船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井本社グループスタッフによるコラムページです。 「これからは“本音”で生きるのがよい。そのためには“本物の人間”になることが大事」という舩井幸雄の思想のもと、このページでは、社員が“本物の人間”になることを目指し、毎日の生活を送る中で感じていること、皆さまに伝えたいことなどを“本音ベース”で語っていきます。

■スーパーシティ法案の落とし穴
安倍政府がこれまで三度も未審議でとり下げられたスーパーシティ法案（国家戦略特区法改定案）が参院本会議で審議入りされ、先月末に可決されてしまいました。

スーパーシティ法案は、さまざまな個人情報の取り扱いなどに関する規制緩和を国が主導で押し進めてきました。

規制緩和によって収集対象となるデータは、移動（自動走行、交通量管理・駐車管理など）、物流（自動配送、ドローン配達等）、支払い（キャッシュレス）、行政（オンライン化）、医療・介護、教育（AI活用）、エネルギー（水の自動管理）、環境（ゴミ収集）、防災（緊急時のエネルギー供給、防災システム）、防犯（ロボット監視など）にまで及び、私たち各人の日常生活全般における行動情報が行政機関や民間委託企業に筒抜けになる可能性があり、私たちの個人情報を悪用される危険性があるという問題は解決されていません。

これをするために欠かせないのが5Gによる通信技術なのです。

▼NECのリアルタイム顔認証ソフト
日常のいたるところで監視される社会になります！
https://twitter.com/BABYLONBU5TER/status/1264577031892692993?s=20


問題なのは、私たちの知らないところで生体認証により監視されたり、個人情報の提供に同意しなければさまざまな生活サービスが受けられなくなるということです。

最先端のIT技術を使って住民の利便性を図ること自体は否定しませんが、これはその地域で暮らす地域住民が考えることであって、そもそも今回のスーパーシティ法が、事前に住民の合意を得ているわけでもなく、十分な審議もされないまま、結論ありきで法案が可決され、問題や危険性のあるものを政府に押し付けられることが問題なのです。

病歴、買い物履歴、銀行口座、検索履歴、行動履歴などといったプライバシーや人権が
政府をはじめ、誰かに筒抜けになるんです。

森ゆうこ議員や福島みずほ議員が個人情報保護の観点からスーパーシティ法案について「どうやって住民同意を取るのか？」と質問していましたが、「勉強不足でわからない」という政府答弁・・・。検察庁法改正案を提出した時と同じで、先に法案を成立させて、足りない点や問題点は後付けでやるという状態です。

さらに、これまで政府が先進モデルとしてきたカナダ・トロントの「スマートシティ開発」は、住民による猛反発にあって、事業を主導してきたグーグル系企業が撤退を表明しました。
カナダのスマートフォンメーカー・ブラックベリーの元ＣＥＯであるジム・バルシリー氏は
「監視資本主義の植民地化実験」であると指摘していました。


さらに、政府は新型コロナウイルスでの特別給付金支給で、マイナンバーが機能しなかったことをうけ、社会保障と税のマイナンバー制度について、国民とすべての預貯金口座情報を関連付けることを義務化しようとしており、来年の通常国会でマイナンバー法を含む共通番号制度関連法の改正を目指しています。

国民への監視が強まり、プライバシー権の侵害を懸念する反発も予想されるため、政府は「改正作業は世論の動向を見極めながら慎重に進めていく」としています。

そもそもマイナンバーの本当の目的は、国民の資金状況を把握し、徴税の強化を図るためだと言われていました。

さらに、影響力のある有名人がツイッターやYouTubeなどで配信する情報が、政権に都合の悪い内容だと、極めて恣意的な判断で排除する動きが最近目立っています。

政府はＳＮＳ対策費として多額の予算を計上しており、徹底的に監視し、圧力を強めています。明らかに言論の自由を脅かすものであり、言論弾圧が強まっています。

民主主義国家の基本は、言論の自由が保障されていることです。
政治の話題がタブー視されるようになってしまえば、民主主義国家ではなくなってしまうのではないでしょうか？

今の日本は、超監視国家へむけて舵を切っているということをよく理解して、私たちが賢くならないといけないのではないかと考えております。


２周目：「新しく正しい時代を築いていく」
５周目：「属国日本の現状」
７周目：「本物について」
９周目：「小沢氏がつくった「新政研」」
１１周目：「現在の気象や地殻の大変化」
１３周目：「米債務問題について」
１４周目：「最近の自然の異変について」
２１周目：「食関連の偽装問題について」
２２周目：「児童相談所に関する問題」
２３周目：「携帯基地局の設置がもたらす恐怖」
２４周目：「仙臺四郎に学ぶ」
２５周目：「未来の新しいコンセプト＝麻」
２６周目：「志の高さが未来を切り拓く」
２７周目：「ゼロ磁場のエネルギーについて」
２８周目：「富の二極化」
２９周目：「現代人にとって必要なミネラル」
３０周目：「『長の十訓』を読んで」
３１周目：「ブルース・リーが遺した名言」
３２周目：「物質世界と精神世界」
３３周目：「おススメの書籍」
３４周目：「ヤマト人とは」
３５周目：「球界のエース大谷翔平の曼荼羅とは・・・」
３６周目：「２１世紀は水と微生物の時代」
３７周目：「伊勢神宮のしめ縄は麻、出雲は真菰（まこも）・・・」
３８周目：「波動・大自然の摂理とは・・・」
３９周目：「予防医学の新しい概念 “抗糖化” について」
４０周目：「常識は疑ってみる」
４１周目：「こうすれば喜ぶ、あなたの６０兆個の細胞」
４２周目：「麻とは？」
４３周目：「生命活動を支えている“マグネシウム”の働き」
４４周目：「握るだけで“統合された意識”へと導き、“意志を強化”する装置「ロゴストロンNigi」
４５周目：「握るだけで“統合された意識”へと導き、“意志を強化”する装置「成功している人の共通点」
４６周目：「現代人にとって必要な「マコモ」」
４７周目：「形而上学（けいじじょうがく）とは・・・」
４８周目：「形而上学から見た仕事とは」
４９周目：「〜マスメディアには載らない本当の情報〜　船瀬俊介＆山田豊文＆長典男 特別講演会！のご案内」
５０周目：「最近おこなっている習慣と不思議な現象」
５１周目：「「死」について」
５２周目：「相撲界が荒れると土地も荒れる！」
５３周目：「木内鶴彦さん講演会 ２０１８．１．２１（東京）」
５４周目：「アマゾンの万能薬「コパイバマリマリ」とは・・・」
５５周目：「『君たちはどう生きるか』語録」
５６周目：「持続可能な開発のためのグローバル目標」
５７周目：「日本にもやって来る徴兵制度」
５８周目：「自分だけの龍がつき運気が上昇する「カタカムナ・マイドラゴン」」
５９周目：「丸山修寛先生還暦記念！クスリ絵のパワー」
６０周目：「日本と真反対の国で今起きていること」
６１周目：「ガンの仕組みと最新療法について」
６２周目：「日本の水道が危機的状況に陥っている！」
６３周目：「東洋のシンドラー 杉原千畝（すぎはらちうね）」
６４周目：「3.11と原発事故」
６５周目：「日本は幸せな国なのか？」
６６周目：「「消費税」の引き上げ問題について」
６７周目：「丸山アレルギークリニック 丸山修寛先生のお話」
６８周目：「生物種の絶滅が驚異的なスピードで進んでいる！」
６９周目：「世界と日本の「食料廃棄」問題について」
７０周目：「火山大国ニッポン！南海トラフ大地震と富士山」
７１周目：「日本の「食」が危ない！」
７２周目：「インフルエンザワクチンよりも「日光浴」」
７３周目：「外国人が働きたくない国“日本”」
７４周目：「コロナウィルスの実態とに有効な対策法！」
７５周目：「5G と 新型コロナウイルスの意外な関連性とは・・・」
７６周目：「デイヴィッド・アイクによるこれからの世界情勢とは」