トップが語る、「いま、伝えたいこと」
来年(2007年)のNHK大河ドラマ「風林火山」で武田信玄役をやる歌舞伎界のプリンス市川亀治郎さんが、大の船井幸雄ファンだというのです。
これにはびっくりしました。
9月号の月刊『フナイメディア』(2006年9月1日刊)のスペシャルインタビューに登場して、その辺の事情も話してもらえるとのことですのでたのしみにしています。
私の家内は、大の歌舞伎ファンですが、私は歌舞伎とはまったく無縁の人間、そこで一夜漬けで歌舞伎のことを勉強しました。
少しは分りましたが、多分、歌舞伎と縁ができることはあまりないように思います。
ところで以下は「KAME CLUB」(※)に載った市川亀治郎さんの文章です。了解を得て転載します。うれしい文章です。
世界構造はまますます複雑となり、時流が何処へ向かっているのかを把握するのがなかなか困難な時代となってきたように思います。まさに一寸先は闇の世の中です。このような状況の中で、一体われわれは何を指針として、またどのように物事に対処してゆけばよいのかが多くの人たちの関心事のようです。書店には自己啓発や精神世界のコーナーが設けられ、様々な種類の書籍が並べられていることからもそれが分かります。
以前より、世の中の仕組みについて興味を持っていましたが、最近よく読むのが、長年にわたり経営コンサルタントとしてご活躍をされてきた船井幸雄さんの著書です。経林書房から出版されている『船井幸雄 京都講演録 本音を語る―「経営そして人生」』の中で、先の読めないこれからの時代を上手に生き抜くための「コツ」のひとつ、「ツクためのコツ」として次のようにあります。
ツクためにはどうしたらいいのか。まず一番目は、「意思決定の五条件」にしたがうことです。(中略)
「正しい意思決定の五条件」とは、つぎのとおりです。
これは、私が信じている世の中の仕組みから見つけだしたものです。
@やりたいこと・楽しいことをやる
A自信のあることは、やってもいい
B自分のためだけのことではなく、世のためになること
C責任がとれること
D恨まれることはしない
この箇所を読んで驚きました。図らずもこの判断基準は、私が物事を決断する際に基準としていたことと全く同じだったからです。白分が心からやりたいこと思うことだからこそ、自信もあり、責任もきちんと取れると思います。ここまでを実践している方は、案外多いようです。しかしながら、ここから先の条件を満たすのがなかなか難しい。―そしてどうやら、ここをクリアー出来るかどうかが、成功するかしないか鍵になるようです。自己中心のミクロの視点から、自分をも含めた他者を包みこむマクロの視点へ。わくわくする歌舞伎という演劇を通じて、世の人々に感動を与えることが正しい生き方だと信じています。
市川 亀治郎(抜粋ここまで)
私はテレビはNHKの早朝のニュース以外は、ほとんど視(み)ないのですが、来年は大河ドラマ「風林火山」は、しっかりと視ようと思っています。
=以上=
(※)「KAME CLUB」とは、市川亀治郎後援会「KAMEプロ倶楽部」に入会すると届けられる会報誌のことです。入会問い合わせはホームページhttp://www.kamejiro.netまで。
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