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トップが語る、「いま、伝えたいこと」

このページでは、舩井幸雄が(2014年1月19日の舩井幸雄の他界後は舩井勝仁が)いま一番皆様に知ってほしい情報をタイムリーにお伝えしていきます。
毎週月曜日定期更新
2010年5月3日
病院経営道場とBONE−CAVITY(日本の医療制度の盲点)

 私は、あらゆる業態や業種と経営を通じて付きあってきましたが、以下は私の知ったことです。
 経営のコツは、どんな業種、業態でもいっしょです。国の経営も小売店の経営もコツは同じです。
 ところで、今年15年目を迎えた勉強会に「船井幸雄の病院経営道場」があります。これは毎年4月から毎月2−3日、病院(医療法人)経営者に会員制で1年の期限で集ってもらい、実務的な勉強も交え、経営の勉強をする会です。
 この会を主宰して担当してくれているのは宮川元司さんで、もと住友銀行の幹部だった私の古い友人です。すぐれた経営コンサルタントでもあります。毎年20〜50人くらいの人が過去14年、この道場で勉強してきました。
 今年(第15期)も40人以上の参加者があり、4月に開講しました。
 ところで今期の初日(4月のある日)の、この道場での勉強スケジュールは以下のとおりでした。
 東京のある会場で13時から道場開きがあり、まず会員紹介などがあり、13時半から勉強がはじまりました。

【当日のスケジュール】
13:30−17:45 【シンポジウム】医療制度は政治で決まる、これからの医療行政どう動く?! 座長 民主党政権下の「医療効率化チーム委員」東京医科歯科大学大学院 教授 川渕 孝一
13:30−15:00 これからの医療はこう変わる 東京大学医科学研究所 特任准教授 上 昌弘
15:00−16:00 これからの医療行政はこう変わる 民主党 衆議院議員 吉田統彦
16:15−17:45 討論会(コメンテーターとして、中医協メンバー 鈴木 邦彦院長参加)
18:00−19:00 今、思うこと (株)船井総合研究所 最高顧問 (株)船井本社 代表取締役会長 船井 幸雄
19:00− 会員自己紹介と懇親会


 私は、「いま思うこと」という題で、3年間病気になって知ったこととして、日本の医師は患者に対して「思いやり」が足りない。それに誤診も多いし、勉強もしない人が多いように思う。
 だから、一般の業界のように、医師が勉強して客志向を徹底すれば病院経営は、政府などにたよらなくともいい…と、体験談を交え、多少辛口で彼らをはげましておきました。
 多くの参加者は医学博士です。何百人もの従業員をかかえ、病院をいくつか経営する経営者たちです。すばらしい人たちだと思います。
 ただ、私が体験談としてBONE−CAVITYの話しをした時、ほとんどの人が興味なさそうなので、びっくりしました。
 実は、ここ3年来の私の数多くの病気の原因はBONE−CAVITYだったのが分ったのです。そのことは、今年1月21日に分りました。ドイツ製の波動機器RAYO−METERで矢山利彦医師が見つけてくれて、治療のために専門医を紹介してくれました。

  上が手術前、下が手術後の
  EAVの結果。記号の意味は文末参照。

 1月27日、3月5日、3月23日と3回にわたって私はBONE−CAVITYの手術をし、いま術後の痛さに少し参っているところですが、あと2−3ヵ月で、ほぼ元気になりそうです。
 BONE−CAVITYというのは下の歯の下部の骨の中に洞穴ができ、そこが病原菌の巣になり、リンパなどでヴィールスなどがカラダの中に移動していろんな病気をつくる…という根源病のことです。
 矢山さんは私の永年の友人で、佐賀で開業している有名な医師です。
 (矢山さんへの連絡は、095−262−8892に電話し、矢山院長とたのめば、つながります。矢山クリニックHP:http://www.yayamaclinic.com/
 BONE−CAVITYはアメリカで1900年ごろにプライス博士という口腔外科医が見つけ、1923年ころに発表した病気です。
 そのことが1993年に「まちがいないことである」と検証したジョージ・E・マイニー博士により著書になりました。これは農文協から『虫歯から始まる全身の病気』として日本語訳本にもなっています。
 ともかくプライス博士が見つけたBONE−CAVITYによって病気になったところというのは、関節炎、【リウマチ】、【心臓病】、腎臓、【肝臓】、胆のうなどの病気、【首】、【背中】、【肩の凝り】、【眼】、【耳】、【皮膚】、帯状疱疹、貧血、【肺炎】、虫垂炎、【神経炎】、【神経痛】、【神経系障害】、【動脈硬化】…などなどですが、そのとおりと思います。ちなみに3年間で私が病んだのには上記の病名や部位に【 】を付けておきました。
 それに【左顔面マヒ】や【口腔内異常】なども、BONE−CAVITYが原因だと思います。
 このBONE−CAVITYはレントゲンやCTでは分らず、専門医により、RAYO−METERや超音波診断でなければ見つけられないようです。
 ところが日本の医師や歯科医師で、BONE−CAVITYのことを知っている人はいまのところ10人もいないようなのです。特に手術できる人は3−4人と言われています。
 事実、1月27日に私の左下の歯の下部には三つのBONE−CAVITYがあり、EAV(Electro-Acupuncture according to Dr.Voll)の診断ではその時の私は、生命すら危険でした(私はEAVについて実によく知っています。だから診断直後に第1回目の手術にふみきったのです。ちなみに手術前と手術後のEAVの画像は右上のとおりです)。

 病院経営道場の参加者たちは、彼らが医療専門家だからか、私が医師でないからか、自分の知らないことに対して、もう一つ興味を示しませんでした。これは多少、アタマにきました。
 日本の医学界の現況から、それは仕方がないとも思いながら、彼らに、私がいいかげんなことを言わない証拠を示しておこうと思い、きょう、このHPに書くことにしたのです。私は病院や医院経営はプロです。
 それとともに医療業界には根本的に問題点が多くあります。私はよく知っています。政治なんかに頼ってはいけません。ともかくいまのところ難病になると、真実はうっかり医師にも診てもらえない状態です。有名病院もほとんどたよりにはなりません。ではどうすればよいか…、一つ皆さんもお考えください。
 そのうち私は著書にでも書こうと思っています。ぜひ、これらのことをよろしく知っておいてください。
                                            =以上=

※【右上写真データ上の記号の意味】
LY=リンパ系、LU=肺、LI=大腸、NV=神経、CI=循環器、AL=アレルギー、OR=細胞代謝、TW=内分泌、HT=心臓、SI=小腸、SP=脾臓(左)、LV=肝臓、AR=関節、ST=胃、FI=線維組織、SK=皮膚、FA=脂肪組織、GB=胆嚢、KI=腎臓、BL=膀胱

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