船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:広川 裕子
『舩井幸雄.com』をご覧の皆様、こんにちは。
イリアール株式会社の広川裕子です。
先日、自宅の引越しをしました。
このコーナーでも、引越しの話題は多く見かけます。それだけ、引越しというのは、一大イベントだからでしょう。
実際、猛暑の中での作業はとても大変で、大きなイベントになりました。
私にとって7回目の引越しは、徒歩2分の距離の移動です。
なので、住環境はほとんど変わらず、新鮮味がないとも言えますが、環境の変化があまり得意ではない私にとっては好都合でした。
大きな違いは、南向きの部屋から東向きの部屋に変わったことです。
もう一つは、今まで斜め裏側に位置していた幼稚園が、目の前になったことです。
入居して数日、この新しい部屋では、不思議な、なつかしさに似た感覚が湧き上がることがあります。特に平日の昼下がり頃でしょうか。
何かを忘れているような、思い出せそうな、せつないような、あたたかいような、そんなキュンとした気持ちになるのです。
その理由は音でした。
夏休みの幼稚園の園庭開放で子供が遊んでいる声、お母さん同士のお喋り。
ハッキリとは聞こえないけれど、ザワザワキャーキャーと賑やかで、なんとなく真夏のビーチをイメージさせるような音です。
そのバックは、やかましいくらいの蝉しぐれ、夕方には蜩(ひぐらし)の合唱が始まります。
園庭には大きな木がたくさんあるのです。
なるほど、この音は、私が幼少期を過ごした家で聞こえる音です。
その家の目の前には公園がありました。
「この曲を聞くと、あの時のことを想い出す」ということはよくありますが、何気なく聞こえてくる日常の中での音は、もっともっと根底の記憶と結びついているのですね。
夏休みが明ければ、もっと賑やかになるでしょう。教室から子供の歌や楽器の演奏も流れてくるかもしれません。行事の多い幼稚園なので、音から四季を感じることができるかも……と楽しみです。
平日の日中を家で過ごす日は月に数回ですが、新しい日常の音は、古い記憶と結びついて心の中に根付いていくのでしょう。
山積みの段ボールの中で、想い出に浸る今日この頃です。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
13周目:「シンクロの不思議」
14周目:「チューブちゃんのこと」
15周目:「親の心子知らず」
16周目:「最高の褒め言葉」
17周目:「+αのサービスを」
18周目:「Gの恐怖」
19周目:「2013年夏の想い出」
20周目:「一期一会を感じたこと」
21周目:「言い訳大臣と勇気レンジャー」
22周目:「斜45度後方」
23周目:「泣く技術」
24周目:「匂わない日々」
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