船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:長 博信
先日、月刊誌「ザ・フナイ」人気連載中の長典男先生が語る
「伊勢の麻、出雲の真菰(まこも)、日本人なら知っておくべき伝説」
という内容のお話を伺いました。
「麻」についてはご存知だと思いますが、
真菰(まこも)って・・・何?
という方がほとんどだと思います。
そこで、まずは真菰(まこも)について
ご説明させていただきます。
真菰(まこも)とは、川や田んぼの水路などのいたる所に
自生するイネ科の大型多年草で、春にタケノコ状の芽を出し、
夏には草丈が1mから2m以上になるほどの強い生命力がある
植物です。
真菰(まこも)は最古の書物『古事記』や『日本書紀』『万葉集』など
に登場しているほか、島根の出雲大社をはじめ、東京の神田明神、
千葉の香取神社、埼玉の氷川神社、大分の宇佐神宮など、
多くの神社に神事として受け継がれています。
地球上にまだ植物が無い頃、スサノオ(須佐之男命=月読命=
月弓尊)が最初に地上に植えた植物が真菰(まこも)とされているので、
出雲大社をはじめとして、日本全国にあるスサノオを祀る神社の
しめ縄に使われているのが真菰(まこも)なのです。
ちなみに、伊勢神宮のしめ縄は「麻」です。
長先生によれば、
現在はアマテラスからスサノオの時代に入ったとのことです。
また、仏事ではお釈迦様が真菰(まこも)で編んだむしろ(寝床)に
病人を寝かせて治療されたという仏話があることから、
お盆に真菰(まこも)で編んだ「盆ござ」や「盆舟」を奉げるようになった
といわれ、日本人とは深いつながりがあるのです。
ちなみに、お釈迦さまの台座は蓮の花ですが、蓮の花はマコモ属です。
どうやら、真菰(まこも)には神仏を融合するパワーがあるようです。
日本では、古来より「麻」と「真菰(まこも)」が活用されてきましたが、
先史時代を含めた歴史で見ると、日本という国は、
約3500年前のスサノオの時代〜アマテラスの時代へ、
そして、卑弥呼の時代で現在の国家としての大本ができあがりました。
スサノオもアマテラスも卑弥呼も王様ではなく、
神様を祀る中心的な役割を担う者=祭司であり、
一番の権力者でした。
実は国を統治する王様は二番目の権力者なのです。
そういった時代の中で、日本民族にとって「真菰(まこも)」と「麻」は
特に大切とされていました。
麻は古くからありましたが、真菰(まこも)はもっと古くからありました。
現在でも「真菰(まこも)」と「麻」は神事で活用されているように、
「真菰(まこも)」と「麻」には“祓い清める”という使い方があります。
「真菰(まこも)」と「麻」の違いを簡単にいえば、
真菰(まこも)は、茎を食べたり、葉はお茶にして飲んだりしますが、
真菰(まこも)を使う本当の目的が、“身体の浄化”であり、
“マコモ茶”として体内に取り入れ、浄化をして健康になっていく
という考え方で古来より日本民族に活用されてきました。
一方、「麻」は、人体の神経に作用して、敏感に反応させ、
“細胞の活性化をして身体の機能を高めていく”という目的で
活用されてきたのです。
お茶は、日本が中国の進んだ制度や文化を学び、
取り入れようとしていた奈良・平安時代に、遣唐使や留学僧によって
もたらされたと一般的に推定されていますが、実はそれ以前に
日本で飲まれていたお茶が「マコモ茶」だったという説があります。
真菰(まこも)の持つ最大の特徴が、“浄化力”なのです。
出雲大社に使われていることもあり、
神道の象徴である「祓い」の効果にも密接に関係しています。
現在、私たちの身の回りには、
食品添加物・防腐剤・抗生物質・農薬・薬物・大気汚染・環境汚染、
電磁波、ストレス、生活リズムの変化、運動不足、ストレス、
世の中に溢れているネガティブな情報など、うっ滞したエネルギーが
満ち溢れています。
これらに対処するために「祓い=浄化」が、
現在の私たちにとっと重要なポイントとなります。
真菰(まこも)には、強いデトックス効果があり、
口から飲めば、身体の内側に溜まった食品添加物や残留農薬を
はじめとする不必要なものをキレイに洗い流し、
身体を“弱酸性”の状態に導きます。
すると、不思議なことに考え方や意識も変わり、
ポジティブに変化するのです。
運を上げたい方にもおススメです。
5月より株式会社本物研究所で発売開始となりますので、
ご興味のある方は、是非お試しください!
2周目:「新しく正しい時代を築いていく」
5周目:「属国日本の現状」
7周目:「本物について」
9周目:「小沢氏がつくった「新政研」」
11周目:「現在の気象や地殻の大変化」
13周目:「米債務問題について」
14周目:「最近の自然の異変について」
21周目:「食関連の偽装問題について」
22周目:「児童相談所に関する問題」
23周目:「携帯基地局の設置がもたらす恐怖」
24周目:「仙臺四郎に学ぶ」
25周目:「未来の新しいコンセプト=麻」
26周目:「志の高さが未来を切り拓く」
27周目:「ゼロ磁場のエネルギーについて」
28周目:「富の二極化」
29周目:「現代人にとって必要なミネラル」
30周目:「『長の十訓』を読んで」
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36周目:「21世紀は水と微生物の時代」
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