船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる
このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。
名前:南方 幸一
私には、2歳、4歳、6歳の子どもがいます。
3人の子どもは、毎日のようにタブレット端末からYouTubeやゲームに明け暮れています。
そのきっかけは、帰省で長時間電車に乗った時に騒がないようにするために、タブレットでYouTubeやゲームを見せたことでした。
目を離すと、いつの間にか隠しておいたタブレットを見つけ出し、かじりついている様子を目にして心配をしていました。
そんな時に「やってはいけない脳の習慣」(青春新書)という新書を手にしました。
こちらの新書では、仙台市の公立小中学校に通う全生徒を対象にした学力と生活習慣の調査結果が紹介されていました。
衝撃的だったのが、勉強時間が「2時間以上」でスマートフォン使用が「4時間以上」の場合と勉強時間が「30分未満」でスマートフォン使用を「まったくしない」場合では、勉強時間「2時間以上」の子の方が成績が悪いという結果になったのです。
LINE等の通信アプリを使っている場合には、もっと顕著に悪くなってしまうのです。
では、なぜ2時間の学習効果が消えてしまうのかというと、まだ仮説の段階ですがスマートフォンを長時間使用すれば、ゲームやテレビを長時間視聴した後のように「前頭葉の活動低下」が引き起こされるのではないかと述べられていました。
その結果、学習効果が失われてしまうのではと考えられると言われていました。
LINEの場合には、「前頭葉の活動低下」とともに、LINEの機能である「既読」機能や「通知音」が集中力の低下を招くと結論づけていました。
これは、子どもだけでなく大人に関しても言えることだと思います。
最近では、ビジネスにおいてもスマートフォンやLINEを使うことが普通になってきており、働き方改革で時間当たりの生産性向上が求められている中でLINEを使っていたら、能率が落ちるかもと考えると、仕事でのスマートフォンやLINEの使い方も工夫が必要だと思いました。
こちらの新書にはこれ以外にも、脳のやる気スイッチ「線条体」を活性化する方法なども書かれていますので、子育て中の方には参考にしていただける本だと思います。
63周目:「プラス発想でコツを学ぶ」
64周目:「ありがとうの奇跡」
65周目:「最近の株式市場に思う」
66周目:「薬を飲むのも抜くのも自己責任」
67周目:「憧れの林原健先生との出会い」
68周目:「LINEがこれからのシニアのコミュニケーションツール」
69周目:「舩井幸雄が秘書に教えた文章の書き方」
2019.10.30: 自然の秩序維持機能と人類の行方
2019.10.29: 未来を変える「政木フーチ」
2019.10.28: 毎月10日は糖化の日
2019.10.25: 秋になって思い出すこと
2019.10.24: SDGsとエコバック
2019.10.23: 今を生きる
2019.10.21: 〜理想の上司を目指して〜
2019.10.18: 経済、経営、金融、投資は「先行指標」を見て動くのが鉄則!?
2019.10.17: ダイエットについて
2019.10.16: <二十四節気 寒露・七十二候 鴻雁来>に思う
2019.10.15: 逆境にくじけるな
2019.10.11: ノーサイド
2019.10.10: 自己理解と他者理解を深めるためのとっておきのツール
2019.10.09: 見守るということ、、、
2019.10.08: 自分の役割を大切に思う
2019.10.07: やってはいけない脳の習慣
2019.10.04: 花粉症方にオススメな「宮古ビデンス・ピローサ」
2019.10.03: 武田信玄から学ぶこと
2019.10.02: 火山大国ニッポン!南海トラフ大地震と富士山
2019.10.01: 手から手に