船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　皆さんこんにちは。この度の船井幸雄オープンワールドでは、お足元の悪い中、全国各地よりお越しくださいまして誠にありがとうございました。
　私は今回のオープンワールドで、飛天会場の運営に携わっておりましたが、その中で感じたことを紹介させていただきます。

　それは、今回会場提供いただきました「グランドプリンスホテル新高輪／高輪」の「スタッフ」の皆さんです。
「明るく」「爽やかに」しかも「自信」に満ち溢れた「行動」と「対応」に大変感心し、感動いたしました。
　ご存知の通り飛天会場は２，３００席という大規模な会場で、最も運営上大変な部署の一つです。しかも、瞬時に起こる予定外の対応も多く、マニュアルが通用しない事態も起こり得ます。
　その様な状況で我々を影で支えてくださったのがホテルスタッフの皆さんでした。

　最初に驚いたのは、前日準備の際、２，３００もの席を寸分のズレもなく整然と設置する念入りの作業風景です。１０名ほどのスタッフが慎重に、且つテキパキと心を合わせて動く姿に感心し、作業終了後の完璧に完成された会場には、鳥肌が立つほどの感動を覚えました。
　また、飛天会場入り口には段差があり、つまずいたり転んだりする危険性がありました。
　その際、我々スタッフの人員が足りないことを察して「私がお声掛け致します」と、代わりにお客様に注意を促すよう対応してくださいました。
　そしてもう一つご紹介したいエピソードは、会場出口での対応です。
　講演中は会場後方の扉一枚が出口となりますが、まるで自動ドアのごとく絶妙なタイミングとスピードで開閉させるホテルのスタッフの動きです。
　スタッフは会場の外に立っていましたので、お客様がいつ退場なさるか分かりません。しかしそのスタッフは、お客様が数ミリ扉を押した瞬間にスッと扉を開け、笑顔でお客様を見送っておりました。これはあまり気づかなければ何気ない動作ではありますが、常に扉へ意識を集中し、お客様の側に立って行動し続けるからこそできる「見えないファインプレー」だと、一人で感動しておりました。

　ザ・リッツ・カールトン・ホテル日本支社長高野登氏の著書「サービスを超える瞬間」（かんき出版刊）にもございましたが「お客様が言葉にされない願望やニーズを先読みしてお応えする事」の地道な積み重ねでスタッフの品格が形成され、「グランドプリンス新高輪／高輪」のブランドが構築されてきたのだと感じております。

　私も船井幸雄グループの一員として、グループのブランド構築に貢献できるよう、なお一層の努力をして参ります。

　ありがとうございました。


１周目：「ほんものとは？　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
２周目：「私のストレス解消法」
３周目：「本物を知ろう　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
４周目：「本物コンサルタントへの道　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
５周目：「子どもたちが危ない！！　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
６周目：「真心の贈りもの　（テーマ：仕事をしていて感動したこと）」


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