しの台詞まで鉛筆で書いた様な手書き。昭和３０年代的マニュアル感が非常にほのぼのと心を癒してくれるのです。
　猫だからエプロンのリボンが縦結びになってしまう。猫だからバカにされる事もあるが、落ち込んでもくじけない。猫だけど人情にあつく、猫だけどおせっかい･･･そして猫だけど夢がある･･･。この、猫の箇所を他の単語に置き換えると、ほ〜ら、何だかとっても親近感が沸いてきませんか？　船井流で言うなら、謙虚・感謝・良心、と言う言葉がすっぽりあてはまるのです。とにかく！私は心の芯までほぐされ、近年に無い癒されモードに入りました。毎日ＷＥＢでひとコマづつ更新されているそうですが、その、スローペースが又ヨロシイのです。一聞は百見にしかずです。このおそるべき超！脱力漫画で、皆様も年末の心のカリカリ、体のコリコリをほぐしてみては如何でしょうか？
　
　さあっ！今年もいよいよクライマックス！皆様もお体にご留意されて、良きお年をお迎え下さいませ〜！(＾＾)！