船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　（株）本物研究所　営業管理の清水一之です。先日５４歳になりました。働き盛りです。

　今日は日曜日。久しぶりに妻と中心街の百貨店にある喫茶室で、夫婦水入らずでお茶していました。
　隣の席におばあさんが一人で座りました。注文した後、またその隣の席に若いご夫婦が座りました。若い女性はおなかが大きく、つまり妊婦さんでした。
　髪の毛はチョッと少ないけれど、２０代後半くらいの若い旦那さんと一緒にメニューに目を・・・。すると突然そのおばあさんは席を立ち、離れた別の席に移っていきました。そしてウェイトレスさんに席を替わることを伝えると同時に、「灰皿ください」と一言。
　私たちは、顔を見合わせてニンヤリ。全然知らない人なのに、妊婦さんのため、生まれてくる子供のためにタバコの煙が届かないように席を替わったことが二人とも理解できたからです。しかも、感謝されることなど考えていない！　心が温かくなりました。こんな場面にめぐり合えるなんて、誘ってくれた妻に感謝しました。そして、おばあちゃんカッコいい！
　すると妻が、「あの二人、おばあさんの心遣いがわかったかなあ？」
　私は何気なく、「わかってないんじゃないの？」
　その時です。髪の毛が薄い（しつこい！）若い旦那さんがウェイトレスさんに「すいませ〜ん、灰皿ください。」

　私と妻は、大変失礼なこととは思いましたが、声を上げて笑ってしまいました。おばあさんはチラッと見ただけで、表情は変わりませんでしたが・・・。

　世の中、人のことに気を遣える人と、自分のことしか考えられない人と、いろいろいるから面白いのかもしれないけれど、将来自分たちの子供、孫たちが生活するときの環境を少しでも良くするためには、物質的なものだけでなく、人に心配りができる人作りが必要なのかな、と感じられた一日でした。世の親たちよ！子供の「心」を育ててあげてください。

“ｆｏｒ ｔｈｅ　ｃｈｉｌｄｒｅｎ　ｉｎ　ｔｈｅ　ｆｕｔｕｒｅ”


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１周目：「幸せを呼び込むＣＤ　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
２周目：「取材の是非　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
３周目：「「脳」にご用心！　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
４周目：「「ありがとうございます！」　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」