船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　皆様こんにちは。（株）船井本社の兒玉裕子です。普段は主に熱海での船井会長の秘書業務と、にんげんクラブ会報誌やブログの執筆などを担当しています。
　
　さて、９月２９日、３０日と船井幸雄オープンワールド（にんげんクラブ全国大会）がありました。
　あいにくの雨でお足元の悪い中、たくさんの方々にお集まりいただきまして、誠にありがとうございました。たくさんの幸せそうな顔のお客様にお会いすることができて、とてもうれしく思いました。

　この二日間で最も印象に残ったことは、やはり二日目の船井会長の講演でした。

　「これだけ多くの良い思いの方が集まってくださったから、今ここから１００匹目の猿現象が起こせるのではないか、どうか皆様の力で１００匹目の猿現象を起こしてくださいませんか、お願いします」と船井会長が言い、えいっと気合をかけた後は、明らかに、何かが変わったような気がしました。

　体がポカポカと温かくなって、なぜだか優しい気持ちになりました。それと同時に、全身の力が抜けたような気もしました。

　頭頂のチャクラを一時的に開く、と会長が言っていたのですが、そのおかげかはわかりませんが、なんだか思考が止まったような気がしました。頭で考えないで、心臓で物事を考えるとはこういうことかな、と思いました。

　優しい気持ちになったのは良いのですが、ちょっと困ったことに、それからしばらくは先輩から仕事の指示を出されても、何のことをしゃべっているのかわからなかったり、会長を駅の改札までお見送りに行った後にすべての荷物を車に忘れ、手ぶらで帰ってきてしまったり、会場で出会った古くからの友人の名前が全然思い出せなかったりと、とにかくボケっとしてしまいました。
（ちなみに、この日の夜中に熱海市では震度４の地震があったのですが、それすら全く気がつかないで寝ていたほどボケていました。）

　その後は、今のところあいかわらず少しボケッとしながら過ごしていますが、ひとつ不思議なことは、なぜだか「怒り」の感情が素直に出るようになったことです。
　今まで私は、どんな失礼なことをする人に対しても、「包み込み」をしなければ、と自分なりに思い、たとえ心の中ではカンカンに怒っていても、心にその思いを溜めこんで相手に気づかれないように接する、ということが多くありました（そんなことないだろう、とお思いの私の友人、知人の方、ごめんなさい（笑））。怒るという感情が出るのは、自分の修行が足りないからだろう、と思っていたからです。

　しかし、怒りを静めることと、感情を溜め込み、感じたことを相手に伝えないことは、違うことです。昨日の講演を聞いてからは、失礼なことをする人に対しては、一応はやんわりと笑顔で接しますが、不愉快に感じたことを正直に伝えるようになりました。そのほうが、結局自分のためにも、相手のためにもなり、心から「愛情」を持った行動のように思えたからです（もちろん相手の人間性を否定するような伝え方はしないよう努力します（笑））。

　今のところ、まだ少ししか時間がたっていないため、私なりの変化はこのくらいですが、この小さな変化が、後にはどんどん大きな変化になっていくのかもしれません。
　講演の聴かれた皆様方にも、何かしら自分では気づかない変化があるのでは・・・・と思い、私なりの変化をこの場でシェアしてみました。

　今後は、他人のためにも自分のためにも、世の中にとって良いと思うことだけをやり、悪いと思うことはやらない。会長の「えいっ！」と気合いを入れた瞬間は、その決意の、大きなひとつのきっかけとなりました。

　これからは、祈りと念が大きなパワーを持つ時代だと言われます。

　思いの力は、自分で想像もつかないほど、大きな力を生み出すことがあります。
　良いことだけを思い、悪いことはなるべく思わないよう、気をつけながら毎日を過ごしたいと思います。
　また、世界中のすべての人が、笑顔で過ごせるような地球をつくりたいと、これからも毎日祈ろうと思いました。


１周目：「仕事を趣味にできるコツ！？　（テーマ：私からみた船井幸雄）」
２周目：「あたりまえの習慣を、あたりまえにできる秘訣は　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
３周目：「人間は自分の体験を通してしか、物事を理解できない　（テーマ：船井会長から学んだこと）」
４周目：「電磁波過敏症の方のテレビ取材を見て感じたこと　（テーマ：私から皆さまにお伝えしたいこと）」
５周目：「夢日記をつける　（テーマ：ひそかに続けている私の習慣）」