船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　皆さんこんにちは。（株）本物研究所の清水です。いつもながら毒にも薬にもならない、つまらない話ですいません。今回もふと思いついたことから書かせていただきます。

　毎週ではありませんが、月曜日の朝、私は甲府から始発の電車で出勤します。電車が来る１５分前に一番後ろのドアの場所に立ちます。そして必ず東京に向かって一番後ろ、右側の４人掛け席の窓側に座ります。途中駅で通勤特快に乗り換えるのですが、これもまた必ず一番後ろの車両の後ろから２番目のドアのところに並び、南向きに座るのです。
　特別にこだわりを持っている訳ではありません。でも何となくいつもの席についてしまうのです。どこも同じはずなのに何故か居心地が良いと感じるのです。
　こんな経験、皆さんにも少なからずあると思うのですが、いかがですか？

　こんなリタイアした人のような感覚だけではありません。いろんな場面において自分にフィットする場所、「居場所」ってあると思うのです。例えば、仕事においても。
　自分が意識せずに能力を最大限に発揮できる場所なり立場、空間。それはきっと、ある年齢がこなければ体感（実感）できないものかもしれません。ではどうしたら、その居場所を作れるんでしょう？　体感できるんでしょう？

　会社は常に「適材適所」を考えて人材を配置しようとします。これは自分にとって「周りから判断され、与えられた居場所」です。その与えられた場所を、自分の居場所にするには、船井会長も話されていますが、「天職発想」でただガムシャラに仕事をこなし、勉強していくしかないと私も思います。どんな困難な仕事でも、簡単な仕事でも、「Ｎｏ」という言葉を封印し、自分の持っている能力の全てと時間を駆使して考え、時には周りに助けられながら完成させていく。この繰り返しが大切な居場所つくりの土台となっていることを認識しましょう。
　時には大きな挫折にぶつかることもあります。めげない！めげない！自分を大きく飛躍させる絶好のチャンスです。下を向いている暇はありません。前進あるのみ！
　多くを体験できればそれだけ早く、「居場所」の存在に気づくかもしれません。

　そして、いつの日か突然、人財となり、生き生きと、そして心地よく仕事をしている、「居場所」を見つけた自分を発見されることと思います。

　始発電車の座る位置から、こんな話になってしまいました。私らしいのか、らしくないのか。今日は柄に似合わないことを書いてしまいました。ごめんなさい。


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１周目：「幸せを呼び込むＣＤ　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
２周目：「取材の是非　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
３周目：「「脳」にご用心！　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
４周目：「「ありがとうございます！」　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
５周目：「喫茶店にて　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
６周目：「ある夏の日の感動　（テーマ：私が最近ビックリしたこと）」