船井幸雄グループ社員の、日々もの思い、考へる

このページは、船井幸雄グループスタッフによるコラムページです。
日々仕事をする中で感じていることなどを自由に語ったページです（このページでは、便宜上、船井幸雄を“船井会長”と呼び、敬語表現を使わせていただいています。ご了承ください）。

　私は（株）本物研究所で、本物商品をともに広めてくださる販売店様のご支援を担当しております。

　気がつけば６月。衣替えの季節となりました。季節の変わり目は体調を崩される方も多いですから、どうか皆様もお気をつけください。

　先日、朝の満員電車でふと中吊り広告へ視線を送ると、大変に興味深い言葉が飛び込んできました。

　「子どもに薬が効かない・・・」

　電車を降りた私は、そのまま書店へ。早速その雑誌を購入しました。

　抗生物質の乱用により高度な耐性菌が出現し、抗生物質が効かない子どもたちが急増している。欧米では、８０年代後半から抗生物質の使用抑制策を国が次々と打ち出し、法規制や国立の感染症対策部門が乱用を禁止する勧告を出すなど対策が進んでいる。一方、日本は医学界の各分野別にようやく動き始めたばかり（朝日新聞WEEKLY AERA, No.25）という。

　日本では多くの抗生物質が使用されているのが現状のようです。
　私の妻もまるでおやつを食べる（？）ように抗生物質をのんでいる一人です。
　なぜこれほどまで日常に抗生物質が乱用されるのでしょうか？
　風邪でも下痢でも、まず病院で処方されるのは抗生物質だからです。
　「抗生物質信仰者」はこのように誕生したようです。

　では、どのように抗生物質乱用から「自衛」をしたら良いのでしょうか。
　記事では、以下のように紹介されています。

　「まずは風邪などで抗生物質をむやみに欲しがらない。処方前には慎重な検査を受け、何の菌に効くための抗生物質なのか質問する。大事なことは、処方された抗生物質は用法を守って最後まで飲みきること。途中で止めると原因菌が死なず、耐性菌化する可能性が高いからです」と。

　医療を活用するのも自己責任のようです。
　私は、抗生物質に対し盲目に頼るのではなく、それをうまく利用するよう心がけ、自分の健康は自分で守る意識で生活して行こうと思いました。

　皆様もこれを期に、この問題について考えてみていただけましたら幸いでございます。

　ありがとうございました。


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