船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:渡邉 圭介
舩井幸雄.comをご覧の皆様、こんにちは。
イリアール株式会社の渡邉です。
10月は寒い日が続き、気分は秋を通り越して冬と言われていましたが、芸術の秋として先日友人が出演しているお芝居を観劇してきました。
役それぞれの人間性や関係性を丁寧に描いた作品で、時にはくすっと笑い、クライマックスには涙を誘う内容でした。
お芝居では役者各々が目立とうとするよりも、相手の台詞を起たせて会話やリアクションを起こすことで結果的に自分も起つと聞いたことがあります。
主役は主役の、敵役は敵役の、脇役は脇役の、自身のスタンスでいること。
全体の調和の中で逸脱せずに舞台上に居られるということがお客様にも見やすく、お話に入っていきやすくなります。
勿論与えられた役の中で味や魅力を引き出すことが役者の「力量」であり、「見せ所」であり「やりがい」なのですが。
さて今回タイトルに使わせていただいた「立ち位置」ですが、この度新しくなる広辞苑に加わる様子。今までの広辞苑には載っていなかったということで少し驚きました。
役者が舞台で立つ場所として使用されていましたが、現在は、全体の中の位置づけやポジション、全体の中で演じている役割や、期待されている機能や効果などを、幅広く指す言い回し、とあります。
「立場」とは区別しており、社会的・組織的・心理的にある固定の状況を立場とすると、立ち位置は主体的に置いているとしている様です。確かに外部から与えられるか、自ら選択するかは全然違いますね。
仕事の中でも色々な立場があります。社長、社員、上司、部下、先輩、後輩、ベテラン、新人、正社員、派遣社員、アルバイト…一つの会社でも様々ですが、他にも業務委託や協力会社などもあるとさらに違ってきます。
以前働いていた業界では人の動きが多く、元請の会社へ出向し、出向から戻っては別のセクションに異動していました。協力会社のときには元請会社に提出する報告書類作成を行い、元請会社では協力会社に工程管理等を行っていましたが、それぞれの位置に立って初めてその事情や苦悩がわかりました。視点が変わることで気づくこと、裏を返せば視点が変わらなければ気づかないことが多いと感じます。
視点を変えるということは想像だけでは足りず、経験も必要となってきますが、位置が異なることで考えも変わるということはよく理解しておきたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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42周目:「過去からの発見」
43周目:「年末年始のリフレッシュ」
44周目:「良いモノ探し」
45周目:「ヒーローの定義」
46周目:「食事を通じて身心を清める」
47周目:「ちいさなアピール」
48周目:「蝉の耳障り」
49周目:「舩井フォーラム2017ありがとうございました」
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